岡三オンライン証券、iDeCoの取扱商品数と手数料は?初心者向けファンドも

iDeCo(イデコ)を始める際には、加入を申し込む金融機関を決めなくてはなりません。その選択肢の一つとして、「岡三オンライン証券」が挙げられます。

岡三オンライン証券は、株式会社岡三証券グループを親会社に持っており、歴史と実績があります(2021年10月1日に経営統合予定)。また、iDeCoの取扱商品数も41種類と豊富です。

この記事では、iDeCoを検討している方のために、iDeCoで得られる3つの税制メリットを解説します。また、岡三オンライン証券でiDeCoを始める際に知っておきたい初心者向けの商品や、気になる手数料についてもお伝えします。

※この記事は2021年4月5日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. iDeCoの3つの税制メリット
    1-1.毎月の掛金が所得控除になる
    1-2.運用益が全額非課税になる
    1-3.受取時にも控除が適用される
  2. 岡三オンライン証券でiDeCoを始めるメリット
    2-1.iDeCoシミュレーションが使える
    2-2.iDeCoファンドナビで最適なポートフォリオを提案してくれる
  3. 初心者向けのiDeCo対応商品3選
    3-1.日本インデックス225DCファンド
    3-2.インベスコMSCIコクサイ・インデックス・ファンド
    3-3.投資のソムリエ
  4. 岡三オンライン証券のiDeCoにかかる手数料
    4-1.加入時の手数料
    4-2.給付時・還付時の手数料

  5. まとめ

1.iDeCoの3つの税制メリット

iDeCoは正式名称を「個人型確定拠出年金」という通り、老後のための資産形成に適した制度です。通常の積立投資とは異なり、次の3つの税制メリットがあります。

  • 毎月の掛金が所得控除になる
  • 運用収益が全額非課税になる
  • 受取時にも控除が適用される

それぞれ詳しく解説します。

1-1.毎月の掛金が所得控除になる

iDeCoでは、毎月任意の金額を掛金として拠出します。掛金の上限は、個人の属性によって異なります。たとえば、自営業者の上限は月額68,000円ですが、企業型DC(確定拠出年金)のない会社員は月額23,000円です。

この掛金は、全額が所得控除の対象となるため、課税所得が引き下がります。その結果、所得税と住民税を節税できます。たとえば、課税所得330万円超から695万円以下の企業型DCのない会社員が毎月2万3000円をiDeCoで拠出した場合、

掛金:23,000円×12=276,000円
276,000円×20%(所得税)+276,000円×10%(住民税)=82,800円

年間8万2,800円の節税メリットが見込めるのです。

1-2.運用益が全額非課税になる

iDeCoの掛金は、投資信託や定期預金など、自分の好きな商品で運用が可能です。本来、運用で得た収益には20.315%の税金が課されますが、iDeCoの運用収益は全額非課税になります。これにより、再投資による複利効果を高められます。長期運用での資産形成において、iDeCoは通常の積立投資よりも税制面で有利なのです。

1-3.受取時にも控除が適用される

iDeCoで運用しているお金は、原則として60歳になるまで引き出すことができません。しかし、受取時には公的年金等控除や退職所得控除が適用されるため、ここでも節税効果を発揮するのです。

2.岡三オンライン証券でiDeCoを始めるメリット

iDeCoを始めるには、取り扱い金融機関への加入申込みが必要です。金融機関によってさまざまな特徴があるため、よりメリットが大きいと感じられる金融機関を選ぶことが大切です。

そして、岡三オンライン証券でiDeCoを始める際には、次の2つのメリットがあります。総合的な観点から他の金融機関と比較検討してみると良いでしょう。

2-1.iDeCoシミュレーションが使える

岡三オンライン証券では、iDeCoの税制メリットのシミュレーション機能を提供しています。職業・年収・年齢・掛金などの条件を入力するだけで、拠出時・運用時・受取時の税制優遇メリットを試算可能です。iDeCoを始めることで、具体的にいくらの税制優遇メリットが得られるのかを把握できるため、掛金額の設定や運用商品の選定に役立ちます。

