【初心者向け】0から学べる投資信託セミナーは?参加者の評判や注意点も

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投資信託は投資の知識や経験が無くても始められる金融商品ですが、投資目的に合ったファンドを選ぶためには、商品の特徴やリスクについてしっかりと調べることが大切です。投資信託セミナーでは、投資信託の仕組みから購入・売却の方法などを効率良く学べるため、手軽な情報収集の手段として初心者の方も参加しやすいのが特徴です。

この記事では、投資信託セミナーに参加するメリット、セミナーを選ぶ際の注意点について詳しく解説していきます。投資初心者におすすめの投資信託セミナーもご紹介するので、気になる方は参考にしてみてください。

目次

  1. 投資信託セミナーに参加するメリット
    1-1.投資信託の仕組み・特徴がわかる
    1-2.ファンドの選び方がわかる
    1-3.投資信託のリスクがわかる
    1-4.投資信託に関する最新情報を入手できる
  2. 初心者向け投資信託セミナー2選
    2-1.ファイナンシャルスタンダード
    2-2.fan
  3. 投資信託セミナーを選ぶ際の注意点
    3-1.セミナー内容を事前に調べる
    3-2.主催団体・企業や担当講師も確認する
    3-3.参加者の評判や口コミも参考にする
  4. まとめ

1.投資信託セミナーに参加するメリット

投資信託は運用のプロに任せられる金融商品なので、株取引などと異なり、購入後は利益が出るまで何もする必要がありません。そのため、投資初心者でも始めやすく、日中仕事等で忙しい方でも長期的に資産形成をしやすい方法となっています。

しかし、投資信託の仕組みはやや複雑で、様々なタイプの商品(ファンド)があるため、初めての方にとっては理解しにくい場合もあります。そこで投資信託セミナーに参加すると、以下の通り、効率的に情報収集をすることができます。

1-1.投資信託の仕組み・特徴がわかる

投資信託は、不特定多数の投資家から集めた資金を一つにまとめた上で、その資金を運用方針に沿って複数の資産へ投資を行い、そこから得られた収益を投資家に還元される仕組みの金融商品です。

投資信託の運用には、商品を販売する役割を担う販売会社、運用方針を決定する運用会社、運用会社の指図に基づいて実際に金融資産の売買を行ったり、投資家から集めた資金を預かったりする信託銀行の三つの機関が関わっています。

このように投資信託の仕組みはやや複雑ですが、セミナーでは講師が初心者にもわかりやすく解説してくれるため、効率よく学ぶことができます。

1-2.ファンドの選び方がわかる

投資信託には様々な商品があります。価格変動リスクや金利変動リスクを抑えるため、値動きの少ない株式や債券を中心に組み入れているファンドから、リターン重視で外国株式やデリバディブ商品を多めに組み入れたファンドまで、幅広いタイプの商品が用意されています。

また、運用目的の違いでは、インデックス型とアクティブ型に分けることもできます。インデックス型とは、特定の指数に連動するような運用成績を目指す投資信託です。一方、アクティブ型とは、特定の指数を上回る運用成績を目指す投資信託です。

そのほか、投資信託には「分配金のあるタイプ」と「無いタイプ」があります。「分配金あり」の投資信託では、一定期日にファンドの総純資産から分配金を出すものを言います。これに対して、分配金を出さないものが「分配金無し」の投資信託であり、長期投資に向いています。

投資信託の商品は多種多様なので、初心者にとっては選びにくいこともありますが、セミナーを通じて自分に合ったファンドの選び方がわかるようになります。

1-3.投資信託のリスクがわかる

投資信託には、価格変動リスク、金利リスク、為替リスク、信用リスクなど複数のリスクがあります。

リスクの種類 項目の詳細
価格変動リスク 株式や債券など投資先の資産価格が経済や市場の状況により変化するリスク
金利リスク 市場金利が変化することで投資先の資産価格に影響が出るリスク
為替リスク 外国資産のファンドへ投資する際、為替レートの変動より生じるリスク
信用リスク 国の財政破綻や企業の倒産などで、投資先のファンドから配当金の支払を受けられなくなるリスク

投資初心者が投資信託で資産運用を始める場合、これらのリスクについて理解しておかなければなりません。投資信託セミナーでは、投資信託のリスクについても詳しく解説してくれるだけでなく、講師に質問できる時間が設けられているので、疑問があってもすぐに解決できるのもメリットです。

