PayPay株式会社は4月1日から「PayPayボーナス」の名称を「PayPayポイント」に変更する。あわせて、ヤフー株式会社は4月1日以降、順次、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」「ヤフオク!」「PayPayフリマ」など、Yahoo! JAPAN関連サービスのキャンペーンなどで付与される特典を「PayPayボーナス」から「PayPayポイント」に変更する。
PayPayポイントへの名称変更後も、PayPayボーナスと同様に、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を利用した際の特典やキャンペーンなどで付与され、PayPay加盟店での決済時に、PayPay残高の一部として、「PayPayポイント」1ポイントを1円相当で利用できる。また、PayPayユーザー間での送金や譲渡できる機能は同様。銀行口座への出金ができない点も変更はない。
PayPayは、大型チェーン店、中小規模の店舗、自動販売機、タクシー、公共交通機関などへの支払いまで日本全国に拡大し続けているキャッシュレス決済サービス。オンラインサービスでの支払いや公共料金の請求書払いなどのほか、ユーザー間でPayPay残高(PayPayマネーおよびPayPayマネーライト)を、手数料無料で「送る・受け取る」(送金または譲渡とその受け取り)機能や、PayPayボーナスを提携する第一種金融商品取引業者のポイントと交換することで、当該事業者の提供する投資の疑似運用体験ができる「ボーナス運用」サービスなど、決済以外にも利用方法を広げている。
PayPay社は3月1日から「PayPayマイストア ライトプラン」に加入している中小規模の加盟店向けに、加盟店独自のスタンプカード「PayPayスタンプカード」が簡単に発行できる機能の提供を開始した。ユーザーはスタンプカードの発行加盟店でPayPayを使って決済すると、加盟店のスタンプカードが自動で取得できる。さらに、決済で付与されるスタンプの数に応じて、加盟店が指定するプレゼントをもらうことができるというもの。発行加盟店の拡大とユーザーの利便性の向上を図る。
「今後も、ユーザーはもちろん、あらゆる小売店やサービス事業者にキャッシュレス決済の利便性を提供し、日本全国どこでも安心してキャッシュレスで買い物ができる世界の実現を目指す」としている。
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