楽天証券株式会社は12月26日から、楽天証券の円貨決済時に「楽天ポイント」を1ポイント=1円として購入代金や取引手数料に利用できる「ポイント投資」サービス、「米株積立」サービスを開始する。米国株式取引にポイントが利用できるのは国内主要証券で初めて。サービスの拡充で投資経験者から資産形成層まで利用を促す。
同社は2017年8月に楽天ポイントなどで投資信託の購入ができる「ポイント投資」サービスを開始、国内株式(現物)取引など対象商品を広げている。20年4月に国内主要証券で初めて国内株式・米国株式の取引を1つの画面で行えるスマートフォン向けトレーディングアプリ「iSPEED」の提供を提供、 米国株式取引サービスの拡充に取り組んでいる。21年1月~6月に楽天証券で米国株式取引をした顧客は前年同期比3倍に、約定件数は同3.5倍に増加した。
今回のサービス拡充の筆頭である「ポイント投資(米国株式 円貨決済)」では、楽天ポイントを、積立取引を含めた米国株式の円貨決済時に1ポイント=1円で、 1ポイントから利用できる。現金との併用も可能。利用できるのは買い注文時、積立設定時の購入代金、取引手数料の全額または一部。 事前に設定した内容でポイントを自動で充当するため、 計画的にポイントを利用することができる。対象は米国株式の全銘柄(ADR、 ETF/ETNを含む)約4500銘柄。対象口座は特定口座、一般口座、NISA口座(ジュニアNISA口座は対象外)。手数料は無料。米国株式投資に興味はあるが、自己資金の利用をためらっている層の投資意欲を喚起する。
併せて米国株式取引積立サービス、「米株積立」を開始する。米株積立は、米国株式取引で、あらかじめ設定した株数または金額を上限として、毎週もしくは毎月、自動で米国株式を購入するサービス。 購入する曜日・日は自由に指定できるため、経済指標発表などのイベントや給与支給日の翌日など、自身の投資戦略や資産形成プランに合わせ、忘れずに米国ETFを含む米国株式を定期的に購入できる。積立方法は、株数指定または金額指定。決済方法は外貨決済(米ドル)、 円貨決済(日本円)。
さらに、楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」 の自動スイープ機能を追加した。楽天証券と楽天銀行間での資金移動を自動で行うもので、 楽天証券で株式や投資信託などを取引する際、不足金を楽天銀行の預金残高から自動入金されるなど利便性が高い機能。米国株式取引(円貨決済)で、通常・積立購入ともに、毎月の入金手続きが不要になる。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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