dカードGOLDの特典は?他のゴールドカードとの年会費の比較も

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ゴールドカードには主に「年会費のかかるタイプ」と「無料のタイプ」があります。ドコモが発行しているdカード GOLDは年会費のかかるタイプですが、特典も多く、買い物や各種支払いに利用できるdポイントを有利に貯められるなどのメリットがあります。

そこでこの記事では、dカードGOLDを検討している方向けに、特徴やメリット、他のゴールドカードと比べた際の強みについて詳しくご紹介します。dカードGOLDの特典内容を知りたい方や、dカードGOLDをすでにお持ちの方も参考にしてみてください。

※本記事は2020年11月8日現在の情報を基に執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。

目次

  1. dカードGOLDの特徴
    1-1.dポイントの還元率が大幅アップ
    1-2.年会費11,000円
    1-3.海外でも利用可能
    1-4.電子マネー「iD」を使用可能
  2. dカードGOLDのメリット
    2-1.年会費が比較的安い
    2-2.dポイントが貯まりやすい
    2-3.ドコモユーザーに嬉しいおトクな付帯サービス
  3. dカードGOLDのデメリット
    3-1.利用可能枠がわからない
    3-2.ドコモユーザー以外にはメリットが乏しい場合もある
  4. dカードGOLDの特典一覧
    4-1.dカードGOLD入会&利用特典
    4-2.年間利用額特典
    4-3.dポイント関連の特典
    4-4.dカードケータイ補償
    4-5.お買い物あんしん保険
    4-6.カードの紛失・盗難の補償
    4-7.VJデスク(旅のサポート)
    4-8.海外緊急サービス
    4-9.海外旅行保険
    4-10.国内旅行保険
    4-11.空港ラウンジ
    4-12.海外レンタカー
    4-13.その他
  5. まとめ

1 dカードGOLDの特徴

dカード GOLD

NTTドコモではdポイントというポイントサービスと紐付いたクレジットカードである「dカード」を発行しています。最大24回までの分割払いに対応しており、リボ払いやキャッシングも可能です。利用実績によって利用限度枠が定められるため、収入や利用の仕方によって様々な状況に対応できるのが特徴で、NTTドコモとの契約が無くても取得・利用することができます。

dポイントは、様々な店舗・サービスと提携しているため貯まりやすいのが特徴です。そして、dカードGOLDはdカードの上位カードとして、下記のような様々な特典が強化・追加されており、使いやすいクレジットカードとなっています。

1-1 dポイントの還元率が大幅アップ

dカードGOLDでは、通常のdカードと同じく利用金額の1%のdポイントが還元されるほか、特約店でさらに特約店ポイントと呼ばれる追加のポイント付与を受けることができます。

また、dカードGOLDでは、ドコモのケータイやドコモ光の利用料金1,000円につき100ポイントが還元されます。通常のdカードでは、1,000円につき10ポイントの還元となるので、10倍のポイント還元率となります。

通常のdカードもポイント還元率の高いカードとなっていますが、dカードGOLDはさらにポイントが貯まりやすくなっているのが特徴です。

1-2 年会費11,000円

dカードGOLDの年会費は税込で年間11,000円です。ゴールドカードの中には年会費がかからないタイプもありますが、dカードGOLDは年間の利用額に応じてクーポンが配布されるなどの特典が付いてきます。

1-3 海外でも利用可能

dカードでは、Visa、MasterCardといった国際ブランドと提携しているため、海外でも利用することができます。海外出張の多いビジネスマンや海外旅行によく行く場合に使いやすくなっています。

1-4 電子マネー「iD」を使用可能

dカードGOLDには電子マネー「iD」が付帯しているため、チャージしておくことで各コンビニや自動販売機など様々な場所でタッチ決済やケータイ決済が可能になります。dポイントでは、iD支払いによって特典が受けられるキャンペーンなども実施しています。

