auカブコム証券株式会社は6月7日、新サービス「デイトレ信用」「プレミアム料付空売り」を7月19日約定分から提供開始すると発表した。デイトレ信用は、返済期限が当日のみとなるデイトレード専用の一般信用取引。信用取引手数料は0円、買方金利・貸株料は1約定あたりの約定金額が100万円未満の場合は1.8%、100万円以上の場合0%で取引可能。プレミアム料付空売りは、プレミアム料を支払うことで、従来、制度信用でも一般信用でも売り建てができなかった銘柄を、一般信用取引(デイトレ信用・長期)で売り建てができるようにする。
また、7月19日から株式の取引手数料を大幅に改定する。1日100万円までの売買手数料を無料とし、25歳以下のユーザーは、手数料を全額キャッシュバックすることで実質無料化する。一方、これまで無料だった信用取引手数料は有料に戻し、買方金利や貸株料は引き下げる。
デイトレ信用の導入により、これまで提供していた一般信用取引(売短)のサービスを廃止。同サービスのユーザーには、デイトレードを行う場合はデイトレ信用を、長期での保有や株主優待の取得のための優待クロス取引を希望する場合は一般信用取引(長期)の利用を勧めている。
現物株式・信用取引の取引手数料は、注文ごとの約定金額に応じて取引手数料が決まる「ワンショット手数料」、1日の約定金額合計額に応じて取引手数料が決まる「一日定額手数料」の2種類のコースとする。約定100万円までは業界最低水準(同社調べ)の手数料体系。また、今回リリースされるデイトレ信用や、「kabuステーションAPI」「信用ロボアド」経由での取引は、信用取引手数料を引き続き無料とする。
これまでの大口優遇プランは買方金利の優遇だったが、貸株料の優遇も追加。また「シルバープラン」を新設、プラチナプランの適用条件引き下げを行い、より幅広いユーザーに優遇プランが適用されるようにした。大口優遇プランのユーザーは、引き続き信用取引手数料無料で利用できる。
25歳以下のユーザーの国内現物株式取引手数料は全額キャッシュバック、実質的に手数料無料で取引可能となる。「従来、手数料無料で取引可能なフリーETFの拡充、プレミアム積立による単元未満株式の積立手数料無料化など、若年層の資産形成を後押しする取り組みを行ってきた。本プログラムで現物株式取引手数料を実質無料化することにより、さらなる若年層の資産形成を支援する」(同社)としている。
サービスリリースを記念してキャンペーンを複数予定している。①「先着500名!kabuステーションPremiumプランお試しキャンペーン」(6月1日から開始)②「手数料改定記念キャンペーン~株式各種お取引でPontaポイントがポンポンたまる!」③「デイトレ信用デビュー応援!金利貸株料手数料も実質無料キャンペーン」④「信用大口のりかえ&おかえりキャンペーン」⑤「25歳以下現物株式手数料実質無料プログラム」を順次実施する。
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