1-4.投資信託に関する最新情報を入手できる

書籍を読んだり、ネット上で検索したりすれば、セミナーに参加しなくても投資信託に関する知識や情報を入手できますが、投資信託に関する新制度ができたり、法改正が行われたりした場合、その最新の情報をタイムリーに本から得るのは困難です。

書籍やネット上では得られない投資信託の法整備や最新情報について迅速に情報を得られるのも、セミナーに参加するメリットです。

2.初心者向け投資信託セミナー2選

様々な投資信託セミナーがある中、IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)の「ファイナンシャルスタンダード」「fan」が主催する投資信託セミナーは特に初心者向けの内容となっているため、参加しやすいのが特徴です。以下、詳しくご紹介します。

2-1.ファイナンシャルスタンダード

IFA法人の「ファイナンシャルスタンダード」は、金融商品仲介業務を通じて、投資家の長期的な資産運用をサポートしている企業です。ファイナンシャルスタンダードが主催する投資信託セミナーには、以下のような特徴があります。

顧客満足度95%

ファイナンシャルスタンダードが主催する投資信託セミナーには、これまで1万人以上の方が参加しており、そのうちの95%の方がその内容に満足(ファイナンシャルスタンダード調べ)しています。

参加者からも、「投資の知識もなく証券会社の営業に応じるだけの資産運用をしていたため、為替の変動や毎月分配型ファンドなどで大きな損失を出し、投資そのものに懐疑的になっていましたが、相場変動に一喜一憂するのではなく、長期的な資産運用のアドバイスをいただけるため、安心して続けられています。(50代男性)」「ファイナンシャルスタンダードの担当アドバイザーは、親身になって今後の生活に見合ったきめ細やかな資産構成をして頂きました。ひとつひとつ丁寧な説明で納得のいく心強い提案を頂けたと思います。(60代女性)」などの声が上がっています。

投資信託を活用した資産運用の基礎から応用まで幅広く学べる

ファイナンシャルスタンダードが主催する投資信託セミナーでは、資産運用の基礎から応用まで幅広く学べるため、投資初心者にも安心して参加いただけます。

例えば、「投資信託選びの新常識セミナー」では、投資信託運用の基本となる株式や債券の内容、投資信託運用で損する理由などの話が聞けます。また、「投資信託を活用した分散投資」を題材にしたセミナーでは、分散投資の有用性やファンドの選択方法など、投資信託運用で必要な知識を学べます。

さらに、投資信託運用で活用することの多い積立投資の欠点について解説する応用的な内容のセミナーも開催されています。また、ファイナンシャルスタンダード主催の投資信託セミナーは、全て参加費用は無料です。

来場型とオンライン型のセミナーを開催

ファイナンシャルスタンダードもfanと同様、来場型とオンライン型の方法を併用する形で投資信託セミナーを開催しています。そのため、来場型の投資信託セミナーの開催地まで足を運ぶのが難しい方でも、手軽に参加できます。

2-2.fan

「fan」も、資産運用のアドバイザー業務を行っているIFA法人です。IFA法人とは、顧客に金融商品の説明、資産運用の提案やアドバイス、業務委託先の証券会社への申込手続き代行などの業務を行う「金融商品仲介業者」のことです。「fan」は、大手ネット証券である「SBI証券」、「楽天証券」などと業務委託契約を締結して金融商品仲介業務を行っています。

「fan」が主催する投資信託セミナーには、以下のような特徴があります。

セミナー参加者は延べ1万人超で参加別年代層も幅広い

セミナーに参加した延べ人数は1万人を超えており、その内容に対する顧客満足度も高いのが特徴です。インターネットリサーチ会社の「日本トレンドリサーチ」が行った調査によると、2020年11月のイメージ調査で1位を獲得しています。

また、セミナーの参加別年代層が幅広いのも特徴です。2019年度の40代・50代・60代のセミナー参加者の割合は、それぞれ全体の20%程度を占めます。また、30代・70代のセミナー参加者の割合も全体の10%以上となっています。

セミナー内容は投資信託関連が中心

fan で主催されるセミナー内容は、投資信託の資産運用が中心です。投資信託のファンドに含まれる株式、債券、リートなどの基礎知識、リスクを抑えた分散投資や積立投資など投資信託の実際の運用方法などを説明してくれます。

