ネットショッピングや店舗でのキャッシュレス支払いで欠かせないクレジットカードは、1枚持っていると便利です。中でも、通信販売大手のニッセンが提供している「マジカルクラブTカードJCB」はポイントを貯めやすいほか、ショッピング機能に特化しているので入会しやすいと評判です。
そこでこの記事では、マジカルクラブTカードJCBの特徴、メリット・デメリット、評判、申込方法について詳しくご紹介します。ネットショッピングをよくする方、クレジットカードを持つのが初めての方などは、参考にしてみてください。
目次
- マジカルクラブTカードJCBとは
1-1.入会費・年会費永年無料のクレジットカード
1-2.Tポイント・ニッセンポイントを貯められる
1-3.入会しやすい
1-4.キャンペーンによるポイントボーナス
1-5.Apple Pay、Google Payに対応 - マジカルクラブTカードJCBのメリット
2-1.使い方次第でポイントが有利に貯まる
2-2.TSUTAYA会員証を追加可能
2-3.コストが発生しない - マジカルクラブTカードJCBのデメリット
3-1.付帯保険がない
3-2.家族カード、ETCカードがない
3-3.利用限度額が低い - マジカルクラブTカードJCBの評判
- マジカルクラブTカードJCBの申込方法
- まとめ
1 マジカルクラブTカードJCBとは
マジカルクラブTカードJCBは通信販売大手ニッセングループのニッセン・クレジットサービス社が発行しているJCBブランドのクレジットカードです。ニッセンの買い物で使えるニッセンポイントだけではなく、Tポイントも取得できるのが大きな特徴です。詳しく見ていきましょう。
1-1 入会費・年会費永年無料のクレジットカード
マジカルクラブTカードJCBの入会費・年会費は永年無料です。更新時の手数料なども一切かからないため、コスト負担を全く気にすることなく持つことが可能です。
1-2 Tポイント・ニッセンポイントを貯められる
マジカルクラブTカードJCBは、Tポイントカードとしての役割も果たします。基本的な還元率は税込200円につき1円(還元率0.5%)と控えめですが、様々な条件を満たすと高還元率のクレジットカードに変わります。
取得したTポイントの有効期限は1年と短いものの、カード利用が確認されると1年延長されるため、定期的に利用すれば有効期限を気にすることなくポイントを貯めることができます。
また、ニッセンポイントを同時に貯められるのもメリットです。ニッセンで買い物をした場合、ニッセンポイントとTポイントの両方に所定のポイントが貯まります。ニッセンポイントは200円で1円(還元率0.5%)で貯まるほか、キャンペーンや特典を利用するとさらに獲得しやすくなります。
1-3 入会しやすい
マジカルクラブTカードJCBはクレジットカードの付帯機能を最小限に抑えてショッピングに特化した機能になっているため、主婦・パート・アルバイトなどの定期的な収入のない方でも入会しやすいカードとなっています。
1-4 キャンペーンによるポイントボーナス
マジカルクラブTカードJCBでは、キャンペーンによりポイントが加算される「ポイントボーナス」が定期的に行われており、中には還元率が10%近くなるタイプもあります。
ポイントボーナスがどのポイントに対して入るかは決まっていないものの、特約店が行うキャンペーン、ニッセンが行うキャンペーン、カード会社のキャンペーンなど豊富にあるので、使う楽しみやポイ活の楽しみが増します。
1-5 Apple Pay、Google Payに対応
マジカルクラブTカードJCBはApple PayやGoogle Payに対応したクレジットカードです。アプリに登録することでQUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店で利用することができ、Tポイントも貯めることが可能です。QUICPay+にも対応しているので、買い物の金額が少し大きくなっても対応できます。
このように、スマートフォンのアプリを利用すると買い物がスムーズに行えるだけでなく、ポイントを貯めるために財布からカードを出し入れしないで済むのも特徴です。
なお、QUICPayを利用したSuicaチャージをはじめとした、一部の支払いはポイントの付与対象外となるので注意も必要です。
2 マジカルクラブTカードJCBのメリット
様々な特徴を備えたマジカルクラブTカードJCBにはどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく確認していきましょう。
2-1 使い方次第でポイントが有利に貯まる
マジカルクラブTカードJCBは、使い方によってポイントを効率的に貯められます。基本的な還元率は0.5%と高い水準ではありませんが、毎月の利用金額が3万円以上になると獲得できるTポイントが2倍になります。
また、会員ステージによりますが、カード保有によってニッセンでの買物時に常時1~2%のボーナスポイントが付与されるほか、連続してゴールドステージ以上をキープすると継続特典で0.5%のポイントが上乗せされます。そのため、最大でTポイント1%+ニッセンポイント6%=7%を獲得できます。
