資産運用大手インベスコ、日本でのETF事業拡大を推進

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インベスコのグループ企業のインベスコ・キャピタル・マネジメント・エルエルシー(ICM)は6月21日、ICMが米国で上場している主要ETF(上場投資信託)ついて、日本の投資家により利用しやすく提供するための取り組みを開始したと発表した。5つの米国上場ETFを日本の投資家が利用できるようにするため、日本の規制当局に必要な届出手続きを完了したほか、取扱い証券会社に対する情報提供や日本の機関投資家への投資一任サービスを強化した。

5つのETFは「インベスコ NASDAQ 100 ETF」(ティッカー:QQQM)、「インベスコNASDAQネクスト100 ETF」(QQQJ)、「インベスコNASDAQフューチャー200 ETF」(QQQS)、「インベスコS&P 500 等ウェイトETF」((RSP)、「インベスコソーラーETF」(TAN)。

ICMは日本におけるETF事業およびインデックスを用いた運用戦略事業を拡大している。同社は「規制上の措置を講じることは、日本の投資家にインベスコのETFへのより容易なアクセスを提供するという当社の取り組みを裏付けるもの」とするコメントを発表。インベスコのアジア太平洋地域におけるETF事業開発およびキャピタル・マーケットの責任者トム・ディグビー氏は「日本法人のインベスコ・アセット・マネジメント株式会社と協力して、日本におけるインベスコのETF事業およびインデックスを用いた運用戦略事業を推進していく」と強調した。

ICMは米国の規制当局に登録し、インベスコの各種ETFの投資顧問を務めている。ETF投資に関しては、選択と継続的な監視を行い、ETFビジネスに関する業務管理やETFに対する特定の事務、簿記およびその他の管理サービスの提供に対する全体的な責任を負う。

インベスコ・アセット・マネジメント社は内外の公的年金・企業年金、事業法人、銀行や保険会社など機関投資家を対象に、株式や債券、オルタナティブなど非伝統的な投資戦略まで提供している。銀行・証券会社・保険会社などを通じて個人投資家向けの投資信託およびサービスも提供する。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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