マネックス証券、SMSによる二要素認証を導入。不正出金防止にセキュリティ強化

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マネックス証券株式会社は9月27日、出金時にSMS(ショートメッセージ)による二要素認証(SMS認証)を利用できるサービスを導入した。顧客の所有するスマートフォンに送信されたSMSに記載されたワンタイムキーを入力して手続きを完了させる仕組み。スマホが必要となるため、 万が一悪意のある第三者に認証情報(ID・パスワード・暗証番号)が漏洩しても、不正送金のリスクを大きく低減できる。

悪意ある第三者による不正アクセスによって個人情報や資金が流出するという事象が後を絶たず、金融機関も例外ではない。同社はこれまでも継続的なセキュリティ対策を行っており、2020年12月には認証アプリを用いたワンタイムパスワード方式による二要素認証サービスを先行して導入。出金時のSMS認証で一層の強化を図る。

ワンタイムキー(パスワード)は、顧客本人の所有確認(携帯電話番号認証)が取れた携帯電話番号宛てにSMS送信される。パスワードの入力を必須とすることで、悪意のある第三者の端末の出金指示を防ぐ。一度だけ有効な使い捨てのパスワードは、盗まれたとしても悪用できない。SMS送信の都度、 毎回ランダムな数字の並びで生成されるため第三者が推測することは困難。また、SMS認証の解除時にもワンタイムパスワードが要求されるため、悪意のある第三者が顧客のアカウントに不正ログインし、SMS認証を解除しようとしても、パスワードは顧客の携帯電話番号宛に送信されるため、不正に解除することは不可能だ。

SMS認証の利用登録を行うと、出金時に都度SMS送信された数字6桁のパスワードの入力が必須となる。SMS非対応のスマホを使っている場合、従来通り認証アプリを使用して二要素認証を利用できる。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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