楽天証券株式会社は3月21日、投資信託の検索機能「投信スーパーサーチ」に新機能を追加する。楽天証券経済研究所ファンドアナリスト監修の「イチ押し条件」などによる検索、 お気に入り検索条件の保存ができるようになるほか、スマートフォンでもパソコンと同様の検索機能を利用できる。
新機能では話題のキーワードからワンクリックで対象銘柄を絞込みできる「注目キーワード」検索、 楽天証券オリジナル「ファンドセレクション」や「ファンドアワード」の受賞銘柄、 「ファンドスコア」上位の銘柄が検索できる機能を実装する。これらの銘柄は楽天証券経済研究所所属のファンドアナリストが厳選しており、自身で詳細項目の選択が難しい場合でも、簡単にプロの目線を取り入れた検索が可能になる。
選択した検索条件は保存できるようになるため、情報を探すたび検索条件を入力する必要がなくなる。検索条件は複数保存が可能で、用途に応じて使い分けもできる。現在は6カ月から5年の対象期間でトータルリターンやシャープレシオを用いた検索を、6カ月から20年(リターンは設定来)に対象期間を拡大。長期の運用実績での比較により、 投資経験が豊富な人、 長期投資を目指す人など、自身の投資目的にあわせて活用できる仕様とした。
今回の新機能を含めたすべての検索機能はスマホでもそのまま利用できる。現在、楽天証券では投資信託や「つみたてNISA」「iDeCo」などの取引がスマホに対応しているが、新機能搭載後は投信スーパーサーチでも検索から購入までスマホで行える。
同社では従来のアクティブトレーダーに加えて資産形成を行う若年層・投資初心者層が多く口座を開設しており、それに比例して投資信託の保有者数は約68.6%増、つみたてNISAの口座数は国内シェア29.0%になるなど、将来に向けた資産形成に投資信託を活用する人が増えている。新機能の追加は、自身で投資信託の銘柄選択が、より便利に行えるよう配慮した。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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