三菱UFJ銀行で投信つみたてを始めるメリット・デメリットは?ネット証券との比較も

三菱UFJ銀行の投信つみたては、購入時手数料無料のノーロード投信を190本以上(2022年10月24日時点)と豊富に取り揃えている上、普通預金口座を持っていれば投信口座を手軽に開設でき、最短で口座開設の当日から投信つみたての申し込みも可能です。また、少額から始められるので、投資未経験やまとまった資金を用意するのが難しい方にも向いています。

この記事では、三菱UFJ銀行の投信つみたての特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。取扱銘柄数や手数料などについてネット証券との比較も解説するので、投信つみたてにご興味のある方や、将来に向けた資産形成などを考えている方は、参考にしてみてください。

三菱UFJ銀行では、2022年10月3日(月)~2023年3月31日(金)の期間中、インターネットバンキングで投信つみたてを新規契約された方を対象に、振替50件に1件の確率でつみたて金額の全額(一人あたり毎月10万円まで)をプレゼントする「投信つみたて(継続購入プラン)現金プレゼントキャンペーン 」を実施しています。(キャンペーンの対象者や条件については、三菱UFJ銀行のウェブサイトでご確認ください)

※本記事は、2022年10月24日時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 三菱UFJ銀行の投信つみたてとは
    1-1.一般的な投信つみたての特徴
    1-2.三菱UFJ銀行の投信つみたて
  2. 三菱UFJ銀行で投信つみたてを始めるメリット
    2-1.メガバンクとしての利便性、購入時手数料が無料の銘柄も豊富
    2-2.最短で申込日当日に口座開設可能
    2-3.積立額や運用残高に応じてPontaポイントが毎月たまる(利用条件あり)
  3. 三菱UFJ銀行で投信つみたてを始める注意点・デメリット
    3-1.毎月積立額が1万円未満の場合は三菱UFJダイレクトの利用が必要
    3-2.購入時手数料が必要なファンドもある
  4. 三菱UFJ銀行の投信つみたての特徴をネット証券と比較
    4-1.取扱銘柄数と購入時手数料の比較
    4-2.ポイント還元率の比較
  5. まとめ

1 三菱UFJ銀行の投信つみたてとは

投信つみたてとは、事前に購入する銘柄や金額を決めておくことで毎月など決まったタイミングに投資信託を自動購入できるサービスです。最低購入金額は利用する金融機関によって異なり、毎月100円や1,000円などの少額から投資できるサービスが多くなっています。

1-1 一般的な投信つみたての特徴

そもそも投資信託は、一人ひとりの投資家から預かった資金を資産運用のプロが運用する金融商品であり、投資経験や知識が無くても手軽に行えるのが特徴です。

ファンドで集めた資金は、株式や債券、REIT(不動産投資信託)、コモディティ(金や原油などの商品)などに投資されます。複数の銘柄や異なる金融商品との組み合わせで運用されるため、一つのファンドに投資するだけで分散投資の効果を得られます。

特に投信つみたては、毎月など決まったタイミングで一定金額を購入するため、基準価額(投資信託の値段)が高いときは少ない数量を、基準価額が低いときは多くの数量を購入するのが特徴です。投資のタイミングを分散することで金融商品の価格変動によるリスクを軽減できるドルコスト平均法の効果を期待できます。

一方、投資信託は、プロに資産運用をお任せする仕組みのため、手数料が発生します。保有中間接的に発生する信託報酬や、投資信託を解約する際に発生することがある信託財産留保額は、銘柄ごとに異なるコストとなっています。

このほか、投資信託を購入する際に発生する購入時手数料は、販売会社となる金融機関が銘柄ごとに定める手数料となっているので、運用コストを抑えながら投信つみたてをしたい場合、手数料の安い金融機関を選ぶことがポイントになります。

1-2 三菱UFJ銀行の投信つみたて

三菱UFJ銀行の投信つみたて

画像は三菱UFJ銀行ホームページより抜粋

三菱UFJ銀行の投信つみたては、厳選されたラインナップから銘柄を選択できるのが特徴です。2022年10月24日時点で500本以上の銘柄を取り扱っており、そのうち190本以上が購入時手数料のかからないノーロード商品となっています。

業界最低水準の運用コストを目指し、インデックスファンドの中でも信託報酬が低いeMAXIS Slimシリーズなども取り扱っており、高いリターンをマークしているファンドから運用コストの安いファンドまで様々な商品選択が可能です。

三菱UFJ銀行のインターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」から申し込む場合、毎月の積立額を1,000円以上1円単位で決めることができるため、少額から長期間でコツコツと投資することもできます(※銀行から届く通知物を郵送の代わりにインターネット上で無料確認できる「Eco通知」を利用している場合です。それ以外は毎月5,000円以上1円単位となります。最少お申込金額はファンドによって異なります)。

