早期リタイアに有効な資産形成のやり方やリタイア後の収入源は?LENDEXが調査

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株式会社LENDEXは、定年退職の年齢を待たずに早期の退職、早期リタイアをした人を対象に「早期リタイアと資産形成に関する調査」を実施、6月22日に結果を発表した。「経済的自立と早期リタイア」のために、仕事とは別の方法で退職後のための資産を築く必要があるかを質問。1019人から回答を得た。

はじめに、「社会人として働き始めてからリタイア(もしくは独立)するまでにかかった年数」を質問したところ、「15年~20年未満(25.8%)」が最も多く、「20年~25年未満(24.4%)」「5年~10年未満(17.5%)」と続いた。次いで「リタイア時の総資産はどれくらいだったか」と質問したところ、「2000万円未満(42.2%)」が最多、次いで「2000万円~2999万円(14.6%)」「5000万円~5999万円(13.1%)」となった。5000万円以上の資産があったのは全体26.0%。「潤沢な資産を持つ方は上位を占めておらず、平均的な貯蓄額でリタイアを決めた人が多い」と同社は見る。

では、「リタイア前の給与以外の主な収入源」は何だっただろうか。回答(複数選択可)には「株式投資(46.3%)」が最も多く、次いで「不動産投資(26.5%)」「副業(アルバイト、クラウドソーシングなど)(24.7%)」と続いた。株式投資や不動産投資など、資産運用により収入を得ていた人が多い。

リタイア前の資産形成のやり方については「外国債やFXなどある程度ハイリスク・ハイリターンのものを選択(40代/男性/埼玉県)」「無駄遣いをしない、必要な投資はする(50代/男性/東京都)」「収入の90%を資産運用に」(50代/女性/東京都)、「本業と並行して、投資収入を確保するように長期間取り組んでいる」(50代/男性/神奈川県)などの回答が得られた。

現在の収入源を訊く質問(複数回答可)」では、「株式投資(50.4%)」がトップ。次いで「不動産投資(32.4%)」「FX(17.1%)」と続いた。リタイア後も、資産運用を行いながら生計を立てている人が多い。株式投資や不動産投資で生計を立てていることがわかる。正しいビジョンを持って取り組めば、会社を辞めてもある程度の収入は得られるようだ。

リタイアを果たした後、リタイア前の資産はどうするのだろうか。「リタイア前に投資していた資産は現在どうしているか?(複数回答可)」と質問したところ、『引き続き保有しており、しばらく売却する予定はない(34.3%)』とする回答が最も多く、2位以下は「既に売却し、新たな投資のために活用した(22.3%)』『既に売却し、貯蓄している(21.6%)』と続いた。当面は「売却する予定がなく保有している」が最も多かった一方で、既に売却を済ませていると3割以上がリタイア前の資金を現在も保有しており、売却の予定もないと回答。そこで、「現在所有している資産(複数回答可)」について質問したところ、「国内株式(60.2%)」が最多、次いで「投資信託(41.9%)」「外国株式(38.4%)」の順となった。国内株式が6割を占め、リタイア後の資産として人気だった。

結果を受け、同社は「実際に老後まで安心できるような潤沢な資産を持っていなくても、正しく判断できる能力さえあれば、リタイア前の資金だけでも利益を得られていることがうかがえる。早期リタイアを考えていても不安を感じている人にとっては、一つの判断材料となるのでは」としている。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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