マネックス証券株式会社は7月4日、個人向けユニコーンファンドの第5弾として、宇宙関連企業「SpaceX」(Space Exploration Technologies Corp.、スペースX)を最終投資対象とする「SpaceX ファンド」の募集を開始する。スペースXはアメリカ合衆国カリフォルニア州ホーソーンに本社を置く航空宇宙メーカーで、2002年にイーロン・マスク氏が設立。宇宙輸送サービスや衛星インターネットアクセスプロバイダも手掛ける。サービス展開国は日本を含む50ヶ国以上。同社を対象とするユニコーンファンドの募集は、主要ネット証券で初めて(マネックス証券調べ)。
マネックス証券では21年9月から「HiJoJo ユニコーンファンド」シリーズを取り扱っている。非上場企業への個人投資家の投資機会は、上場株式などに比べ限定的だったため、海外のユニコーン企業への投資機会を広げる狙い。
SpaceX ファンドは複数の投資先候補の中から選定されたファンドが「SpaceXファンド」の直接の投資先となるファンドオブファンド。投資予定対象はスペースXの普通株式、優先株式、Convertible Note、出資持分などのいずれか、または複数を直接的、間接的に組入れる。
募集期間は7月4日から20日まで、目標募集金額2億円、目標募集総額15億円。1口20万円で投資単位は10口以上、1口単位のため、最低金額は200万円。募集形態は二項有価証券に該当する私募ファンド(1ファンドあたり499名が取得上限人数)となるため、マネックス証券が商品性に適合する購入開始基準を設定し、基準を満たす投資家にのみ販売を行う。
投資予定ファンドの費用として、投資対象ファンドの取得時に最大6%の費用が必要。また、最大10%の成功報酬がかかる。契約期間は契約締結日から28 年7月31日まで。中途解約 不可(償還時まで売却不可)。償還は、原則として満期時一括償還で、期中の状況により、早期償還の可能性がある。
【関連サイト】マネックス証券
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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