株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を運営する日本クラウドキャピタルは10月17日、事業計画書や資本政策を簡単に作成できるツール「FUNDOOR(ファンドア)」の無償提供を開始した。事業計画書の作成や投資家管理を簡易に行えるツールの提供により、起業家をより多く誕生させ成長を支援する狙いだ。
ファンドアは事業計画から資本政策、投資家管理までをワンストップで行うことができ、利用は無料。最大の特徴は、財務3表である損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書まで最短5分で作成することができる機能。経験が不足していても、事業計画と資本政策が連動し、チュートリアルも備わっているので、公認会計士等が行っているような資本政策を策定できる。作成した事業計画や資本政策、アップロードした資料などはワンクリックで投資家と共有することが可能。
日本のスタートアップ出資額は、米国や中国などと比べるとまだ少ない状況が、国内実績は年々増加傾向にある。また資金調達手段は多様化しつつあり、資本政策もスタートアップにとって重要なテーマとなっている。一方で、資金調達には、それぞれいくつもの「難しい資料作成」というハードルがあり、多くの時間や費用を要している問題がある。また、投資家側と比較して、起業側では、資本政策についての知識や経験が乏しいことが多く、安易な資金調達は失敗を招きやすいという課題があった。
ファンドアは、難しく専門的な知識や経験が必要だった難しい資料作成と資本政策作りを、誰でも、簡単にできるよう設計・開発されている。今後はスタートアップの起業、資金調達、事業成長などを支援するため、投資家への事業説明資料作成サポート、投資家への事業説明資料作成サポート、株主総会の招集・開催、予実・KPIの管理とIR機能といった機能も随時実装していく予定だ。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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