ノルウェー政府系ファンド 投資先企業に人的資本の情報開示を要請
世界最大級の政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金(GPFG)」の運用を担うノルウェー銀行インベストメント・マネジメント(NBIM)は8月17日、投資先企業の取締役会に対し、人的資本について情報の開示をもとめると発表した。「人への投資」が価値創造と収益性の観点において重要性を増している。NBIMは、人的資本へ戦略的に投資することが、長期的にもっとも収益性を高めると確信している。
世界最大級の政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金(GPFG)」の運用を担うノルウェー銀行インベストメント・マネジメント(NBIM)は8月17日、投資先企業の取締役会に対し、人的資本について情報の開示をもとめると発表した。「人への投資」が価値創造と収益性の観点において重要性を増している。NBIMは、人的資本へ戦略的に投資することが、長期的にもっとも収益性を高めると確信している。
さまざまな業界でESGをふまえた経営の実践が試みられている。投資の世界においても、いまやESG(環境・社会・ガバナンス)投資は世界の潮流となっている状況だ。今回はその分野のグローバルリーダーにして世界最大級の政府系ファンドである「ノルウェー政府年金基金(GPFG)」を中心に、近年急速に広がっているダイベストメント(#1)の動きを紹介したい。