松井証券株式会社は3月14日、インターネット調査「お金に関する目標設定と達成に関する調査」の結果を公表した。新年度や新生活を迎える4月を前に、全国の18~69歳の男女計2184名を対象に実施。結果では、年間目標を立てる人の割合は全体の約3割で、1人当たり平均2.7個の目標を立てていた。詳細に立てる人は全体の5%未満だが、このうち7割が資産形成/運用をしているのに対し、目標を立てない人は2割強で、目標を立てている人の方が資産形成/運用をしている傾向が明らかになった。
調査対象のうち、世代割付をZ世代(18-26歳)、ミレニアル世代(27-42歳)、氷河期世代(43―51歳)、バブル世代(52―57歳)、しらけ世代(58―69歳)と区分している。
全体で、目標達成率は51.8%と過半数。「お金関係」の目標を立てる人が多く、年代ではZ世代・ミレニアル世代・氷河期世代の約7割がお金関係の目標だった。目標ジャンル1位はお金関係、2位は健康関係。達成できた目標ジャンルは1位が健康関係、2位お金関係。一方、年間の目標達成率は51.8%だった。どの世代にも共通して「お金関係」の目標への関心は高い。
目標を詳細に立てている人の68.4%は資産形成/運用をしているのに対し、目標を立てない人は22.9%にとどまり、目標を立てている人の方が資産形成/運用をしている。詳細に目標を立てている人が利用している投資商品TOP3は「投資信託(NISA、つみたてNISA以外)」が71.1%、「NISA」が34.2%、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」が28.9%だった。
「貯蓄や資産形成などのお金関係で長期的な目標を立てているか」を尋ねたところ、立てている人は57.7%。続いて、長期的な目標を立てている人に対して「目標資産額」について尋ねると、平均で2215.8万円となった。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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