2 dカードGOLDのメリット

dカードGOLDは、他社のゴールドカードと比べてどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

2-1 年会費が比較的安い

dカードGOLDの年会費は11,000円ですが、他のメジャーなゴールドカードと比較すると安めの価格設定です。

例えば、アメリカン・エキスプレスのゴールドカードの年会費は31,900円で、航空系のJALゴールドカードでは17,600円、ANAのゴールドカードでは15,400円となっています。

三井住友ゴールドカードやJCBゴールドカードなどの国内信販系では、同等の11,000円が多く、これよりも安いゴールドカードは基本的に銀行系のカードになります。

dカードGOLDの年会費は、非金融系のゴールドカードの中では安めなものの、特典内容は充実している点が強みとなっています。

ゴールドカードの年会費

カード名 年会費
dカードGOLD 11,000円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 31,900円
ダイナースクラブカード 24,200円
JALゴールドカード 17,600円
ANAゴールドカード 15,400円
JCBゴールド 11,000円
三井住友カード ゴールド 11,000円
楽天プレミアムカード 11,000円

2-2 dポイントが貯まりやすい

dカードはもともとポイントを貯めやすいカードとなっており、その上位カードであるdカードGOLDではさらにポイントが貯めやすくなっています。

クレジットカードによるポイント付与は、基本的に利用金額100~200円に対し1ポイントです。一方、dカードのポイント還元率も1%ですが、dカードの提示でポイントが付与されたり、特約店ポイントというポイントが付与されたりするため、利用金額の1~5%のポイント還元率となります。店舗のキャンペーンによっては10%以上になることもあります。

また、ドコモの携帯電話・通信サービスの利用金額に対しては1,000円につき100ポイントが還元されるため、クレジットカードの中でも特に高いポイント還元率となっています。

dポイントは効率よく獲得できるだけでなく、実際に多くのお店での支払いやプレゼントとの交換などに利用できることも強みです。使いやすいポイントを効率良く貯められることから、ポイ活をする方にも向いています。

2-3 ドコモユーザー向けの付帯サービス

dカードGOLDでは、空港ラウンジ利用や旅行保険、トラベルデスク、ショッピング補償などゴールドカードとして必要十分な付帯サービスがあるほか、ドコモユーザー向けの付帯サービスがついています。

例えば、ドコモのサービスの利用金額に対するポイント付与や、ドコモの携帯電話の紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損)の際に、再購入のための費用を10万円まで負担してくれるケータイ補償サービスなどです。通常のdカードでは1万円までの補償となりますが、dカードGOLDでは10万円までなので、多くのケースで全額補償が可能です。

3 dカードGOLDのデメリット

dカードGOLDにはどのようなデメリットがあるのか、他社との比較で考えてみましょう。

3-1 利用可能枠がわからない

dカードでは、基本的に利用可能枠を明確にしていません。そのため、自分がいくらまで利用できるのかがわからず、予定していた買い物ができない可能性もあります。

他社ゴールドカードでは200万円までの利用可能枠として、その枠内で個人の利用額を設定しているカード会社も多いのですが、dカードでは大きな枠組みも提示されておらず、利用状況や過去の実績から利用可能な金額を設定する仕組みになっています。そのため、高額の買い物を考えている場合や、家族カードの利用などを考えている場合は注意も必要です。

3-2 ドコモユーザー以外にはメリットが乏しい場合もある

ドコモユーザーにはサービスも豊富なdカードGOLDですが、ドコモユーザー以外にはメリットが乏しくなる場合もあります。dポイントは様々な場所で使うことができ、特約店も多いのですが、他社のポイントサービスに対応している場合も多くあります。

ドコモユーザーでなく、メインのポイントサービスがdポイントでもない場合、年会費11,000円を支払う代わりの恩恵が少なくなる可能性もあります。

4 dカードGOLDの特典一覧

それではdカードGOLDの特典内容について詳しく見ていきましょう。

4-1 dカードGOLD入会&利用特典

dカードGOLDでは、入会時にキャンペーンで利用特典がつきます。1,000ポイントのdポイント(期間・用途限定)付与や、対象期間中のショッピング利用金額の25%のdポイント(期間・用途限定)還元などのメリットがあります。

