1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は、ジャパンベストレスキューシステム株式会社が会員制サービス事業のサービス拡充を目的に展開する「JBRサステナビリティファンド#1」を公開した。募集金額は1億円でうち5000万円を抽選方式で募集する。抽選受付は6月1日午前10時までだが、5月31日午後1時時点で1億6424万円の申し込みが寄せられている。予定利回りは年率2.00%(税引前)、予定運用期間は6月18日から2022年5月末日までの約11ケ月。元本償還方法は満期一括、利益配当方法は毎四半期、担保なし・保証なし、最低成立金額は3千万円。先着募集は6月4日午後7時から6月11日午後3時まで投資申込を受け付ける。
ジャパンベストレスキューシステムグループ(JBRグループ)は、「困っている人を助ける」という企業理念の下、一般向けに概ね終日対応の総合生活トラブル駆けつけ解決サービス「生活救急車」を全国で展開する東証プライム上場企業。一般向けとは別に、生活トラブルに備えた会員制サービスを提供している。代表的なものとして、賃貸住宅の入居者向けに「安心入居サポート」、大学生向けに「学生生活110番」というストック型・サブスク型のサービスがある。さらにグループ傘下のJBRあんしん保証株式会社では、ストック型として住宅設備機器のコンシェルジュサービス「あんしん修理サポート」を販売。ストック型・サブスク型の売上比率は85%を占める。
JBRグループ全体の20年9月通期決算によると、売上高の半分が会員制サービスで占められている。会員制サービスはストック・サブスクリプション型のため、グループ全体の収益を安定化させる事業となっている。また、グループ連結子会社であるジャパン少額短期保険株式会社、レスキュー損害保険株式会社の2社は保険事業を展開。20年9月期において、保険事業の売上高は会員制サービスに次ぐ規模となっている。これらの事業に加えて、法人向けで不動産トラブル解決サービス「緊急出動付コールセンター」、リペア事業やライフテック事業も展開する。
JBRグループはまた、持続可能な社会の実現に向け、国連が提唱しているSDGs(持続可能な開発目標)を事業に取り込んでいる。特に、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」と目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現を通じて、中長期的な企業価値の向上を目指している。さらに、インパクト投資の一つとして、児童や高齢者を見守るサービス「otta(オッタ)」を展開するotta社と資本業務提携を結び、地域が一体で児童や高齢者を見守る体制の構築に着手している。
同ファンドに25万円以上投資すると、同社がオフィシャルスポンサーを務める子ども向け就労体験施設「キッザニア(東京・甲子園)」で利用できるFunds優待券を受け取れる。入場料が最大20%割引になる。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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