また、投資信託による資産運用を行う際に活用できる「つみたてNISA」や「iDeCo」の制度の内容、運用した投資信託の取り崩し事例などの話も聞くことができます。

セミナー参加者からは、「投資信託に対して知識がない私でも、分かりやすい説明と資料をありがとうございました。(40代女性)」「初心者でもイメージができやすい内容でした。テンポも良く、2時間も早く感じました。(40代男性)」などの声が上がっています。

オンラインでも受講可能

「fan」の主催する投資信託セミナーは、来場形式のものだけではなく、参加型オンライン形式のものもあります。参加型オンライン形式とは、自宅のパソコンやスマホからインターネット上でセミナーに参加できる形式のものを言います。

参加型オンライン形式の投資信託セミナーは、「zoom」を使用して行われています。パソコンやスマホなどインターネットを利用できる機器があれば、会場に足を運ばなくても、投資信託セミナーに参加可能です。

全セミナーに無料で参加できる

「fan」が主催する投資信託セミナーは、全て無料で参加できます。投資信託セミナーは、fan側が提供するサービス内容を利用者に理解してもらう目的で開催されています。提供する他のサービスの一環として開催され、投資信託セミナーの参加自体に費用は発生しないため、気軽に参加できる環境にあります。

担当者による金融商品の勧誘もない

「fan」が主催する投資信託セミナーでは、参加者に対して金融商品の勧誘を行うことはありません。主催されている資産運用関連のセミナーの中には、顧客獲得目的の一環として、担当者が参加者に対して金融商品を勧誘してくるケースもあります。

しかし、「fan」が主催する投資信託セミナーでは、資産運用の相談やアドバイス業務の一環として、担当者が参加者に適した個別の金融商品を案内するだけです。案内した個別の金融商品の購入を勧誘されることはないため、投資初心者でも気軽に参加できます。

3.投資信託セミナーを選ぶ際の注意点

各団体が主催する投資信託セミナーに参加しようとする際、その選び方が重要になってきます。参加する投資信託セミナーを選択する場合、以下のポイントに注意することが大切です。

3-1.セミナー内容を事前に調べる

投資信託セミナーの種類には、「投資信託の仕組みや種類を解説するもの」「運用方法を解説するもの」「おすすめのファンドや証券会社を紹介するもの」など、その内容は様々です。

そのため、投資信託の基本的な仕組みを知りたいにも関わらず、具体的なファンドや証券会社を紹介するセミナーに参加しても、有益な情報を得られる可能性は低くなります。このように投資信託セミナーで提供される知識や情報の内容を事前に把握しないで参加すると、ミスマッチが生じることもあります。

3-2.主催団体・企業や担当講師も確認する

参加する投資信託セミナーを選択する上で、主催の企業団体や担当講師の情報を確認しておくことも大切です。セミナー主催団体の企業情報が明確なのか、実績が豊富なのかなどを事前に調査します。また、セミナーで担当する講師の経歴や実務経験によって、提供される知識や情報の濃さも変わってきます。

なお、セミナー経験豊富な講師や有名人による講義は、欲しい情報を効率的に得られるものの、参加者が殺到するケースもあるので、早めの予約が必要になることもあります。

3-3.参加者の評判や口コミも参考にする

投資信託セミナーを主催する団体の中には、多くの参加者を集めるために、やや誇張した内容の募集要項を出すところもあります。そのような団体の投資信託セミナーに参加すると、期待外れに終わるケースも珍しくありません。

そこで、実際に参加した方の感想や口コミを参考にし、評判の高いセミナーを優先的に検討する方法も選び方の一つです。

4.まとめ

投資信託セミナーは、資産運用に関する有益な知識や情報を得られる、プロの講師に直接質問できる、他の方と交流できるなど、投資初心者が参加するメリットは多くあります。

ただし、セミナー内容は主催企業や開催場所によって様々なので、初めて参加する場合はその概要をしっかりと確認し、自分の投資経験や知識に合うセミナーに参加することが大切です。

これから投資信託で資産運用を始めようと考えている方、投資信託の特徴・リスクを学びたい方は、効率的に情報収集できるセミナーの活用を検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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