au PAYカードの評判は?メリット・デメリットや還元率、年会費・特典も

※ このページには広告・PRが含まれています

au PAYカードは、クレジット機能とPontaポイントサービスが組み合わさったカードです。ポイント還元率最大16%アップ特典をはじめ、特にポイント特典が充実しています。

そこでこの記事では、au PAYカードの利用メリットやデメリット、ポイント還元率や特典、評判について詳しくご紹介します。日常生活の利用に合ったクレジットカードを探している方やauユーザーなどは、参考にしてみてください。

※この記事は2021年10月12日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. au PAYカードの特徴
    1-1.au通信ユーザー以外も発行可能なカード
    1-2.Pontaポイントを貯められる
    1-3.貯めたポイントはポイント払いなどに活用可能
  2. au PAYカードの特典とサービス
    2-1.最大10,000ポイントの新規入会特典
    2-2.ポイントアップ店でポイント還元率1.5%以上にアップ
    2-3.auでんきポイントで割引サービスと連携
    2-4.au PAY マーケットの利用でポイント還元率最大16%
    2-5.auじぶん銀行口座を引落とし口座に設定すると普通預金金利アップ
    2-6.マイナポイントへの登録で上限5,000円相当のau PAY 残高
    2-7.1億Pontaポイント山分けキャンペーン
  3. au PAYカードのメリット
    3-1.au通信ユーザー以外も利用できる
    3-2.Pontaポイント特典が充実している
    3-3.年会費無料で利用し続けられる
  4. au PAYカードのデメリット
    4-1.旅行特典は追加されていない
    4-2.Pontaポイントを利用しない方には物足りないサービス
    4-3.auユーザーならではの特典が少ない
  5. au PAYカードの評判
  6. まとめ

1.au PAYカードの特徴

auフィナンシャルサービス発行のau PAYカードは、au PAYカードサイトから新規申込手続きを進められます。申込手続きの際は、規約の確認と必要事項の入力、本人確認書類の提出を行います。あとは、最短4日でカードが登録住所宛てに届きます。

まずは、au PAYカードの基本機能や特徴を1つずつ確認していきましょう。

1-1.au通信ユーザー以外も発行可能なカード

2020年5月21日以降は、au通信ユーザー以外もau PAYカードを発行できるようになりました。

カード発行の際は、auのIDサービス「au ID」の登録手続きも必要です。au IDの登録手続きは、au PAYカードページ中央の「au、UQ mobileどちらもご利用がないお客さまはこちら」ページへ移動し、「au IDの新規ご登録はこちら」という登録ページから進みます。

以下に年会費と各種機能について紹介します。

国際ブランド Visa、Mastercard®
本会員の年会費 ・無条件で年会費無料:au IDに紐付くau携帯電話(スマホ、タブレット、ケータイ、Wi-Fiルーターなど)、auひかり、auひかり ちゅら、UQ mobile、povo1.0、povo2.0を契約している方
・翌年度の年会費1,375円(税込):au IDに紐付くauサービスを契約していない、なおかつ1年間カードを利用していない場合
家族会員の年会費 無料、本会員に年会費が発生する場合にかぎり1枚につき440円(税込)
再発行手数料 無料(ゴールドカードからのランクダウン、ブランド切り替えの際は1,100円(税込))
ETCカード 発行可能、年会費無料
電子マネー機能 au PAY、au PAY アプリ、Apple Pay
付帯保険 海外旅行あんしん保険(海外旅行傷害保険)、お買物あんしん保険(動産総合保険)、紛失および盗難補償

au PAYカードの年会費は、au通信ユーザー以外の方も無料です。ただし、1年間カードを利用していない場合は、1,375円(税込)の年会費がかかります。年会費無料でクレジットカードを利用したい時は、年間の利用回数が0回とならないよう注意が必要です。

その他申込条件に関しては、高校生を除く満18歳以上で申込者もしくは申込者の配偶者に定期収入のある方とされています。

1-2.Pontaポイントを貯められる

MastercardやVisa加盟店でPAYカードを利用すると、利用額に応じてPontaポイントが貯まります。

Pontaポイントは、カード利用額100円につき1ポイント貯められます。ポイント還元率に直すと1%です。au PAYカードからau PAYへチャージしたのち、au PAY アプリで決済した場合は、ポイント還元率1.5%へアップします。

さらに以下のケースでは、Pontaポイントを貯めたりまとめたりすることが可能です。

  • ETCカードの利用
  • 公共料金をカード払い
  • auひかりなど、auサービス利用料をカードで支払う
  • auポイントプログラム ステージ制の利用
  • Ponta提携社を利用

auポイントプログラム ステージ制とは、Pontaポイントの還元率アップやポイント獲得プログラムのことです。指定の商品をau PAYカードで購入したりau回線を契約したりといった条件を達成することでランクアップし、ポイント還元率アップやボーナスポイントを貰えます。

