株式会社SBI証券は11月18日から新NISAでの投信積立の受付を開始する。同社のNISA口座を利用していれば、同日以降、現行NISA口座から引き継がれることとなる新NISA口座の投信積立設定の変更ができ、24年からの運用の見直しやクレカ積立設定金額の増額などが可能となる。
新NISAでは非課税投資期間が無期限となり、投資可能額・年間投資上限額の拡大や、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になるなど、利便性が大幅に向上する予定。同社は新NISAでの投信積立の受付のほか、投信積立の画面リニューアルや機能拡充も併せて実施、さらなる利便性の向上に努める。
リニューアルおよび拡充のポイントは①現行NISA/つみたてNISA口座があれば自動で新NISA口座が開設される②現行NISA/つみたてNISAで登録している投信積立設定を新NISA口座に自動で引き継ぐ③新NISA口座つみたて投資枠での投信積立で現金とクレカ決済の併用が可能になる――の3点。
積立設定機能では、新NISAの「成長投資枠」「つみたて投資枠」の選択肢が追加される。投信積立設定画面は現行のイメージを踏襲し、新NISAへスムーズな移行できるよう配慮。また、現行では課税口座や一般NISA口座での積立設定とつみたてNISAでの積立設定は別々の画面だったのに対し、新NISAでは画面を統一し、わかりやすくする。
同社は、19年12月から販売手数料を無料化している投資信託に加え、今年9月30日発注分から 「ゼロ革命」と銘打ち、国内株式売買手数料無料化を実施。国内株式売買手数料無料化に続き、新NISAでも ゼロ革命第2弾としてすでに無料化している国内株式や投資信託に加えて、米国株式(個別株)および海外ETFの手数料無料化を予定。サービス拡充と手数料の値下げでは国内のインターネット証券会社の中でも先駆的に動き続けている。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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