株式会社SBI証券12月16日(月)からすべての投資信託の販売手数料、ETF(上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)などの信用取引の取引手数料、夜間PTS取引の手数料を無料化する。同社が取り扱う投資信託は12月4日時点で2700本あり、うち半数以上となる1381本がノーロード(販売手数料無料)。さらに、ブル・ベア型ファンドを含むすべての投資信託の販売手数料を無料とする。
信用取引については、ETF・REIT・ETN・インフラファンドの取引に係る取引手数料を全額キャッシュバックし、実質無料化。さらに、夜間PTSでも銘柄によらずすべての取引について手数料を全額キャッシュバックする。同社は「各種手数料の無料化により、コストを抑えた取引が可能となり、これまで以上に多くのお客様に資産運用の選択肢の一つとしてサービスを活用いただける」と期待する。
取引に関する手数料は1回あたりが少額でも積み重なれば個人投資家にとって負荷となる。一般社団法人の投資信託協会による「2018年度投資信託に関するアンケート調査報告書」では、投資信託で不満に感じる点として「手数料が比較的高い」が28.5%となっている。さまざまな投資サービス、商品が登場する中で、無償化は大きな差別化ポイントとなるはずだ。今回の手数料無料化はインターネットコースのみが対象で、信用取引では取引手数料とは別に金利や貸株料等の必要諸経費が掛かる。
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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