松井証券のつみたてNISA、評判は?メリットと注意点、注目銘柄も

松井証券の創業は1918年5月で、100年以上の歴史を持つ老舗の証券会社です。松井証券でもつみたてNISAの口座を開設することができ、所定の投資額内であれば、運用益に対して非課税で資産運用が可能です。

しかし、「松井証券でつみたてNISAの口座開設をするメリットは?」「注意点はある?」といった疑問の声もあるでしょう。そこで、この記事では、松井証券でつみたてNISAの口座開設をする際の特徴・メリット・デメリットをまとめました。松井証券でつみたてNISAの口座開設を検討している人は、参考にしてください。

目次

  1. 松井証券とは
  2. 松井証券のつみたてNISAの特徴やメリット
    2-1.100円から投資できる
    2-2.取り扱う金融商品が豊富
    2-3.充実したサポート制度がある
    2-4.ロボアドバイザー「投信工房」がサポートしてくれる
    2-5.松井証券ポイントを貯められる
    2-6.口座開設キャンペーンがある
  3. 松井証券のつみたてNISAの注意点は?
  4. 松井証券のつみたてNISA注目銘柄
    4-1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    4-2.eMAXIS 日経225インデックス
    4-3.野村インデックスファンド・日経225
  5. まとめ

1.松井証券ってどんな会社?

運営企業 松井証券株式会社
代表者 代表取締役社長 松井 道夫
住所 東京都千代田区麹町一丁目4番地
設立年月 1931年3月
資本金(資本余剰金含む) 11,945百万円(2021年3月31日現在)
従業員数 154名(2021年3月31日現在)
登録番号 関東財務局長(金商)第164号
事業内容 金融商品取引業者
上場有無 東証一部上場
つみたてNISA口座開設数 不明
口座管理手数料 無料
最低投資額 100円
自動積立金額 1円単位
取り扱い商品本数 170本(2021年7月27日時点)
取り扱い金融商品 指定インデックス投資信託
指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)
(上場株式投資信託(ETF)は対象外)
積立頻度の種類 毎月
ポイント 松井証券ポイントを貯める

松井証券は、創業1918年5月、設立1931年3月と非常に長い歴史を持つ証券会社です。インターネットでの取引は1995年にスタートしています。2001年8月にはインターネットの専業取引をしている証券会社として、日本で初めて東証一部に上場しました。2020年6月末時点の総口座数は約126万口座です。

松井証券の取引手数料は比較的安価に設定されています。取引のために店舗に出向かなくても良いため、老舗でありながら若い世代からも注目される証券会社です。

2.松井証券のつみたてNISAの特徴やメリット

松井証券のつみたてNISAの特徴やメリットについてまとめました。つみたてNISAの口座開設を検討している人は、参考にしてください。

2-1.100円から投資できる

松井証券では、つみたてNISAの毎月の最低投資額は100円からと少額です。つみたてNISAで投資できる金額は年間40万円までのため、ひと月あたりの最高投資金額は33,333円となっています。自分の資産と照らし合わせながら、1円単位で投資額を変更することが可能です。

2-2.取り扱う金融商品が豊富

松井証券が取り扱う金融商品は170本です(2021年7月現在)。つみたてNISAが対応している金融商品は199本なため、その多くを網羅しています。

取り扱う銘柄が多いと選択肢が広がり、より自分に合った投資が可能となります。さまざまな銘柄を組み合わせた分散投資もしやすくなります。長期的に分散投資をすると、資産額の減少などのリスク低減につなげられます。

2-3.充実したサポート制度がある

松井証券の特徴的なメリットとして、サポート精度が充実している点が挙げられます。

まず、パソコンの操作に詳しくないという人は、「リモートサポート」を受けられます。リモートサポートは、利用者とオペレーターがパソコンの同一画面を見ながら、操作方法を説明してもらえるサービスです。

次に、松井証券に口座開設していない段階でも、電話による「マネープランサポート」が受けられます。マネープランサポートでは、つみたてNISAをはじめとした資産設計についての不安や疑問について、マネープランナーが無料で答えてくれます。

また、電話よりも気軽に質問できるメールやチャットでのサポートもあります。多数のサポート方法から、自分に合ったサポートが期待できます。

加えて、松井証券のサポート制度は第三者機関からも認められています。「HDI-Japan(ヘルプデスク協会)」主催による2019年度問合せ窓口格付け(証券業界)において、松井証券のサポート体制は9年連続で三ツ星を獲得しています。

2-4.ロボアドバイザー「投信工房」がサポートしてくれる

松井証券のロボアドバイザー「投信工房」は、つみたてNISAの利用をサポートしてくれます。投信工房は、用意された8個の簡単な質問に答えると利用者に合ったポートフォリオ(投資信託の組み合わせ)を提案してくれるサービスです。

