お金の相談マッチングプラットフォーム「お金の健康診断」を運営する株式会社400Fは1月26日、SBIインベストメント株式会社、楽天証券株式会社、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド、既存投資家であるDIMENSION投資事業有限責任組合の計5社を引受先とする第三者割当増資により総額3.6億円の資金調達を完了したと発表した。資金調達によって、お金の健康診断に関連したプロダクト開発・マーケティング・人材採用の強化と、 2021年11月に開始した金融サービス仲介事業「オンラインアドバイザー」の展開を加速させる。リードインベスターはSkyland Ventures。
お金の健康診断サービスは、 登録プランナー数700名超、 登録ユーザー数5万人超(2021年12月31日時点)の「お金の悩みを出会いによって解決する」マッチングプラットフォームとなっている。 400Fは「これから資産形成に踏み出す人にとって、自らに適した金融商品・サービスの相談ニーズは高まる一方、お金の相談のハードルは高い。今回の提携で、提携先企業の利用ユーザーもお金の健康診断を利用して、より気軽にIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とお金の相談を開始することができるようになる」と展望する。
同社は21年11月に金融サービス仲介業の登録を完了した。金融サービス仲介業は、金融機関への所属制をとらない点で、利用者視点をより重視した、利用者・金融サービス仲介業者・金融機関により「三方良し」なサービス提供への期待が高まっている。同社は、ユーザー向けにチャットやビデオ会議システムなどを通して資産形成アドバイスを行う”オンラインアドバイザー”サービスの提供を開始した。ユーザーはオンライン上で手軽に、ネット証券と同水準の取引手数料で、外務員ライセンスを持つ営業担当者から直接、 資産形成アドバイスを受けることができる。
今回の資本業務提携について、SBIインベストメント社は「複雑で分かりづらい金融商品の販売や流通を、新しい制度やテクノロジーを上手く活用することで変革してくれる」とコメント。楽天証券は、21年12月に総合口座数700万を超え、同年には400Fと「お金の健康診断 for 楽天証券」やオンラインアドバイザーの提供を開始。「これらのサービスを通し、顧客のライフプランに応じた資産形成アドバイスの幅が広がり、これまで以上に個人の方の資産形成のサポートに繋がる」とする。ミンカブ・ジ・インフォノイドは「400Fのソリューションはオンライン接客の可能性を劇的に拡大し、 当社の仲介/新仲介の取り組みにおいて重要な役割を果たすだけでなく、日本の資産形成層の広がりに貢献できる」と期待を寄せる。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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