2-2.iDeCoファンドナビで最適なポートフォリオを提案してくれる

iDeCo開始時には、どの運用商品にいくらの掛金を設定するのか、悩んでしまう方も多いでしょう。そのようなときに役立つのが、岡三オンライン証券の「岡三iDeCoファンドナビ」です。いくつかの簡単な質問に答えると、年齢やリスク許容度をもとに、自分に合う投資スタイルを自動的に判定。さらに、おすすめファンドも提案してくれるため、資産運用初心者でも簡単にポートフォリオが作成できます。

3.初心者向けのiDeCo対応商品3選

岡三オンライン証券のiDeCoの取扱商品数は執筆時点で41種類。商品は厳選されていますが、どの運用商品を選ぶべきか、迷ってしまう方もいるでしょう。そこで、初心者に向けの商品を3つ紹介します(基準価額・信託報酬・純資産総額は2021年3月23日現在の情報です)。

3-1.日本インデックス225DCファンド

  • 基準価額:32,248円
  • 信託報酬:0.253% (税込)
  • 純資産総額:28億1,600万円

日経平均株価に連動する投資成果を目指す、インデックス型の投資信託です。ソニーやファーストリテイリング(ユニクロ)など、日本を代表する企業へ投資したい方に向いています。

3-2.インベスコMSCIコクサイ・インデックス・ファンド

  • 基準価額:31,373円
  • 信託報酬:0.77%(税込)
  • 純資産総額:100億6,700万円

国内以外の世界主要国の株式に分散投資できる投資信託。 MSCIコクサイインデックス(円ベース)に連動する投資成果を目指します。MSCIコクサイインデックスは、日本を除く先進国の株価動向を示すインデックスで、時価総額の85%をカバーしています。また為替ヘッジなしのため、 為替変動リスクを取りたい方や、円安を期待する方にも向いています。

3-3.投資のソムリエ

  • 基準価額:12,242円
  • 信託報酬:1.21%(税込)
  • 純資産総額:4,793億6,800万円

国内外の公社債や株式、不動産投資信託(REIT)への投資ができるバランスファンドです。基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えながら基準価額の上昇を目指します。さらに為替ヘッジにより為替リスクも軽減しているため、価格変動リスクをなるべく抑えたい方に適しています。

4.岡三オンライン証券のiDeCoにかかる手数料

iDeCoの運用時には手数料が必要ですが、その金額は金融機関によって異なります。運用コストを抑えるためにも、手数料の安い金融機関でiDeCoに加入することが大切です。

岡三オンライン証券のようなネット証券会社は、手数料が割安な傾向にあります。ここからは、岡三オンライン証券のiDeCoにかかる手数料について詳しく解説します。

4-1.加入時と運用時の手数料

岡三オンライン証券でiDeCoに加入した場合、以下の手数料が必要です。手数料は掛金から差し引かれます。

  • 加入時:2,829円
  • 運用時:毎月380円

4-2.給付時・還付時の手数料

岡三オンライン証券で運用したiDeCo資産の受取時には、以下の手数料が給付金や還付金から差し引かれます。

  • 給付の都度:440円
  • 還付の都度:1,448円

5.まとめ

iDeCoで資産運用をすれば、拠出時・運用時・受取時の3つのタイミングで税制メリットを受けられます。原則60歳になるまで引き出せないとはいえ、老後のための資産形成に有効活用したい制度です。

岡三オンライン証券では、41種類のiDeCo対象商品を取り扱っています。資産運用初心者でも、シミュレーションツールを使えば、自分に合う掛金額と運用商品を見つけることが可能です。iDeCoを始めようと考えている人は、岡三オンライン証券も含めて検討を進めてみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.
山下耕太郎

山下耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011