SBI証券で販売額上位の投資信託は?特徴の比較も【2020年8月】

ネット証券の中でも人気のSBI証券には、2,680本(2020年10月7日時点)の投資信託が用意されています。海外ETFの取り扱い数も豊富で、投信積立は100円から可能なので、誰でも自分の投資方針にあった金融商品を探し出しやすいのが主な特徴です。

そこでこの記事では、SBI証券で投資信託の購入を検討している方のために、販売金額TOP10の投資信託をご紹介します。各商品の概要やリターン、手数料などについて詳しく解説するので、商品選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。

目次

  1. SBI証券とは
  2. SBI証券で販売額上位の投資信託は?
    2-1.SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド
    2-2.SBI日本株4.3ブル
    2-3.ニッセイ外国株式インデックスファンド
    2-4.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
    2-5.大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100
    2-6.SBI 日本株3.8ベア
    2-7.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    2-8.三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
    2-9.レオス-ひふみプラス
    2-10.ニッセイ日経225インデックスファンド
  3. SBI証券で投資信託を購入する際の注意点
  4. まとめ

1 SBI証券とは

SBI証券SBI証券は、口座数、預り資産残高、株式委託売買代金でトップクラスの大手ネット証券会社です。2014年10月にネット証券で初めて総合口座300万口座を突破し、2020年6月末では533万口座を有するなど、多くの投資家に利用されています。

大手金融グループ「SBIホールディングス」の子会社であり、FX、債券、先物・オプション、CFD・eワラントや金・プラチナなどの豊富な品揃えが特徴です。

SBI証券は顧客中心主義に基づき、「投資信託の販売手数料の完全無料化」「PTS(私設取引所)取引等での手数料実質無料化」「国内株式の手数料における無料化範囲の拡大」といった投資コスト削減や、「人工知能(AI)などのテーマ投資」「貸株サービス」などの人気商品・サービスの開発・提供に取り組んでいます。

SBI証券の投資信託は、2020年8月13日時点において取扱本数2,647本とネット証券の中で最も多く、全ての投資信託がノーロード(購入手数料無料)となっています。各投資家の好みに合った商品が選びやすく、低コスト投資が実現しやすいのが主な特徴です。

SBI証券の投信積立は最低100円からできるため、少額資金でリスクを抑えた投資を行うことができ、初心者の方にも適しています。積立可能銘柄数は2,528本に及びます。

このほか、NISA(税制優遇制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に対応した商品も充実しており、将来の資産形成や老後資金の確保などに向けた商品が選びやすくなっています。

2 SBI証券で販売額TOP10の投資信託は?

SBI証券が扱う投資信託の中でも販売金額1位〜10位の人気商品を順にご紹介します(※2020年7月1日〜7月31日の月間ランキングです)。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

2-1 SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド

運用会社 SBIアセットマネジメント
基準価額 10,998円
純資産 54,420百万円
リターン(1年・年率) -6.57%(6カ月)
信託報酬(税込) 0.0938%程度
基準価額騰落率(3カ月) 12.21%

1位の「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する投資成果を目指す商品です。投資対象は、「バンガードⓇ・S&P500 ETF」で、SBIアセットマネジメントが運用します。

新型コロナ感染拡大の影響によりリターンは-6.57%(6カ月)となっていますが、S&P500の回復とともに直近3カ月の基準価額騰落率は+12.21%と改善しており、販売金額や販売件数の増加に繋がっているのが特徴です。

2-2 SBI日本株4.3ブル

運用会社 SBIアセットマネジメント
基準価額 4,742円
純資産 13,562百万円
リターン(1年・年率) -19.69%
信託報酬(税込) 0.968%
基準価額騰落率(3カ月) 67.27%

2位の「SBI日本株4.3ブル」は、国内の公社債への投資とともに、株価指数先物取引を活用して国内株式市場全体の値動きの約4.3倍になる投資成果を目指すファンドです。

ハイリスク・ハイリターンの商品であり、過去1年のリターンは-19.69%となっていますが、直近3カ月の基準価額騰落率は+67.27%と急上昇しており、販売金額で2位と人気を集めています。

2-3 ニッセイ外国株式インデックスファンド

運用会社 ニッセイ・アセットマネジメント
基準価額 17,094円
純資産 186,317百万円
リターン(1年・年率) 2.36%
信託報酬(税込) 0.1023%以内
基準価額騰落率(3カ月) 13.45%

3位の「ニッセイ外国株式インデックスファンド<購入・換金手数料なし>」は、日本以外の主要先進国の株式を対象とし、MSCIコクサイインデックスに連動する投資成果を目指す商品です。

購入時・換金時の手数料は無料で、信託報酬0.1023%以内と低コストなのが人気で、週間の販売件数2位、NISA販売額2位となっており、純資産額は高水準を継続しています。

2-4 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 11,971円
純資産 130,067百万円
リターン(1年・年率) 5.96%
信託報酬(税込) 0.0968%以内
基準価額騰落率(3カ月) 12.35%