投信工房の利用は無料で、パソコン・スマートフォン向けのアプリで利用できます。投信工房を利用することで、プロの目線から国内外のさまざまな銘柄に分散投資することが可能です。また、日付を指定しておくことで、自動でポートフォリオのバランスを変えてくれる「自動リバランス機能」が利用できます。

2-5.松井証券ポイントを貯められる

松井証券では「松井証券ポイント」を貯められます。ポイントを貯める方法は以下の通りです。

  • 投資信託の保有金額に応じて現金またはポイントを付与
  • 提携クレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」の利用
  • キャンペーン

投資信託の保有金額に応じ、松井証券ポイントもしくは現金の付与が受けられます。ポイントまたは現金の付与があるのは一部の銘柄です。貯まったポイントはAmazonギフト券や商品と交換できます。なお、松井証券ポイントは投資に利用可能であるものの、つみたてNISAは対象外です。

2-6.口座開設キャンペーンがある

松井証券では、つみたてNISAも対象に含まれている「つみたてデビュー応援!総額1億円還元キャンペーン」を、2021年1月15日から12月30日までの期間限定で行っています。期間中に口座を開設し、合計6,000円以上投資信託を積み立て購入すると、もれなく現金1,000円がプレゼントされるキャンペーンです。

その他にも、松井証券では頻繁にキャンペーンを行っています。松井証券でつみたてNISAの口座開設を検討している場合、どのようなキャンペーンがあるかあらかじめ確認しましょう。

3.松井証券のつみたてNISAの注意点は?

松井証券でつみたてNISAを利用する場合、ETF(上場投資信託)の取り扱いがない点には注意が必要です。購入したいETF(上場投資信託)の銘柄がある場合は注意しましょう。

またデメリットとして、松井証券ではつみたてNISAの積立頻度は「毎月」しか選べません。他社は「毎月・毎週・毎日」から選べることもあり、それに比べると選択肢は少ないといえます。

なおつみたてNISAの口座開設は、1人1口座しか利用できず、また損益通算ができない点にも留意しておきましょう。

また、松井証券には、つみたてNISAの口座開設をするだけで現物株式の売買手数料が割り引かれるといった独自のサービスはない点には注意が必要です。

4.松井証券のつみたてNISA注目銘柄

ここでは、松井証券で購入できるつみたてNISAの注目銘柄について見ていきましょう。今回は、松井証券の公式サイトで発表されている「資産流入ランキング」に基づいて、つみたてNISAの注目銘柄3つについて特徴を解説します。

※2021年7月27日時点の情報です。信託報酬は全て年率・税込です。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

4-1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

信託報酬 純資産総額 基準価額 銘柄の種類 為替ヘッジ 委託会社
0.0968% 5,483.1億円 16,908円 指定インデックス投資信託 なし 三菱UFJ国際投信

米国の代表的な株価指数の一つ、S&P500に連動するように運用されるインデックスファンドです。信託報酬は0.1%を切るなど安価で、高い人気を誇るファンドです。主な構成銘柄はアップルやマイクロソフトなど、米国市場の時価総額上位企業となっています。原則として為替ヘッジは行いません。

4-2.eMAXIS 日経225インデックス

信託報酬 純資産総額 基準価額 銘柄の種類 為替ヘッジ 委託会社
0.44% 387.2億円 32,165円 指定インデックス投資信託 あり 三菱UFJ国際投信

日経225マザーファンドを通じて、日経225(配当込み)に連動するように運用されるファンドです。信託報酬は0.44%とインデックスファンドの中では比較的高めですが、人気の高い投資信託となっています。

4-3.野村インデックスファンド・日経225

信託報酬 純資産総額 基準価額 銘柄の種類 為替ヘッジ 委託会社
0.44% 509.7億円 32,108円 指定インデックス投資信託 なし 野村アセットマネジメント

ミリオン・インデックスマザーファンドを通じて日経225と連動するように運用を行うファンドです。構成銘柄、信託報酬など、eMAXIS 日経225インデックスと類似しています。

まとめ

松井証券は、創業100年を超える老舗の証券会社です。電話でのサポートやロボアドバイザーによるアドバイスといった強みを持つサービスがあり、つみたてNISAを初めて運用する方、PCの操作がわからない方にとっても嬉しいメリットだといえます。ロボアドバイザーの投信工房を利用することで、自分で銘柄選定を行う手間を省きながら投資を行うことが可能です。

つみたてNISAには元本割れのリスクはあります。しかし、松井証券では月々100円から投資できるため、無理のない投資金額からつみたてNISAを利用でき、さらにリスクも軽減できます。松井証券のメリット・デメリットを把握したうえで、つみたてNISAの口座開設を検討してみましょう。

The following two tabs change content below.
鈴原 千景

鈴原 千景

Webライター。内容として、わかりやすくを心掛けながら金融、不動産関係の記事を多く執筆している。日本株・米国株、投資信託、仮想通貨、ロボアドバイザーを運用中。