PayPay証券、「PayPayアプリ」で有価証券の売買ができる「PayPay資産運用」の提供開始

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PayPay証券株式会社とPayPay株式会社は8月2日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内のミニアプリで有価証券の買付や売却が行える「PayPay資産運用」の提供を開始した。キャッシュレス決済サービス上で有価証券の売買ができるサービスは国内で初めて(同社調べ)。

ミニアプリはPayPay社のパートナー企業が提供するサービスの予約や商品の注文、支払いなどを、パートナー企業のアプリをダウンロードせずにPayPayアプリ内でできる機能。アプリ内ではPayPayポイントで疑似運用体験ができる「ポイント運用」を提供しており、順調に運用者数を拡大、提供開始から1年11カ月の2022年4月に600万運用者を突破した。

なお、ポイント運用は今年7月からPayPay 証券の完全子会社であるPPSCインベストメントサービス株式会社が提供している。「スタンダードコース」「チャレンジコース」、 今年1月に追加した「テクノロジーコース」の3コースを提供しており、 8月8日から新たに、 金で運用するETFの価格に連動する「金(ゴールド)コース」の提供を開始する予定。

PayPay資産運用は、証券口座を開設して有価証券の買付・売却をPayPay残高(PayPayマネー)で行えるサービス。取引の最低購入金額は100円から、1円単位での取引が可能。売却するとPayPay残高(PayPayマネー)へ即時チャージされ、買い物などに利用できる。すでにPayPay証券の口座を持っているユーザーは、PayPay資産運用上でログインすれば、申請手続きなどは不要ですぐに資産運用を始められる。

購入できるのは「スタンダード(銘柄:SPDR S&P 500 ETF)」「チャレンジ(DIREXION S&P 500 3X)」「テクノロジー(インベスコQQQ)」「金(ゴールド、SPDRゴールド・シェア)」「フラットキープ(iシェアーズ米国短期国債)「ESG(iシェアーズ MSCI 米国 ESG セレクト)」の6コース。

PayPay資産運用の利用には、PayPayに登録されている情報、本人確認情報、支払い方法、入金方法などの情報をPayPay証券に提供することに同意する。また、証券口座の開設に際しては、PayPayにおける本人確認(eKYC)の手続きとPayPay資産運用内での本人確認の手続きがそれぞれ必要になる。

同社は「引き続きPayPayとの連携を強化、加速させ、PayPayで資産形成、支払いの両方に対応するという金融サービスの新しい形を提案していく」としている。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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