SMBC日興証券株式会社は9月16日、SBI証券株式会社の子会社SBIマネープラザ株式会社の発行済株式の33.4%を、SBI証券からの株式譲渡により取得すると発表した。今回の資本提携により、地域金融機関の対面証券ビジネスで共同展開の早期実現・人材交流を図る。
SBIホールディングス株式会社とSBI証券、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、 株式会社三井住友銀行およびSMBC日興証券は今年4月に戦略的資本・業務提携に関して基本合意書を締結、 実現に向けた検討を進めてきた。基本合意内容のうち「対面証券ビジネスにおける提携」について、 SBI証券とSBIマネープラザ、SMBC日興証券が資本提携を行うことで合意した。
SBIマネープラザは、ネットとリアルの融合をテーマに対面営業を行う金融事業者として顧客一人ひとりに最適な金融商品を提供する「日本最大の金融商品ディストリビューター」を目指し、魅力ある商品・サービスの提供に努めてきた。また、2017年に取組みを開始した地域金融機関との共同店舗において、SBIマネープラザが対面営業で培ってきた株式などのリスク性商品の営業力と、 地域金融機関が培ってきた地域の産業と生活に密着して育んできたリレーションシップおよび営業力の融合を図り、顧客に対面コンサルティング営業による質の高いアドバイスとともに、SBI証券が取り扱うさまざまな金融商品・サービスを提供している。
株式取得後はSBIマネープラザとSMBC日興証券の間で人材交流を行い、SMBC日興証券が有する証券営業の知見をSBIマネープラザと地域金融機関が運営する共同店舗における営業活動にも活用、 一層高度な金融サービスの提供を目指す。併せて、引き続き各社の商品・サービス及びソリューションの相互利用等による対面証券ビジネスのさらなる拡充に向けた検討を進めていくとしている。
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