社債投資サービス「Siiibo」が400Fと連携。多様な企業の社債への投資機会を創出

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社債発行・購入プラットフォームを運営するSiiibo証券株式会社と、お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)が連携する。400Fのユーザーの中で、未上場企業を始めとする多様な企業の国内社債への投資に関心があるユーザーに対し、Siiibo証券のサービスを紹介するもの。個人投資家がオンラインで、未上場企業をはじめとする多様な企業の社債への投資機会を創出する狙い。8月16日、両社が発表した。

両社は「資産運用には分散投資が重要だが、これまでは国内債券の選択肢が限られていた。社債はインカムゲイン型(保有することで継続的に一定の利益を得る)の投資商品のため、比較的リスク・リターンが明確な選択肢になる」と説明。「国内社債をポートフォリオに組み込むことで、より柔軟にリスク・リターンの比率調整ができるようになる」としている。

なお、社債の利子に対しては分離課税が適用される。企業に直接投資できるため、間に入る事業者のリスクを取る必要がなく、社債購入を通じて企業を直接応援することも可能だ。

「コロナ禍で、金融業界の営業のあり方はこれまでのような対面や来店誘致などを行う前提から、スマホアプリやWebサービスなどへシフトし、オンラインによる資産運用相談のニーズも高まっている。オンラインでの資産運用サービスは若い世代にも広がった」と両社は連携の背景を説明する。新しい投資商品や長期運用手法に注目が集まると同時に、雇用・経済や投資環境の不確実性が高い分、分散投資・インカムゲイン型投資の重要性もますます唱えられるようになった。

両社が目指すのは「個人投資家へ新たな資産形成の機会の提供」、中でも「未上場企業を始めとする多様な企業の国内社債」の選択肢を強化することにある。

今年7月末時点で合計19万人以上のユーザーをかかえ、急成長中のお金の健康診断と、社債に特化した唯一のネット証券会社として、社債発行・購入プラットフォームを運営するSiiibo証券。両社のアセットを組み合わせることで、資産形成層に対して国内社債への投資の選択肢を拡大、市場の活性化に繋げられるか、続報を待ちたい。

【関連サイト】Siiiboサービスページ

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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