そのほかにも、特定の紹介サービスからの入会でポイントバックがあったり、店舗で入会する場合、商品のプレゼントを貰えたりすることもあります。

4-2 年間利用額特典

前年の利用額累計が、100万円(税込)以上、200万円(税込)以上の場合、それぞれ11,000円相当、22,000円相当の割引クーポンが貰えます。上手に使い切ることができれば、それだけで年会費を回収することも可能です。

4-3 dポイント関連の特典

dカードGOLDでは、ポイント関連のキャンペーンや、特約店利用によって買い物金額の2~5%のdポイントを獲得できます。また、ドコモの携帯電話・通信サービスを利用している場合、1,000円につき100ポイントが付与されます。また、ショッピングモールによっては最大10%を超えるポイント還元もあります。

その他、dポイントクラブ内で開催される様々なキャンペーンやアンケート、イベントへの参加により、買い物をせずにポイントを獲得することも可能です。

4-4 dカードケータイ補償

dカードケータイ補償とは、利用中の携帯電話端末が偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となった場合、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末を購入する際に費用の一部を補償するものです。

GOLD会員の場合、購入後3年間の携帯電話に対して適用され、さらに購入時の補償額も最大10万円となっています。

4-5 お買い物あんしん保険

インターネットショッピングや通信販売などで、dカードを使って購入した商品に盗難や破損などがあった場合、保険金が支払われます。保険金は年間300万円までで、損保大手の東京海上日動が対応してくれます。

4-6 カードの紛失・盗難の補償

カードの紛失や盗難などがあった場合に、補償対応を行うというものです。紛失・盗難の届け出日の90日前から無期限で対応し、被害額を補償してくれます。

4-7 VJデスク(旅のサポート)

世界各地で日本語スタッフが旅行をサポートしてくれるサービスを利用できます。レストランや観光地の案内や、ガイド・通訳の手配、緊急時の対応のサポートなどして貰えるので、海外旅行の際に便利です。

4-8 海外緊急サービス

海外でクレジットカードの紛失・盗難などがあった場合、そのカード利用を差し止め、緊急で利用できる暫定的なクレジットカードを発行して貰えます。

4-9 海外旅行保険

海外旅行中のケガや病気による治療費や損害賠償などをサポートする保険で、保険金は最大で1億円まで対応して貰えます。

4-10 国内旅行保険

国内での旅行中、不慮の事故や航空機の遅延などで生じてしまった損害に対して保険金が支払われます。最大5,000万円まで対応して貰えます。

4-11 空港ラウンジ

国内・ハワイの主要空港で当日の航空券の半券とdカードGOLDを提示するとラウンジが無料で利用できます。

4-12 海外レンタカー

dカードGOLDの提示により、世界最大のレンタカーネットワークであるハーツレンタカーのレンタカーを割引料金で利用できます。

4-13 その他

家族カードの作成は1枚目が無料、2枚目からは1,100円(税込)で可能です。また、dカードGOLDでは、専用のサポートデスクや、アプリやメールによって各サービスの案内やキャンペーンを通知するサービスを提供しています。

このほか、資産運用や投資が手軽になるロボアドバイザーサービス「THEO+docomo」を利用する際、運用手数料の35%割引を受けることができます。

まとめ

dカードGOLDは買い物によるポイントの還元率が高く、貯まったポイントも使いやすい上位クラスのクレジットカードです。11,000円の年会費はかかるものの、見返りとして用意されている特典内容は豊富で、特にドコモユーザーやdポイントユーザーに向いています。

ゴールドカードに入会する際は、自身のライフスタイルや特典内容をよく比較して検討しましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 クレジットカードチーム

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