社債投資のSiiibo(シーボ)、企業への「希望条件入力」機能リリース。開始1週間で希望投資金額2億円突破

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株式会社Siiibo(シーボ、8月1日からSiiibo証券株式会社に変更)は7月9日、サービスサイトで投資家が自ら興味のある企業へ希望条件を入力できる「希望条件入力機能」を提供開始した。 投資家は興味のある企業に対し、希望条件の入力ができる。他の投資家による入力条件も参考にできるため、その動きも見ながら条件の更新を行っていくことで企業の社債発行可能性が高まり、募集案内が届きやすくなる効果が見込める。

また、社債発行を検討中の企業は、自社に関心のある投資家の人数や条件ごとの調達確度を「見える化」することができる。これにより、実際の資金ニーズが発生した際、 迅速に社債による調達を行える可能性が高まる。

本機能を既存投資家ユーザ向けに公開してから1週間で掲載中の企業に対し入力された希望投資額合計は2億円以上となっているという。

利用方法 は、オンラインで口座開設を行った投資家は、限定公開されている個別企業のIR情報を閲覧可能になる。 企業に興味を持った場合、各企業ページの「投資を考えたい」ボタンを押すことで希望条件の入力が可能。 当初は最も低金利の条件に相乗りする設定(「フォロー」)となっており、「金額」「金利」「年限」を具体的な希望の数値に変更が可能。各企業に対し他の投資家が入力した条件も一覧で参考にすることができる。

社債購入については、 実際に個別社債の募集対象に選ばれた際に、 財務情報や社債要項といったより詳細な情報を参考に検討することになる。

これまで、社債をはじめインカムゲイン型の商品(保有することで継続的に一定の利益を得る投資商品)は、一般的に投資機会を待たないと購入することができなかった。商品や案件が公開されてからも、抽選制や先着順制などがあり、実際に購入できるとは限らない。同社は投資家の方々の悩みに応える手段の一つとして同機能をリリース、「待つだけじゃない、 投資家からアクションを起こせる」機会を提供するとしている。

企業にも、資金調達を検討する際、想定している条件での調達が可能か、調達ニーズが生まれた際に機動的に調達が可能かといった点を見える化することで、上場・非上場問わず、様々な企業が社債発行を中長期的な資金調達の選択肢にできるよう図っていく。

【関連サイト】Siiiboサービスページ

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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