ソーシャルレンディング比較サービス「クラウドポート」を運営する株式会社クラウドポートは4月5日、「女性のお金と投資」に関するアンケート調査結果を公表した。この結果、約93%の女性が、将来受け取る年金は「今より少なくなる」と予想し、それに講じるべき対策は77%が「自己防衛」と回答した。「チャレンジしてみたい資産運用」は「一度投資をすればある程度放置しておけるもの」との回答が最多で31.5%だった。
まず、自分が将来受け取れる年金の水準については92.9%が「少ない金額になっていると思う」と回答した。次に「受け取る年金が今より少なくなるとして、どのような対策を講じるべきだと考えますか?」という質問には76.7%が「自分で備えるべき。自己防衛」と回答した。国や政府が用意する制度に頼らず「自分の老後の安心は自分で備えるべき」と考えている様子がうかがえる。
そして「お金の面で将来に備えるための手段として考えられる、貯金や資産運用、保険、キャリアアップについて、それぞれどの程度準備できていますか?」という質問には、「貯金」と「資産運用」の準備について8割近くが「全く不十分である」「どちらかと言えば不十分である」と回答した。また「資産運用の準備が不足している理由」については、50.1%が「資産運用は難しそうだから」と回答した。
その一方で「どのような資産運用をチャレンジしてみたいと思いますか?」という質問には31.5%が「一度投資をすればある程度放置しておけるもの」と回答した。簡単かつ時間も手間も省ける投資が好ましい様子が見受けられる。次いで「リスクが固定されているもの」が19.2%、「ミドルリスク・ミドルリターンのもの」が17.7%と続いた。毎日のチェックを要するデイトレードや「ハイリスク・ハイリターン」の投資については敬遠されていることがわかる。そもそも「チャレンジしたいとは思わない」という回答は約37%だった。
クラウドポートは今回の調査結果をふまえ、老後資産形成手段の一つとしての「ソーシャルレンディング」を推奨する。「ソーシャルレンディング」(投資型/融資型クラウドファンディング)は、お金を投資したい一般投資家と、お金を必要としている人・会社をインターネット上でマッチングする、新しい金融技術(フィンテック)の一分野だ。ソーシャルレンディングは、株式やFXなどと比べて景気の変動や経済情勢に直接的な影響を受けにくく、担保付の投資先が多いなど、初心者でも安定したパフォーマンスを期待することができる。
また、会社によって1万円~5万円くらいで投資できるファンドがほとんどと、少額から投資できるのが特徴だ。ほかにも「安定した毎月分配がある」「手間がかからない」「メリット・デメリットがはっきりしている」という特徴がある。
調査を行ったクラウドポートは「ソーシャルレンディング主要事業者の動向を、投資家目線に立って分析し、リアルな情報を横断的に届け、国内ソーシャルレンディング市場の成長の一翼を担いたい」としている。
調査は2018年3月26日~3月28日の3日間、20代から50代の女性480名、内訳は20代、30代、40代、50代、それぞれ120名を対象に、インターネットで行われた。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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