社債投資サービスの株式会社Siiibo(シーボ、8月1日からSiiibo証券株式会社に商号変更予定)は7月12日、ベンチャーキャピタルファンドのSTRIVEをはじめとする新規出資者および千葉道場ファンド、エンジェル投資家ら既存投資家を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。今回の資金調達により、オンライン社債購入サービス「シーボ」について、投資家ユーザーおよび企業ユーザー向けの機能拡充を加速していくとしている。
投資家ユーザーには、企業の検索性向上や提供情報の充実を中心に、シンプルな金融商品である社債への投資をより身近に行えるようサポートを推進。並行して、地方企業を含めた一層幅広い上場市場・ステージの企業様のIR掲載を増加させると共に、 さらに多くの企業へ資金調達多角化手段としての社債発行を周知していく。同社の資本金は4億3475万4828円(7月12日現在)。
小村和輝シーボ社長は「第一種金融商品取引業の登録を行い、証券会社としてのサービスリリースから3ヶ月余りが経過した。少しずつ投資家や企業に認知してもらえるようになったが、まだスタート地点に立った段階。創業時の『社債というシンプルな金融商品を世に広めたい』という想いを最速で実現できるよう全社を挙げて取り組む」とコメント。
引受先各社からは「社債市場は大きい反面、変化を促すには数多くのチャレンジが必要。Siiibo証券のチャレンジを全力でサポートしていく」(STRIVE)、「社債に特化した唯一の証券会社として社債市場はもちろん、FinTech全体に新たな旋風を」(千葉道場ファンド)とメッセージを寄せた。
【関連サイト】Siiiboサービスページ
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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