Ponta提携社の利用は、au IDとPonta会員IDの連携で、各Pontaポイントを1つにまとめられるサービスを指します。既にPonta会員登録を済ませている方には、役立つサービスです。

1-3.貯めたポイントはポイント払いなどに活用可能

貯まったPontaポイントは、au PAYカードの請求額に充当したりau PAYへチャージしたりできます。Pontaポイントのレートは、1ポイントにつき1円相当です。

以下にポイントの活用先について紹介します。

au PAY カードの請求額に充当 毎月のカード利用額をPontaポイントで充当できる
au PAY 残高にチャージ 1ヶ月につき上限20,000円相当のPontaポイントをau PAYへチャージ
au PAY マーケットで利用 総合通販サイトau PAY マーケットで商品を購入する際、Pontaポイント払いを選択可能
デジタルコンテンツの支払いに利用 au経由でゲームなど、デジタルコンテンツの利用料金をPontaポイントで充当
ポイントでauのスマートフォン修理や購入 auで販売されているスマートフォンの購入代金、auのスマートフォン修理代金などをPontaポイントで支払い
他社ポイントへ交換 Pontaポイントを提携ポイントへ交換

スマートフォンの修理や購入代金については、商品代金だけでなく送料もPontaポイントで支払うことができます。さらに合計代金を超えるPontaポイントが貯まっている時は、全額ポイント払いへ活用することも可能です。

au PAY マーケットでは、生活家電をはじめ、食品や飲料品、酒類、アパレル、パソコンと周辺機器、健康器具、コンタクトレンズ、楽器など、多種多様な商品が販売されています。決済方法は、一般的なネットショップと同じく商品ページへアクセスし、カゴに入れたのち手続きを進めていきます。

Pontaポイントの有効期限は1年間ですが、ポイント利用もしくは貯めた日から1年間延長されます。ポイントを定期的に貯めたり利用したりすることで、ポイントの失効を防ぐことが可能です。

2.au PAYカードの特典

au PAYカードは、特にPontaポイント特典が充実しています。ポイントを効率よく貯めたい方などには、活用機会の多い特典です。

続いては、au PAYカードの主な特典について確認していきます。

2-1.最大10,000ポイントの新規入会特典

au PAYカードを新規発行したのち指定の条件を達成した場合は、新規入会特典としてPontaポイントを最大10,000ポイント貰えます。

以下に新規入会特典の詳細を紹介します。

新規入会特典 2021年9月1日~
特典を受けるための条件 キャンペーンメールの受信設定済み、au PAYカードの支払い口座を設定済み
特典1 au PAYカードからau PAY 残高へのチャージ:Pontaポイントのポイント還元率1%から10%へアップ
特典2 au PAYカードの利用時にポイント還元率1%から5%へアップ(ポイント還元率アップした上での獲得ポイント、上限3,500ポイント)
特典3 au PAYカードで対象の公共料金を毎月支払う、もしくはETCカードの新規発行および利用でボーナスポイント3,000ポイント

特典1と2は、au PAYカード入会月を含め3ヶ月目の末日まで有効です。特典3は、入会月を含め6ヶ月目の末日まで受けられます。

対象の公共料金は、大手電力会社10社やauでんき、UQでんき、東京ガス、大阪ガス、東京都水道局など、指定の電気、ガス、水道料金を指します。具体的な対象サービスは、au PAYカードサイトの新規入会特典ページ下部に記載されています。

2-2.ポイントアップ店でポイント還元率1.5%以上にアップ

au PAY ポイントアップ店の商品やサービス料金をau PAYカードで支払った場合は、追加でPontaポイントを貰えます。ポイント還元率に直すと1.5%以上を見込めます。

通常のカード利用では、100円につき1ポイント貯まります。対して、au PAY ポイントアップ店でカード利用した時は、100円につき1ポイント+200円につき1ポイント~となります。

ポイントアップ対象店舗は、飲食店やスポーツ用品店、カラオケ店、書店や文房具店など、さまざまなジャンルに分かれています。

2-3.auでんきポイントで割引サービスと連携

auスマホやauひかりで契約した上でauでんきへ加入し、なおかつau PAYカードで電気料金を支払うと、auでんきのポイント有効期限を延長できます。

auでんきポイントで割引サービスは、以下の仕組みでPontaポイントを貯められるサービスです。

毎月の電気料金 ポイント還元率
5,000円未満 1%(100円につき1ポイント)
5,000円~8,000円未満 3%(100円につき3ポイント)
8,000円以上 5%(100円につき5ポイント)

au PAYカードで支払わない時は有効期限延長の対象外となってしまいます。一方、au PAYカードでauでんきの電気料金を支払った場合は、上記サービスで還元されたPontaポイントも有効期限延長の対象としてもらえるのが特長です。