また、三菱UFJ銀行の投信つみたてでは、NISA(少額投資非課税制度)も利用可能です。毎年120万円までの投資で得られた利益が最長5年間非課税となる「一般NISA」と、毎年40万円までの投資が最長20年間非課税となる「つみたてNISA」から選択できるため、利用したい方の都合にあわせて選択可能です。

なお、つみたてNISAは、長期の積立・分散投資に適した投資信託のみが対象になります。対象銘柄は全て購入時手数料無料のノーロード商品となっています。

2 三菱UFJ銀行で投信つみたてを始めるメリット

三菱UFJ銀行で投信つみたてを始めるメリットについて詳しく確認してみましょう。

2-1 メガバンクとしての利便性、購入時手数料が無料の銘柄も豊富

三菱UFJ銀行は全国に店舗網を構えるメガバンクの一つです。これまでの長い歴史の中で充実した金融サービスを提供してきた実績があります。

また、これまで銀行経由での投資信託購入は、購入時の手数料がネックとなることも少なくありませんでしたが、三菱UFJ銀行の投信つみたてで取り扱っている投資信託は購入時の手数料がかからないノーロード商品が多数用意されているため、コストを抑えて運用したい方にも向いています。

なお、三菱UFJ銀行では、給与受取や公共料金の引落しなど様々なサービスを取り扱っているほか、各種支払いから住宅ローン、資産形成など多彩な金融サービスも利用可能です。一つの金融機関で多彩な金融サービスを利用できるので、資金移動や管理などの手間を省けるだけでなく、家計管理から資産形成までをまとめて行うことができます。

2-2 最短で申込日当日に口座開設可能

三菱UFJ銀行のインターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」を利用している場合、投資信託口座の開設も手軽に行えます。口座開設完了までのスピードはネット証券などと比べても遜色がなく、投資を始めたいと思ったときにすぐに始められるという点は大きなメリットと言えます。

「三菱UFJダイレクト」を利用している方は、ログイン後に個人番号確認書類と本人確認書類をWebでアップロードするといった手続きを行うことで、最短で申込日当日に口座開設が完了します。

一方、「三菱UFJダイレクト」を利用していない方は、ログインページから新規に利用登録できます。また、普通預金口座を持っていない方については、「スマート口座開設」アプリで普通預金口座の開設手続きを行うことができます(※毎月第2土曜日21:00~翌朝7:00はシステムメンテナンスのため利用できません。 申込状況により日数がかかる場合があります)。

なお、「一般NISA」や「つみたてNISA」を同時に申込む場合、審査にやや時間を要するため、手続き完了までに約1ヵ月程度かかる場合もある点に留意しておきましょう。

2-3 積立額や運用残高に応じてPontaポイントが毎月たまる(利用条件あり)

三菱UFJ銀行の投信つみたては、取引内容に応じて毎月Pontaポイントがたまる仕組みになっています。スーパー普通預金(メインバンク プラス)の利用が条件となり、毎月の積立と運用商品の残高に応じてポイントがたまります。

Pontaポイントは店舗やネットショッピングなどで幅広く利用できる全国共通のポイントプログラムとなっているため、資産運用をしながら普段の買い物もおトクにすることができます。

3 三菱UFJ銀行で投信つみたてを始める注意点・デメリット

三菱UFJ銀行の投信つみたてを利用する際の注意点も併せて確認しておきましょう。

3-1 毎月積立額が1万円未満の場合は三菱UFJダイレクトの利用が必要

三菱UFJ銀行の購入時手数料無料のノーロードファンドは、多くの場合、インターネットバンキング専用となっているため、三菱UFJダイレクトを利用できないと手数料が高くなる場合もあります。

また、投信つみたての最低投資金額も店頭窓口とインターネットの申込みでは以下の通り異なります。特に、1万円未満の少額から毎月積立を実践したい場合、三菱UFJダイレクトの利用は必須です。

窓口申込 毎月1万円以上(1円単位)
インターネット申込 毎月5千円以上(1円単位)
インターネット申込(Eco通知利用の場合) 毎月1千円以上(1円単位)

3-2 購入時手数料が必要なファンドもある

ネット証券などでは、全取扱銘柄が購入時手数料不要としているところもある一方、三菱UFJ銀行の投信つみたては購入時手数料が必要な銘柄もあります。そのため、同じファンドを購入する時でも三菱UFJ銀行のほうがコストが高くなるケースもあります。

