現行NISAと新NISA、どう利用する?マネックス証券が調査

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マネックス証券株式会は4月12日、「MONEX個人投資家サーベイ」の3月の特別調査「現行NISAの利用状況と新NISAの利用予定」の結果を発表した。調査期間は3月14日から17日まで、マネックス証券の口座保有者から1132件の回答を得た。

はじめに、NISA制度が2024年に変更になることについて知っているかを質問。「利用申込をしている、制度がわかることも知っている」との回答が75.7%、「利用申込をしていない、制度が変わることは知っている」との回答が16%で、合わせて90%以上が、制度の変更を知っていた。現行のNISA制度の利用枠について「毎年ほぼ投資枠を使い切る」と回答した投資家は57%だった。

新NISA制度の利用予定については、つみたて投資枠が年間120万円となることに加え、成長投資枠が年間240万円まで利用できるが、「両方の枠を上限枠まで使う予定」との回答は26.8%。「成長投資枠を優先して使いたい」は23.9%、「つみたて投資枠を優先して使いたい」は21.6%で、成長投資枠を優先して使いたい投資家がわずかに多い結果に。

成長投資枠の利用金額については上限の「240万円」まで使いたい投資家の割合が34.2%で最多。「100万円以上240万円未満」と答えた27.7%の投資家と合わせると、60%以上の投資家が年間100万円以上を新NISAの成長投資枠で利用する予定だった。投資対象については、「配当金狙いの株式」との回答が最も多く、次に「値上がり期待の株式」「投資信託」が続く。

「つみたて投資枠」の利用予定について訊ねたところ、年間利用枠の上限である120万円を使うという回答は38%。また、購入予定商品については「海外株式インデックスファンド」が最も多く、次に国内株式インデックスファンドの順だった。

新NISA制度を活用して投資する銘柄などについてたずねたところ、52.8%が「決まっていない」と回答。相場状況などを見ながら投資対象を検討したいと考えている投資家が多いことがうかがえた。

新NISAについて知りたい情報を聞く質問では、「新NISA制度のルールや枠組み」が最も多く、続いて「おすすめの成長枠での投資対象」「現NISAからの変更点」との回答がほぼ同数。具体的にどのようなルールになったのか気になっている投資家が多いようだ。

円安が続く中、今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについての質問には「円安になると思う」が27%で前回と変わらず。「変わらないと思う」の割合は28%で前回調査からマイナス3%、「円高になると思う」は42%で前回比プラス3%だった。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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