サービスの適用は、申込月翌月以降で、なおかつauでんきの請求発生月から始められます。

auでんきポイントで割引サービスは、auでんき提供のサービスため、サービスの詳細確認や申込手続きは、auでんきサイトで行う必要があります。

2-4.au PAY マーケットの利用でポイント還元率最大16%

au PAY マーケットで販売されている商品をau PAYカードで購入した場合は、ポイント還元率が最大16%へアップされます。ポイント還元率は、商品によって異なります。

以下にいくつかのポイント還元率を紹介します。

ポータブル スピーカー:2,980円(税込) ポイント還元率16%、476ポイント
ホットプレート:25,300円(税込) ポイント還元率15%、3,795ポイント
讃岐生うどん9食セット:500円(税込) ポイント還元率5%、5ポイント
ワンショルダーバッグ:2,090円(税込) ポイント還元率1%、20ポイント
G-SHOCK:38,500円(税込) ポイント還元率10%、3,850ポイント

※2021年10月12日調査

ポイント還元率は、au PAY マーケットの商品ページ上部に「ポイント○○P(○○%)」と表記されています。

なお、au PAY マーケットはポイントサービスの他、不定的でクーポン配布や割引サービスなども実施されています。ポイントを効率よく貯めたい方だけでなく、割引や独自特典を受けたい方などにも、利用しやすいサービスおよび特典です。

2-5.auじぶん銀行口座を引落とし口座に設定すると普通預金金利アップ

au PAYカードの引き落とし口座をauじぶん銀行口座にした場合は、同口座の普通預金金利を上乗せしてもらえます。

auじぶん銀行口座は、auフィナンシャルホールディングスと三菱UFJ銀行共同出資の銀行です。通常の普通預金金利は、0.01%です。auじぶん銀行口座をau PAYカードの引き落とし口座に設定した場合は、普通預金金利0.05%の上乗せ特典を受けられます。

預金金利特典は、前月10日(土日祝日の場合は翌営業日)に、auじぶん銀行口座からau PAY カードの引落としがされることが適用条件です。普通預金金利0.05%相当の入金は、翌月下旬に実行されます。

2-6.マイナポイントへの登録で上限5,000円相当のau PAY 残高

マイナポイントの申込手続き時にau PAY カードを登録した場合は、カード利用額に対して25%相当のau PAY 残高を獲得できます(※上限5,000円相当)。

マイナポイントは、総務省管轄のキャッシュレス決済普及キャンペーンで、様々な電子マネーやクレジットカードと提携しています。ただし、2021年4月30日までにマイナンバーカードを申請した方のみ対象なので、事前にマイナンバーカードの申請時期を確認しておく必要があります。

マイナポイントキャンペーンについては、2021年12月30日まで申込受付中です。

2-7.1億Pontaポイント山分けキャンペーン

期間限定の1億Pontaポイント山分けキャンペーンへ参加後、集計対象期間にau PAY カード利用額30,000円以上を達成した方は、抽選で70,000ポイントを貰えます。集計対象期間は、2021年10月1日~2021年11月30日です。Pontaポイントは、2022年1月末頃に進呈されます。

キャンセル分のカード利用額やキャッシング、カードローン、カード年会費、手数料などは集計対象外のため、混同しないよう注意が必要です。

3.au PAYカードのメリット

au PAYカードは、au通信ユーザーやポイント好きの方、Pontaポイントを効率よく貯めたい方などにメリットのあるカードです。

ここからは、au PAYカードのメリットを紹介していきます。

3-1.au通信ユーザー以外も利用できる

auひかりなどau通信ユーザー以外には、発行しやすさという点で特にメリットがあります。

au PAYカードは、元々auユーザーのみ発行可能なクレジットカードでした。カードを発行するには、auひかりなどau通信サービスを利用した上で、申込手続きを始めなければいけません。

しかし、2020年5月21日以降は、au通信サービスを利用していない方もカードの申込手続きを進められるようになりました。さらにau通信サービスの利用状況にかかわらず、各種特典を受けられます。

3-2.Pontaポイント特典が充実している

Pontaポイント特典が充実していて、ポイント重視の方やPontaポイントを貯めている方にも利用メリットがあります。

au PAYカードでは、新規入会特典や期間限定のポイント特典をはじめ、ポイント還元率1.5%特典、au PAY マーケット利用によるポイント還元率最大16%など、様々なポイント還元率アップやボーナスポイントサービスを受けられます。

