株式会社SBI証券は3月27日、同社および証券総合口座を提供するSBIグループの証券各社の総合口座が1000万口座を達成したと発表した。 グループの証券会社はSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO。日本証券業協会の会員273社の中で初の達成(同社調べ)となる。
新規口座開設数が急増している。「2019年に話題となった『老後2000万円問題』、その翌年からのコロナ禍における相場動向、『資産所得倍増プラン』に盛り込まれた『新しいNISA』への期待の高まりなどを受けた」と同社は事業環境を説明する。
さまざまなポイントやクレジットカードに対応した「マルチポイント戦略」「マルチカード戦略」など、独自の取組みも個人投資家の支持を集め、とくに直近の1年間では、SBIグループの証券各社の口座数は22年3月末の約845万口座と比べて約18%も急増した。
新規口座開設者のうち株式投資未経験者が80%超、20代・30代の若年層が過半を占めるなど、投資初心者や若年層の口座開設が増えており、個人投資家の裾野は大きな広がりをみせている。
また、口座数だけでなく預り資産残高および株式委託売買代金も大きく成長しており、22年12月末時点でそれぞれ前年同期比11.8%増の24.6兆円、前年同期比(第3四半期累計)9.8%増の128.5兆円と、いずれの経営指標もネット証券1位(同社調べ)となっている。
現在、NISAの抜本的な拡充などが盛り込まれた令和5年度の税制改正法案が国会で審議されており、「貯蓄から投資へ」のシフトを促し、家計の「資産所得倍増」を目指す政府の考えが示されている。同社は証券総合口座の獲得と合わせてNISA制度の普及にも積極的に取り組んでおり、23年4月以降も、NISA口座での取引デビューを応援するキャンペーンの実施を予定している。
【関連サイト】SBI証券 [PR]
【関連記事】SBI証券の評判・概要
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム (全て見る)
- 見守り市場に変革を。介護テックベンチャーがFUNDINNOで9/25募集開始 - 2024年9月20日
- 高速硬化性樹脂で日本の強靭化に貢献。日本総代理店がFUNDINNOで資金調達 - 2024年9月13日
- 子どもが安心安全に利用できるSNSアプリで事業拡大。運営ベンチャーがFUNDINNNOで8/31CF開始 - 2024年8月30日
- DMM株の評判は?メリット・デメリットやアカウント登録手順も - 2024年8月30日
- 採用のミスマッチ・入社後ギャップを解消するテックベンチャーがFUNDINNOで3度目のCF - 2024年8月29日