SBIHD、「ひふみ投信」のレオス・キャピタルワークスを子会社化

SBIホールディングス株式会社は3月31日、「ひふみ投信」「ひふみプラス」などの投資信託を運用するレオス・キャピタルワークス株式会社の既存株主と株式取得で基本合意したと発表した。4月30日に発行済株式総数の51.28%を取得、レオス社を連結子会社化する。

株式取得について、同社グループは、国内外でのM&Aの推進を今後の飛躍的成長を具現化するための重要な戦略と位置付け、対象領域の一つとして資産運用事業を掲げ候補先の検討を進めてきた」と説明。直販のひふみ投信、窓販のひふみプラス、世界株中心のひふみワールドなど「ひふみ」ブランドで投資信託を運用するレオス社を候補先の一つとして検討し、既存株主と協議を進めてきた。

レオス社は外国株や債券を投資対象とする投資信託など商品ラインアップの拡充を図ることを予定しており、今後は個人投資家から評価を受けているひふみブランドの運用商品の販売拡大やロボアドバイザーの活用、さらにSBIグループが提携強化を推し進めている地域金融機関へのレオス社の商品展開などを通じ、グループ全体の運用資産残高の拡大を図っていく。

レオス社は2003年4月設立。ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみ年金のシリーズ3本の純資産総額は2018年3月末時点で7000億円にまで拡大した。現社名に変更(03年9月)を経て09年2月に ISホールディングスの子会社に。18年12月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場予定だったが、中止している。

SBIホールディングスの傘下に入ることについて、レオス社の代表取締役社長・最高投資責任者の藤野英人氏は「SBIグループのリソースを十二分に活用することで、米国、アジア圏への投資拡大に大きく寄与する。また、SBI証券はひふみプラスの最初の販売パートナーであり、ネット証券会社ナンバーワン。これからはITやAIも活用したきめ細かい対応やロボアドの導入、動画を利用したセミナーの拡充、商品の拡充、ベンチャーキャピタル業務への展開などを考えており、実現を後押ししてくれる最良のパートナー」と意欲を見せている。

今後の上場については、「SBIHD傘下の親子上場の問題もあるので、資本政策上の論点をよく考えながら考えたい」としている。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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