さらに、定期的に行われるキャンペーンによってもポイント還元率は高まります。利用金額の5%、10%といった大幅ポイントボーナスのあるキャンペーンが頻繁に行われています。
なお、買い物をどこでするかによってもポイントの入り方が変わってきます。例えば、Tモールを経由して3万円以上ニッセンで買い物をした場合、1%のTポイントと2%のニッセンポイントで合計3%、さらに特約店扱いで1.5%のTポイントが別につくため、合計4.5%の還元を受けられます。
2-2 TSUTAYA会員証を追加可能
マジカルクラブTカードJCBでは、Tカードとしての機能も果たせるようになっているため、TSUTAYA会員証の機能を追加することができます。カードの申し込みとは別にTSUTAYA店舗で手続きをする必要がありますが、会員証をまとめることができるので財布の中がかさばりません。カード一枚でCDやDVDやBDなどのレンタルをできるほか、使った分のTポイントも貯まっていきます。
2-3 コストが発生しない
マジカルクラブTカードJCBは入会費無料、年会費無料、更新費も無料のクレジットカードです。そのため、保有することで発生するコストは基本的にありません。
3 マジカルクラブTカードJCBのデメリット
マジカルクラブTカードJCBは年会費無料でポイント還元率の高いカードですが、クレジットカードとしてはデメリットもある点に注意が必要です。主なデメリットについて確認しておきましょう。
3-1 付帯保険がない
他のクレジットカードでは定番機能となっている国内旅行傷害保険や海外旅行傷害保険などの付帯保険がない点に注意が必要です。例えば旅行先でトラブルに巻き込まれた時などに対応できないので、必要に応じて別途保険に加入する必要があります。
3-2 家族カード、ETCカードがない
家族カードやETCカードの作成ができるクレジットカードが多い中、マジカルクラブTカードJCBではそれらを作成することはできません。家族でそれぞれ持つように決めていたり、ETCカードを必要としなかったりする場合はそれほどデメリットになりませんが、ポイントが分散するなどのデメリットもあるので、留意しておきましょう。
3-3 利用限度額が低い
マジカルクラブTカードJCBでは、利用者の状況によっては利用限度額が低く設定される可能性もあります。限度額があまりに低いと、ポイント特典を十分に活用することができない場合もあるので、注意が必要です。
4 マジカルクラブTカードJCBの評判
マジカルクラブTカードJCBの利用者からは次のような口コミや感想が寄せられています。カード選びの参考にしましょう。
- 「ポイ活には便利なカード」
- 「ニッセンで買い物をする機会が多いければメリットのあるカード」
- 「コストが全くかからないのでうれしい」
- 「他社で断られたがマジカルクラブTカードJCBは作成できた」
- 「付帯保険が無いのは少し物足りない」
※上記はすべて個人の感想です。最新情報などについてはご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。
マジカルクラブTカードJCBは条件によってポイントを貯めやすく、入会しやすい点が多くの利用者に好評です。特にポイントサービス大手のTポイントと、ニッセンのニッセンポイントが両方貯まるため、ポイ活に関心の強いユーザーの間で評判となっています。
一方、高還元率を追求しようとすると様々な条件を考えた購買行動が必要になるため、難しく感じている方もいます。
5 マジカルクラブTカードJCBの申込方法
マジカルクラブTカードJCBの申し込みは、新規入会申し込みページから行います。利用規約があるので、まずは内容をよく確認することが大切です。細かい入会資格などは特にありませんが、「20歳以上で電話連絡が可能」であることが条件となります。
申し込みページでは、氏名、住所、連絡先、家族や収入の状況、希望するカードの機能について入力していきます。申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに確認のメールが届きます。
なお、申し込みからカード発行までの期間はおよそ2~4週間です。インターネットで申し込む場合、カード配達時や郵便窓口で受け取る際、郵便局員が本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)を確認するので、コピーを郵送やFAXで提出する必要はありません。
まとめ
マジカルクラブTカードJCBは、年会費無料で高いポイント還元率を期待できるクレジットカードで、ポイ活に励んでいる方やネットショッピングをよくする方に向いています。また、審査も通りやすく、専業主婦やパート・アルバイトなどの立場の人でも取得できるため、幅広い利用者層に支持されています。
ユーザーにメリットが多く使いやすいカードですが、付帯保険や家族カード・ETCカードが無い点には注意も必要です。クレジットカードの新規入会を検討する際は、メリット・デメリットを確認し、利用者の評判なども参考にしながら、自身に合う一枚を選ぶことが大切です。
HEDGE GUIDE 編集部 クレジットカードチーム
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