株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「Unicorn(ユニコーン)」を運営する株式会社ユニコーンは、株式会社ZUUと12月20日付で資本業務提携を行う。
ユニコーンのプラットフォームの運営とZUUのオンライン金融プラットフォームの構築や組織コンサルの提供などそれぞれの強みを生かし、新たなソリューションにより起業家・企業向け支援システムを強化することを目的に掲げる。ZUUはユニコーンの第三者割当増資を引き受け、またユニコーンの既存株主から株式を譲り受けることにより(12月18日譲渡予定)、ユニコーン株式の保有割合は発行済株式数の49.13%となる。
ユニコーンは2019年2月から第一種少額電子募集取扱業者として株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「Unicorn(ユニコーン)」の運営を開始。5万円から投資でき、株主優遇や定期的なIRなど利便性の高いサービスが特徴で、第1号案件から目標募集額5000万円(上限募集額5750万円)を達成したのを皮切りに、順調に実績を重ねている。提携後は2社の事業運営のノウハウを共有することで、相互の顧客紹介やユーザーの獲得、月間400万人超が利用する経済・金融情報サイト「ZUU online」の活用によって、双方の事業収益の拡大を図る。
ユニコーンではユニコーン企業を目指す起業家向けに、ビジネスプラン作成支援やフィジビリティスタディなどのトータル支援プログラム「ユニコーンインキュベーションプログラム」や「企業成長丸ごとサポート」を提供しており、今後はZUUの「鬼速PDCAシステム」といった事業と連携することで、起業後も高成長を生み出す組織づくりを支援。「起業家・企業向け各種支援プログラム提供事業の分野においても両社の強みを生かすことができる」と意欲を示す。
一方、ZUUはフィンテック・プラットフォーム事業の運営やフィンテック化支援サービスを提供しており、今年10月17日から融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)事業を提供する株式会社COOL SERVICE、株式会社COOLをグループに加え、ソーシャルレンディング事業へ参入。ユニコーンとの資本業務提携で、株式投資型クラウドファンディング事業へも領域を拡大する。
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【関連ページ】Unicorn(ユニコーン)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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