GMOクリック証券、投資信託取引の評判は?人気の商品やメリット・デメリットも

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長引く低金利政策の影響で銀行預金の利息は低下し、お金を預金しておくだけでは資産を増やせない中、業界最安水準の運用コストで厳選された投資信託を少額積立できるGMOクリック証券に注目している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事ではGMOクリック証券の投資信託取引の評判、具体的なファンド、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。投資信託取引に興味のある方、GMOクリック証券の投資信託の評判について気になる方は、参考にしてみてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. GMOクリック証券の特徴
  2. GMOクリック証券の投資信託のメリット
    2-1.厳選されたファンドの中から選べる
    2-2.100円から投信積立が可能
    2-3.NISA口座に対応
    2-4.電話相談ができる
  3. GMOクリック証券の投資信託のデメリット
    3-1.ファンドによっては購入手数料がかかる
    3-2.iDeCoに対応していない
  4. GMOクリック証券の投資信託の評判
  5. GMOクリック証券の投資信託の始め方
    5-1.スマートフォンによる提出方法
    5-2.郵送による提出方法
    5-3.ICカードリーダーによる提出方法
    5-4.口座開設完了手続き
  6. まとめ

1 GMOクリック証券の特徴

GMOクリック証券は、「友人や同僚に薦めたいネット証券No.1」としてNPSベンチマーク調査2020ネット証券部門で1位を受賞している証券会社です。株式、投資信託、FX、CFD、先物オプションなど様々な商品を扱っており、すべての手数料が業界最安値水準で、顧客満足度も高いのが特徴です。

親会社はJASDAQに上場しているGMOファイナンシャルホールディングスで、東証プライムに上場しているGMOインターネット株式会社がグループ企業であるため、財務基盤がしっかりしている点も投資家に支持される理由の一つとなっています。

2 GMOクリック証券の投資信託のメリット

投資信託は、自分自身で株式や債券などの投資対象を選ぶのではなく、資金を投資の専門家に預けて運用して貰う仕組みです。投資の知識に不安がある方でもプロと同じ運用ができることから、投資未経験者でも始めやすいのが特徴です。

GMOクリック証券で投資信託を行うメリットは以下の通りです。

2-1 厳選されたファンドの中から選べる

GMOクリック証券では約6,000本あるファンドの中から資産運用に適した128本を厳選しています(2021年6月21日時点)。ファンドは分散投資重視の「バランスファンド」、地域や資産で組み合わせる「インデックスファンド」、資産効率重視の「アクティブテーマ型」など目的別に分類されているので、運用目的に合ったものを選びやすくなっています。

例えば、GMOクリック証券投資信託ランキングの買付金額、積立金額、総資産総額で第1位となっている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、米国株市場のS&P500指数に連動する投資成果を目指して運用されているファンドです。

投資信託での資産運用を行っている投資家の中には、ハイリスク・ハイリターンな個別株ではなく、リスクを抑えながら長期で資産を増やしたいという方もいるため、米国の経済成長に伴って資産形成を図れる指数連動型ファンドは支持される理由の一つとなっています。

このほか、GMOクリック証券では購入手数料がかからないノーロード商品が豊富に揃っているので、取引コストを少しでも抑えた運用を図りたい方にも向いています。

2-2 100円から投信積立が可能

GMOクリック証券では、100円から投資信託の積み立てを始めることができます。積立投資は、毎月決まった日に一定額を購入することで平均取得単価を低くできるため、価格変動リスクを抑える効果があります(=ドルコスト平均法)。GMOクリック証券では100円からファンドの買い付け、積み立てができるので、投資未経験者でも取り組みやすくなっています。

2-3 NISA口座に対応

GMOクリック証券の投資信託はNISA口座に対応しています。NISAとは、毎年120万円(最長5年・最大600万円)の非課税枠の中で、譲渡益や配当金などが非課税になる制度で、日本に住む20歳以上の方が対象になります。GMOクリック証券ではNISA口座にも対応しているので、税金面のコストを抑えた運用が可能です。

2-4 電話相談ができる

GMOクリック証券では、取引上わからないことがあれば、電話や問い合わせフォームから相談することも可能です。電話相談可能な時間帯は取引している金融商品によって異なり、投信信託では月曜日〜金曜日の8時〜18時で受け付けています(年末年始、祝祭日を除く。株式、債券、先物・オプション取引も同様の時間帯)。

また、FXやCFD取引では月曜日7時〜土曜日7時までと、ほぼ24時間対応しています。

3 GMOクリック証券の投資信託のデメリット

GMOクリック証券で投資信託を取引する際の注意点は以下の通りです。

3-1 ファンドによっては購入手数料がかかる

投資信託は投資対象を自分自身で選ぶのではなく、プロに任せして運用してもらうため、そのぶん、信託報酬などの手数料がかかります。また他の証券会社では全ファンドで購入時手数料無料のところもあり、GMOクリック証券も多くが購入手数料無料のノーロードですが、有料の商品も18本あります(2021年6月21日時点)。

3-2 iDeCoに対応していない

iDeCoは、老後の資金確保に向いた私的年金制度で加入は任意です。投資信託に積立投資できる手段の一つで、拠出した掛金に応じて60歳以降に老齢給付金として受け取れるのが特徴ですが、GMOクリック証券の投資信託は、iDeCo(確定型拠出年金)の口座開設に対応していません。

