球体潜水装置による海中旅行、「ファンディーノ」で目標上限額1305万円を即日調達

※ このページには広告・PRが含まれています

次世代潜水船「SEA BALLOON(海中バルーン)」開発を進めるOCEAN SPIRAL株式会社は8月21日、日本クラウドキャピタルの株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で投資申込みの受付を開始した。募集数時間で上限応募額1305万円(目標調達額870万円、1口15万円1人3口まで)に達し、同日午後11時で受け付けキャンセル待ち192件となっている。

シーバルーンは世界初となる球体潜水装置。同社と米国潜水艇メーカーが業務提携し、2020年の完成を目指して開発中だ。事業説明会によると、バルーンの定員は5人で推進100メートルまで潜水する。100メートルはスキューバダイビングで到達できない水深で、深海の世界を楽しめる。

深海の世界

1回の潜水時間は約30分、価格は3人で約400ドル、日本円で約4万円を想定している。潜水時間は30分ほど。「海中旅行」という新たなサービスの確立を目指す。

シーバルーンによる海中旅行

今後は、9月から12月に7導入地の選定と技術設計フェイズ完了(設計図面完成)を予定。初号機の導入候補地には日本、タヒチ、マレーシア、モルジブ、マルタ共和国を挙げる。19年末に初号機の製造を開始し、2021年1月完成、6ヶ月の運用テスト、トレーニングを経て21年7月に海中旅行サービスを稼働する計画を描く。

今回、OCEAN SPIRAL社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の22億3418万円(2019年8月21日現在)。

投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。

応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。

審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。

ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチームは、ロボアドバイザーに関する知識が豊富なメンバーが投資の基礎知識からロボアドバイザーのポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融・投資メディア「HEDGE GUIDE」