ただし、三菱UFJ銀行の投信つみたては、購入時手数料のかかるファンドに対して段階的に優遇が適用されるサービスもあります。3年を超えて積立を行う予定の場合、将来的に購入時手数料の負担なく積立を行うことが可能です。

4 三菱UFJ銀行の投信つみたての特徴をネット証券と比較

三菱UFJ銀行の投信つみたてを取扱銘柄数や購入時手数料、ポイント還元などの観点からネット証券各社と比較してみましょう。

4-1 取扱銘柄数と購入時手数料の比較

主要ネット証券の中から取扱銘柄数の多い代表的な3社と比較すると以下の通りです。

項目 取扱銘柄数
(ノーロード銘柄)
つみたてNISA取扱銘柄数
三菱UFJ銀行 502本(197本)※2022年10月24日時点 12本
SBI証券 2,655本 ※2022年10月19日時点
(全銘柄)
184本
楽天証券 2,650本 ※2022年10月19日時点
(全銘柄)
182本
auカブコム証券 1,604本 ※2022年10月19日時点
(全銘柄)
177本

(HEDGE GUIDE編集部調べ)

上記ネット証券の取扱銘柄数は三菱UFJ銀行よりも多く、基本的に全銘柄ノーロードのため、多くの選択肢の中から手数料を抑えた取引が可能となっています。

一方、三菱UFJ銀行はネット証券には及ばないものの、取扱銘柄数502本のうち197本がノーロードとなっているので、投資家のニーズに応じた銘柄選択や手数料を抑えた取引を行うのにも困りません。選択肢があまり多いと銘柄選びに迷うこともあるので、人によっては初めから厳選されているほうがメリットになる場合もあります。

また、「つみたてNISA」についても、三菱UFJ銀行は主要ネット証券と比べて取扱銘柄数が12本と絞られています。つみたてNISAで投資したい銘柄が決まっている方やポートフォリオの自由度などを重視する方にとって、取扱銘柄数が少ないことはデメリットとなります。

4-2 ポイント還元の比較

三菱UFJ銀行と主要ネット証券各社のポイント還元および内容は以下の通りです。

項目 付与ポイント 還元内容
三菱UFJ銀行 ・Pontaポイント ①投信つみたて1万円ごとに月30ポイント付与(上限300ポイント)。※1
②運用商品残高が50万円以上の場合は月50ポイント付与。※2
SBI証券 ・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
(上記から選択)
・Vポイント
(カード決済の場合)
①月間の平均保有残高に応じて0.10~0.25%の選択した共通ポイントを付与。一部の指定銘柄はファンドごとに指定された付与率が摘要される。
②三井住友カードで投信つみたての買付金額を決済すると使用するカードに応じて0.5~2.0%のVポイント付与
楽天証券 ・楽天ポイント ①楽天銀行とハッピープログラムで連携した場合、月末時点の残高がはじめて10万円などの基準残高に達成するごとに10~500ポイント付与。
②投信つみたてを楽天カードで決済すると購入するファンドに応じて決済額の0.2%または1.0%のポイント付与。
③電子マネーの楽天キャッシュで投信つみたての決済を行う場合、楽天カードからのチャージ額に対して0.5%(2022年11月12日までの積立設定分は1.0%)のポイント付与。
auカブコム証券 ・Pontaポイント ①月間保有残高に応じて0.005~0.24%のポイント付与。

(HEDGE GUIDE編集部調べ、2022年10月19日時点)
※1 外貨つみたてとの合算金額で判定します。
※2 運用商品残高は、外貨預金、投資信託、公共債、金融商品仲介、MUFGファンドラップの月末合計残高が50万円以上の場合対象となります。ポイントの受け取りには条件・留意事項があるため、くわしくは三菱UFJ銀行ホームページでご確認ください。
※各社のポイントの詳細は、各社サイトにてご確認ください。

各社ともポイント付与の条件などが異なりますが、三菱UFJ銀行のポイント還元は主要ネット証券と比較しても劣らない水準です。

また、例えば「eMAXIS Slimシリーズ」などの信託報酬の安いファンドでは、保有残高によってはポイント付与率が安くなったり、決済方法の違いでもポイント付与率が変わったりするので、ポイント還元の比較を行う際には取引銘柄や決済方法なども考慮することが大切です。

まとめ

三菱UFJ銀行では、メガバンクならではの利便性の高さを活かして投信つみたてを行うことができます。申し込み手続きも手軽で口座開設も最短即日可能となるほか、毎月の積立金額や月末の運用商品残高に応じてPontaポイントが付与されるのも特徴です。

一方、銘柄によっては購入時手数料がかかる場合もあるため、運用方針や運用期間などもしっかり考慮した上で、検討するようにしましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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