さらに店舗でのカード利用だけでなく、総合通販サイトau PAY マーケット、公共料金の支払い、auでんきなど、多種多様なサービスでPontaポイントを獲得できるようになっています。

3-3.年会費無料で利用し続けられる

au PAYカードは、au通信ユーザー以外も年会費無料で利用し続けられます。クレジットカードの年会費が気になる方や家計負担を抑えたい方には、利用しやすいと言えます。

クレジットカードの年会費は、カードによって数千円~数十万円単位で設定されています。一方、au PAYカード会員の場合は、au通信ユーザー以外も本会員と家族カード共に無料で利用し続けることが可能です(一部例外あり)。

家族カードの利用額や年会費は、本会員の引き落とし口座からまとめて請求されます。

4.au PAYカードのデメリット

続いて、au PAYカードのデメリットを紹介していきます。

4-1.旅行特典は追加されていない

au PAYカードには旅行や空港特典が追加されていないため、旅行好きの方や空港ラウンジサービスを求めている方にとっては物足りない特典内容です。

ただし、海外旅行傷害保険や動産総合保険は付帯されています。旅行関連サービスや空港ラウンジ、トラベルサポートデスクよりも海外旅行時のトラブルやカードで購入した商品を原因とした事故に備えたい方には、大きなデメリットにはならないでしょう。

4-2.Pontaポイントを利用しない方には物足りないサービス

au PAYカードは、Pontaポイント以外のポイントサービスを重視している方やマイルを貯めたい方、ショッピング特典を求めている方にとってはデメリットもあります。

au PAYカードの特典には、提携店舗の商品プレゼントや割引、特別サービスといった優待特典が含まれていません。主な特典は、Pontaポイントの還元率アップやボーナスポイントを中心とした内容です。

ただし、au PAYカードはApple Payに対応しているので、Pontaポイントに加えてキャッシュレス決済を目的としている方にも利用機会があります。

4-3.auユーザーならではの特典が少ない

au PAYカードのサービスや特典は、auユーザーと同ユーザー以外で特に大きな差はありません。また、2021年10月12日時点でPontaポイント特典や期間限定特典は、auユーザー以外も受けられます。auユーザー限定特典を求めている方には、物足りなく感じる可能性はあります。

一方、貯まったPontaポイントは、auのスマートフォン新規購入、機種変更、修理代金などに充てられるなどauユーザーに役立つサービスが用意されています。

5.au PAYカードの評判

au PAYカードは、Pontaポイントの利用状況、クレジットカードの利用目的、au PAYをメインに考えているかによって評価の変わるカードです。カードの評判を参考にする時は、各ユーザーの利用状況や何を重視しているのか確認した上で、判断してみるのも大切です。

それでは、以下の主な評判や口コミの傾向を整理します。

  • Pontaポイントを貯めやすく便利
  • auユーザー以外も利用しやすいサービス内容
  • auユーザーは、よりポイントを貯めやすい
  • ポイント還元率が高い
  • アプリやWebサイトも分かりやすいデザイン
  • 即日で発行できない
  • 特典は豊富といえない

※上記は個人の感想をまとめたものです。ご自身でもお調べの上、利用に関して検討・判断ください。

auユーザーやau PAYの利用を検討している方、Pontaポイントを効率よく貯めたい方、ネットショップの利用頻度も高い方には、良い評判が多い傾向です。特にPontaポイントの貯めやすさや会員専用サイトの使いやすさといった点は、評価されている部分です。

一方、ライフスタイル系や旅行特典など多種多様な特典を期待している方やポイントを重視していない方は、他のクレジットカードを検討した方がいい場合もあります。

au PAYカードに利用メリットや使いやすさを感じるかどうかは人によって異なるため、評判を含め、各特典の内容やサービスサイトのデザイン、電子マネー機能の有無などをよく確認しておくのも大切です。

まとめ

au PAYカードは、auフィナンシャルサービス発行のクレジットカードで、au PAYへチャージできる機能も備えています。また、カード利用でPontaポイントが貯まるほか、ポイント還元率最大16%アップやボーナスポイント特典も受けられます。

Pontaポイントを効率よく活用したい方やauサービスを利用している方などは、今回紹介したau PAYカードも参考に比較検討を進めてみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.

菊地 祥

FP3級技能士、投資信託4年目、株式投資8年目。2018年からフリーランスとしてwebライティングやメディア運営を行っています。また、webライターとしては株式投資や投資信託などをやさしく解説。