4 GMOクリック証券の投資信託の評判

GMOクリック証券の投資信託については、以下のような意見や感想が寄せられています。証券会社選びの参考にしましょう。

  • 手数料についてはほとんど気にしないで取り引きできる
  • ツールや取引画面が見やすくて良い
  • 電話対応も丁寧
  • iDeCoは使えないけど、NISAには対応している
  • 郵送で口座開設したけど、思ったより時間がかかった

※個人の感想です。サービスのご利用にあたっては、ご自分でも情報収集をされた上で最終的にご判断ください。

GMOクリック証券では、特に手数料の安さやツールの使い勝手が高く評価されているほか、セミナーや電話対応などのアフターサービスも充実していると好評です。

一方、GMOクリック証券はNISAに対応しているものの、iDeCoに対応していない点や、郵送での口座開設に時間がかかったという声もあります。なお、郵送での口座開設には時間がかかる場合がありますが、Webからの口座開設では最短で申し込みから2日で取引を開始できる場合もあります。

5 GMOクリック証券の投資信託の始め方

GMOクリック証券の口座を持っていない場合、最初に口座の開設をします。GMOクリック証券の口座開設フォームで名前や住所などの必要事項を入力します。なお、このとき入力する住所等は、同時に提出する以下の本人確認書類に記載されているものと同一でなければなりません。

なお、口座開設の方法は、おもに「スマートフォンによる提出」「郵送による提出」「ICカードリーダーによる提出」の3種類があります。それぞれ詳しく確認してみましょう。

5-1 スマートフォンによる提出方法

口座開設ページにログインし、「スマホでスピード本人確認」の案内画面を開きます。画面の案内に沿って「スマホで本人確認」を進め、下記の本人確認書類と口座開設者の顔をスマートフォンで撮影します。その後、口座開設ページからマイナンバーをアップロードして提出します。

本人確認書類 運転免許証(表面・裏面の両方)、個人番号カード(表面のみ)
マイナンバー 通知カード(表面・裏面の両方)、個人番号カード(表面・裏面の両方)、住民票の写し(6ヶ月以内、マイナンバー付き)

5-2 郵送による提出方法

顔写真ありの本人確認書類を1点とマイナンバーカードを併せて提出します。顔写真なしの本人確認書類を提出する場合、本人確認書類を2点とマイナンバーカードを併せて提出します。

本人確認書類(顔写真あり) 運転免許証(公安印鮮明必須、変更時裏面必須)、住民基本台帳カード(顔写真あり、有効期限内)、個人番号カード(表面、裏面の両方)、パスポート(日本国が発行する旅券)
本人確認書類(顔写真なし) 各種健康保険証(有効期限内)、各種年金手帳(有効なもの、住所記載面必須)、住民票の写し(6ヶ月以内)、印鑑登録証明書(6ヶ月以内)
マイナンバー 通知カード(表面、裏面の両方)、個人番号カード(表面、裏面の両方)、住民票の写し(6ヶ月以内、マイナンバー付き)

なお、口座開設ページからGMOクリック証券が用意している送付用ラベル(PDF)をプリントアウトして封筒に貼り付けて郵送すると切手代は不要です。

5-3 ICカードリーダーによる提出方法

口座開設ページから、ICカードリーダーでマイナンバーを提出すると、本人確認書類とマイナンバーの提出を同時に行えます。運転免許証や保険証の提出は不要ですが、マイナンバーは個人番号カード(役所で受け取った顔写真あり、ICチップ付きカード)のみの受付なので注意が必要です。なお、手続きはPCからのみで、スマートフォンからは手続きできません。

手順としては、最初に口座開設ページにログインし、「ICカードリーダーによるマイナンバー提出」を選択して提出画面を開きます。

次に、ICカードリーダーと個人番号カードを準備し、画面の案内に沿ってICカード認証を行います。

なお、スマートフォンおよびICカードリーダーで本人確認書類を提出した場合、審査に通過すると「開設完了のご案内」メールが届きます。メールに記載された案内を確認した後、取引に必要なロングインパスワードの設定を行います。設定が完了後、口座情報がメールで届きます。

また、郵送で本人確認書類を提出する場合はユーザーID、ロングインパスワードなどを記載した「口座開設手続き完了のご案内」が簡易書留で届きます。

届いたIDや番号に従ってGMOクリック証券のサイトにアクセスし、ログイン情報の確認をして、設定を行います。口座開設が終了すれば、GMOクリック証券の投資信託のページにアクセスし、取り引きを始められます。

まとめ

GMOクリック証券の投資信託は、購入手数料無料で運用コストの安いファンドが揃っているので、資産形成や老後資金の確保に向けて初心者でも始めやすいのが特徴です。20代〜40代で初めて資産運用を始める方でも、セミナーや電話対応などのアフターサービスが充実しているので、わからないことがあれば相談しやすい環境が整っています。

GMOクリック証券の投資信託に関心のある方は、メリット・デメリットをしっかりと把握した上で、利用者の評判も参考にしながら検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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