株式会社SBI証券は7月3日、「SBI証券のiDeCo」でシミュレーションツール「DC Doctor」の提供を開始した。顧客のリスク許容度や掛金、運用期間を基にしたポートフォリオ提案から保有資産のバックテストや将来予測の比較など、長期にわたる iDeCo(個人型確定拠出年金)での資産形成を全面的にバックアップするための機能を搭載し、初心者からすでに iDeCoで資産運用中の人までサポートするとしている。
SBI証券のiDeCoは2005年1月に開始。運営管理手数料の完全無料化(17年5月)、低コストと多様性にこだわった「セレクトプラン」の提供(18年11月)、iDeCo利用者用サイトのスマートフォン対応(19年5月)、電子申込みの受付開始(21年1月)などのサービス拡充のほか、iDeCoの理解促進のための各種コンテンツ(iDeコラム・つぶやきiDeCo・投資情報メディア)も掲載。今年6月までに利用者は80万人を超えている。
DC Doctorは、金融DX事業を手掛ける株式会社パラダイムシフトが、SBIベネフィット・システムズ株式会社、ウェルスアドバイザー株式会社と共同開発。SBI証券のiDeCoの顧客に提供される運びとなった。
主な機能は①リスク許容度診断②ポートフォリオ提案③運用商品選びのサポート④運用状況の確認⑤将来シミュレーション⑥リバランス提案⑦設定した残高に達した際の通知や、定期通知などの設定。
特に、iDeCo口座ですでに運用中の資産やポートフォリオの状況を踏まえたリバランス提案の機能は、主要ネット証券では初めて(SBI証券調べ)提供される。
サービス開始を記念して。7月6日から「SBI証券iDeCo 夏のWキャンペーン」を開始する。キャンペーン1はTwitterフォロー&リツイートと、クイズに全問正解すると抽選で景品が当たる。キャンペーン2は、iDeCo口座開設&掛金の拠出で最大10万円相当の景品が合計 2023名に当たるキャンペーン。詳細は6日、同社ウェブサイトで公表予定。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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