楽天証券株式会社は4月5日、2021年3月の月間新規口座開設数が25万529となり、サービス開始以来初の25万超、過去最多となったと発表した。1月から3月に口座を開設した人の68%が30代以下、45%が女性、75%が投資初心者という内訳で、資産形成を目的とした顧客層の拡充が進んでいる。
同社は1999年に日本で初めてオンライン専業の証券会社としてサービスを開始。近年は楽天グループの一員として「楽天エコシステム(経済圏)」の強みを活かした各種サービスの拡充を行っており、20年の新規口座開設数は主要ネット証券のauカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券と比較して、3年連続で業界最多となった。
21年は、老後資金への興味関心やコロナ禍での環境変化に加え、日経平均株価が約30年ぶりに3万円を超えるなど株式市場への注目も高まっており、証券会社の口座開設数も増加傾向にある。同社は、取引やサービスのオンライン利用だけでなく、セミナーやYouTubeでの情報発信の強化、口座開設のオンライン完結化などに注力してきた。口座開設数の増加もこうした取り組みの結果と見ている。
「今後も『資産作りの伴走者』として、これから資産形成を始める投資初心者からアクティブトレーダーまで、幅広いニーズに応え、さらなるサービス拡充で『長く付き合いたい証券会社』として選ばれるよう努めていく」と意欲を示す。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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