株式会社Siiibo(シーボ)は4月5日から、社債の購入をオンライン上で完結可能な新規サービス「シーボ」で法人投資家口座開設の受付けを開始した。個人投資家(2021年3月開始)から対象を拡大、企業や資産管理会社、ファミリーオフィスなどを通じた投資活動を希望する人も、投資家登録を行える。「社債購入を通じ、利息収入を得るだけでなく、個性的な企業との直接の繋がり構築、ひいては事業提携等のきっかけとなる可能性もある」と推している。
シーボは証券会社が運営する、社債に特化した国内唯一のオンラインサービスで、「定期社債」をはじめとする各種社債商品を提供する予定。定期社債は、定期的(6ヶ月毎)に「そのまま保有」または「中途換金」を選択できる社債。社債の利息が得られるだけでなく、「いざという時は換金したいが、普段はほったらかしたい」というニーズに応える。
また、「少人数私募」の仕組みを活用した社債であるため、顧客自身の関心や希望条件に基づき、社債発行企業からの勧誘対象に選ばれるようになっているのが特徴。事前に投資家登録を行い、プロフィール入力を充実させることで、企業とのマッチングが行いやすくなる仕組みだ。
同社は今年3月12日付で日本証券業協会に加入。同日から社債の購入をオンライン上で完結可能な新規サービスとして、シーボでの口座開設受付を開始している。
「日本には、インカムゲイン型商品(一定の金利が継続して入る商品)の需要が強いが、個人が購入可能な国内債券は主に国債や一部大企業の社債、仕組債などの複雑な商品に限られている。国内債券は、分散投資の基本となる伝統的4資産(国内株式、国内債券、海外株式、海外債券)の一角。分散投資の重要性が広く語られるようになってきているも関わらず、国内債券の選択肢が日本には不足している」と同社。「自由・透明・公正な直接金融を創造する」をミッションに掲げ、私募の国内社債市場拡大を目指している。
【関連サイト】Siiiboサービスページ
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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