4位の「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は米国株式を主な投資対象とし、S&P500指数)に連動する投資成果を目指す商品です。

ファンド設定来のトータルリターンは12.52%で、S&P500指数の回復に伴い、投資成果も改善しています。純資産額は安定して増加を継続し、1,300億円を突破しています。

2-5 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100

運用会社 大和アセットマネジメント
基準価額 20,567円
純資産 15,639百万円
リターン(1年・年率) 52.30%
信託報酬(税込) 0.99%
基準価額騰落率(3カ月) +48.89%

5位の「大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100」は、米国株価指数「NASDAQ100」の2倍の値動きを目指す商品です。株価指数先物取引を活用しレバレッジ取引をするため、リスクは高めとなります。

直近3カ月の基準価額騰落率は+48.89%、1年のリターンも+52.30%と高いほか、純資産額も順調に増加しているのが特徴です。

2-6 SBI 日本株3.8ベア

運用会社 SBIアセットマネジメント
基準価額 2,088円
純資産 3,819百万円
リターン(1年・年率) -77.32%(設定来)
信託報酬(税込) 0.913%
基準価額騰落率(3カ月) -48.95%

6位の「SBI 日本株3.8ベア」は、株価指数先物取引を活用し、国内株式市場全体の値動きの約3.8倍逆となる投資成果を目指す商品で、リスクはかなり高めです。

設定されたのが2020年3月17日となるため、新型コロナの影響によりリターンは-77.32%となっています。ただし、基準価額騰落率は3カ月-48.95%、1カ月-7.65%、1週間-1.09%と大きく改善してきており、販売金額の上位に繋がっています。

2-7 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 11,296円
純資産 38,277百万円
リターン(1年・年率) 1.62%
信託報酬(税込) 0.1144%以内
基準価額騰落率(3カ月) 13.52%

7位の「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、日本を含む先進国や新興国の株式を投資対象とし、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動した投資成果を目指す商品です。

信託報酬は0.1%台と低コストなものの、過去1年間のリターンは1.62%と低いのが特徴です。しかし、ここ1カ月では2.49%となっており新型コロナ危機からの回復が期待されています。

2-8 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

運用会社 三菱UFJ国際投信
基準価額 12,919円
純資産 115,350百万円
リターン(1年・年率) 2.36%
信託報酬(税込) 0.1023%以内
基準価額騰落率(3カ月) 13.39%

8位の「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、日本以外の先進国の株式市場を投資対象とし、MSCIコクサイ・インデックスと連動した投資成果を目指す商品です。

信託報酬は0.1023%以内と低コストで、純資産は順調に増加しているほか、リターンも回復が見られます。

2-9 レオス-ひふみプラス

運用会社 レオス・キャピタルワークス
基準価額 42,446円
純資産 503,687百万円
リターン(1年・年率) 12.58%
信託報酬(税込) 1.078%以内
基準価額騰落率(3カ月) 15.15%

9位のレオス-ひふみプラスは、ひふみ投信マザーファンドを通じて国内外の上場株式を主な投資対象とし、市場価値が割安と判断される銘柄を選別して運用される商品です。信託財産の総額50%までを株式以外の資産で保有できるため、株価変動リスクが分散されやすいのが特徴です。

設定来のリターンは315.41%、1年は12.58%、1カ月3.10%と全体的に高くなっています。週間販売件数では4位、NISA販売金額では3位と注目度の高いファンドです。

2-10 ニッセイ日経225インデックスファンド

運用会社 ニッセイ・アセットマネジメント
基準価額 149,767百万円
純資産 503,687百万円
リターン(1年・年率) 6.78%
信託報酬(税込) 0.275%
基準価額騰落率(3カ月) 15.10%

10位の「ニッセイ日経225インデックスファンド」は、「ニッセイ日経225インデックスマザーファンド」を通じて、国内の上場株式を投資対象とし、日経平均株価(225種・東証)の動きに連動した成果を目指す商品です。

設定来のリターンは157.88%、1年は6.78%、1カ月2.00%と高く、週間販売金額およびNISA販売金額はともに5位と好調となっています。

3 SBI証券で投資信託を購入する際の注意点

SBI証券は海外ETFの取扱数も多く、それらの購入・売却時には為替変動リスクが伴うので注意しましょう。購入・売却時点での国内約定日の為替レートにより、差益もしくは差損が発生することになるため、海外ETFに興味のある方は為替の動きも考慮した投資判断が求められます。

まとめ

SBI証券の投資信託は約2,700本と豊富で、各投資家の好みに合った商品を選びやすいものの、どれを選んだらいいのか分からない方もいるでしょう。投資信託を選ぶ際は、目論見書等で商品の詳しい内容も確認することも大切ですが、初心者の方などは人気ランキングを参考にするのも選択肢の一つです。

特に「販売金額」によるランキングは、人気のバロメーターをあらわすため、投資信託に詳しくなくても有力候補を見つけやすいのが特徴です。ほかにも販売件数、銘柄注目度、資金連続流入、トータルリターンや純資産増額などのランキング項目も合わせて検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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