Pontaポイントを貯める・使える投資サービスは?獲得・使用条件も

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日本で広く普及している共通ポイントの一つがPontaポイントで、普段から利用している方も多いでしょう。Pontaポイントは買い物だけでなく、投資サービスで活用することも可能です。

この記事では、Pontaポイントを貯めたり使ったりすることができる投資サービスを紹介します。普段Pontaポイントを利用していて投資でも活かしていきたい方は参考にしてください。

※2022年5月13日時点の情報をもとに執筆しています。最新の情報は、ご自身でもご確認をお願い致します。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定のサービス・金融商品への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. Pontaポイントに対応している投資サービス3選
    1-1.auカブコム証券
    1-2.SBI証券
    1-3.STOCK POINT for CONNECT
  2. Pontaポイントを効率的に貯める方法
    2-1.Pontaポイントの貯まるお店を利用する
    2-2.Pontaポイントがもらえるクレジットカードを使う
    2-3.au PAYアプリを使う
  3. まとめ

1.Pontaポイントに対応している投資サービス3選

Pontaポイントを貯めたり使ったりできる投資サービスとして、auカブコム証券、SBI証券、STOCK POINT for CONNECTがあります。

1-1.auカブコム証券

Pontaポイントは、UQモバイル・auじぶん銀行・au PAYなど、au経済圏と密接な関係があります。auカブコム証券もその1つで、Pontaポイントを投資信託やプチ株の購入に使うことが可能です。

まず投資信託に関しては、1ポイント=1円で、100ポイント以上1ポイント単位で買付に利用できます。現金と一緒に使用することも可能です。

プチ株とは単元未満株のことで、Pontaポイントを買付で利用することができます。1株単位で買えるため、投資資金が少ない方でも手軽に株式投資ができるサービスです。

プチ株でも保有する株式数に応じて配当金が受け取れます。ただし株主優待に関しては対象外となっているケースが多い傾向です。

なおauカブコム証券では下記のように、投資信託の月間の平均保有額に応じてPontaポイントが貯まる特典もあります。

項目 月間の平均保有残高
100万円未満 100万円以上~3,000万円未満 3,000万円以上
通常銘柄 0.05% 0.12% 0.24%
auカブコム証券の指定銘柄 0.005%

長期的に保有すれば、もらえるポイントも増えることになります。

さらにau PAYカードを使って投資信託の積立をすると、1%の還元率でPontaポイントが貯まります。auやUQモバイルの契約者がau PAYカードで積立をするとさらに還元率が上がり、3%~5%の還元率になるので、契約している方は検討するのも良いでしょう。

1-2.SBI証券

SBI証券は2021年11月から、Pontaポイントとの提携を開始しました。以下のように、多様な取引でPontaポイントを貯めることが可能です。

国内株式 スタンダードプランの手数料および現物PTS取引手数料の月間の合計金額の1.1%相当のPontaポイント
投資信託 対象となる投資信託の月間平均保有額が1,000万円未満の場合に、年率0.1%のPontaポイント
金・銀・プラチナ スポット取引手数料、および積立買付手数料の月間合計額の1.0%相当のPontaポイント
新規口座開設 100ポイント
国内株式の入庫 1回あたり100Pontaポイント

国内株式や金・銀・プラチナの取引では、手数料に対してPontaポイントが付与される仕組みです。また株式の入庫でもポイントがもらえるため、証券会社をSBI証券に乗り換える方が利用するのも良いでしょう。

またPontaポイントを投資信託の買付に利用することができます。サービス内容は下記の表のとおりです。

買付方法 金額指定(積立買付・口数買付は対象外)
ポイント利用単位 ・1ポイント=1円相当
・利用上限・下限はなし
対象銘柄 SBI証券で取り扱う投資信託すべて
注意事項 ・ネット取引での買付のみ対象
・ジュニアNISAは対象外

買付において全額ポイントで支払うことも、一部をポイントで支払うことも可能です。ポイントの利用下限がないため、少数のポイントから投資に活用できます。

1-3.STOCK POINT for CONNECT

STOCK POINT for CONNECTとは、ポイントを使って株式運用体験ができるサービスです。Pontaポイント、永久不滅ポイント、ドットマネーの3種類のポイントに対応しています。

ポイントを運用できるのは2025年5月13日時点で、株式が111銘柄、ETFは7銘柄です。株式は国内大手企業が中心で、例を挙げると下記のとおりです。

  • アサヒグループホールディングス
  • 味の素
  • 花王
  • キッコーマン
  • KDDI
  • 資生堂
  • すかいらーくホールディングス
  • ダイキン工業
  • 任天堂

これ以外の銘柄も知名度の高い大手企業が中心となっています。一方、ETFの7銘柄は以下となっています。

  • 原油インデックス
  • 上海株式指数
  • ジャパンリアルエステイト
  • 純金上場信託
  • ダイワ上場投信-日経225
  • 日本株ダブルインバース上場投信
  • 米国株指数30種

こちらは国内株以外にも、海外の株式指数や純金などのETFに投資をすることができます。

2.Pontaポイントを効率的に貯める方法

Pontaポイントを投資に使うため、効率的に貯めたい方は下記の方法を検討してみてはいかがでしょうか。

2-1.Pontaポイントの貯まるお店を利用する

最も手軽な方法は、Pontaカードやアプリを提示するだけで、Pontaポイントがもらえるお店を利用することでしょう。具体的には下記のようなお店・サービスがあります。

  • ローソン
  • ケンタッキーフライドチキン
  • すき家
  • はま寿司
  • じゃらん
  • ホットペッパーグルメ
  • ホットペッパービューティー
  • ビックカメラ

2-2.Pontaポイントがもらえるクレジットカードを使う

普段の買い物や公共料金の支払いでPontaポイントの貯まるクレジットカードを使えば、ポイントがより効率的に貯まります。

クレジットカード機能のついたPontaカード、au PAYカードなどでPontaポイントが貯まります。また貯まったポイントをPontaポイントに交換できるクレジットカードもあり、三井住友カードJCB Card Wエポスカードなどが該当します。

2-3.au PAYアプリを使う

au PAYは近年急速に普及しているQRコード決済アプリの1つで、auユーザーでなくても利用できます。au PAYで支払うと200円(税込)ごとに1ポイント、0.5%の還元率でPontaポイントが貯まります。

残高チャージをするのにクレジットカードを使えば、クレジットカードのポイントも合わせて二重取りできるのでお得です。

まとめ

Pontaポイントに対応している投資サービスを3社紹介しました。auカブコム証券とSBI証券では、国内株式取引や投資信託の保有などでPontaポイントを貯めることができます。

auカブコム証券・SBI証券ともに、投資信託の買付でPontaポイントを使うことが可能です。auカブコム証券では単元未満株の買付にも使えます。

STOCK POINT for CONNECTは、株式やETFの運用でPontaポイントを利用できます。株式は知名度のある大手企業の銘柄に絞られているため、なじみのある企業で投資を体験してみたい初心者に向いています。

Pontaポイントを貯める方法として、ポイント加盟店を使う、クレジットカードで支払うといった方法があります。上手にポイントを貯めて、投資に活用するのも良いでしょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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