岡三オンラインで人気の投資信託の銘柄は?手数料や価格推移も【2022年8月】

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投資信託は、専門家が投資家の代わりに資産運用を行い、そこから得られる収益が投資家に分配される仕組みの金融商品です。中でも岡三オンラインが取り扱っている投資信託は、購入時手数料無料で低コストな銘柄も揃っているほか、100円から自動積立購入を行えるなど初心者の方でも取り組みやすいのが特徴です。

この記事では、岡三オンラインで投資信託の取引をするメリットや、人気ファンドの特徴、手数料、価格推移などを解説していきます。岡三オンラインの投資信託について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※本記事は、2022年8月1日時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. 岡三オンラインの投資信託の特徴
  2. 岡三オンラインで人気の投資信託10本
    2-1.eMAXIS Slim 国内債券インデックス
    2-2.eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
    2-3.eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    2-4.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    2-5.eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
    2-6.ニッセイ外国株式インデックスファンド
    2-7.SBI・V・S&P500インデックスファンド
    2-8.シェール関連株オープン
    2-9.SBI日本株4.3ブル
    2-10.SBI日本株3.8ベア
  3. 投資信託の注意点
  4. まとめ

1 岡三オンラインの投資信託の特徴

岡三オンラインでは、「ZEROファンドプログラム」を実施しており、投資信託の全銘柄を手数料無料で購入できるほか、投資信託の保有残高によって信用取引手数料が優遇されたり、IPO抽選で当選確率がアップしたりと株取引での恩恵を受けられるのが特徴です。

取扱投資信託の銘柄数は659本(2022年8月1日時点)と厳選されていますが、インデックス型、ブル・ベア型、アクティブ型などリスクに応じた選択が可能なため、低コストで長期的な運用を実践したい方や、基準となる指数以上のリターンを積極的に狙いたい方までカバーできるラインナップとなっています。

また、岡三オンラインでは「投信積立サービス」を提供しており、毎月の指定日にあらかじめ決めた金額分の投資信託を自動で積立購入ができます。100円から積立購入できるため、投資未経験の方でも始めやすく、購入単価を平均化することで、運用時の損失リスクを抑えられるメリットもあります。

2 岡三オンラインで人気の投資信託10本

岡三オンラインで購入できる人気ファンドの特徴を確認していきましょう。

2-1 eMAXIS Slim 国内債券インデックス

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 国内債券
運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2017年2月27日
基準価額 9,920円
純資産総額 165.9億円
信託報酬 年0.132%(税込)

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、国内の公社債を投資対象とするインデックス型の投資信託です。国内の公社債市場の代表的な指数であるNOMURA-BPI総合指数に連動する投資成果を目指します。

信託報酬率は年0.132%(税込)以内となっており、純資産総額のうち500億円未満の部分は年0.132%(税込)、500億円以上1,000億円未満の部分は年0.1265%(税込)、1,000億円以上の部分は年0.121%(税込)の割合で信託報酬が発生します。一方、購入時手数料と信託財産留保額は無料です。

2022年始めの基準価額は10,000円前後でしたが、直近では9,800円~9,900円で推移しています。

2-2 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 国内株式
運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2017年2月27日
基準価額 14,235円
純資産総額 537.79億円
信託報酬 年0.154%(税込)

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、主な投資先が国内の株式となるインデックス型の投資信託で、TOPIX(東証株価指数)と連動する投資成果を目指して運用が行われます。

運用時には年0.154%(税込)以内の信託報酬が発生します。純資産総額のうち500億円未満の部分は年0.154%(税込)、500億円以上1,000億円未満の部分は年0.1485%(税込)、1,000億円以上の部分は年0.143%(税込)の信託報酬を負担しなければなりません。一方、購入時手数料と信託財産留保額は無料です。

直近の基準価額は、13,400円~14,000円で推移しています。

2-3 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 日本を含む先進国・新興国などの全世界株式
運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2018年10月31日
基準価額 16,746円
純資産総額 6,082.11億円
信託報酬 年0.1144%(税込)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む先進国、新興国など世界全体の株式を投資対象とするインデックス型の投資信託です。全世界株式の指数であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスと連動する投資成果を目指すのが特徴です。

購入時手数料と信託財産留保額の負担がない一方、信託報酬がかかります。信託報酬率は年0.1144%(税込)以内で、内訳は、純資産総額のうち500億円未満の部分は年0.1144%(税込)、500億円以上1,000億円未満の部分は年0.11385%(税込)、1,000億円以上の部分は年0.1133%(税込)です。

2022年1月~7月の基準価額は、15,000~17,000円で推移しています。

2-4 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 米国株式
運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2018年7月3日
基準価額 19,265円
純資産総額 13,685.46
信託報酬 年0.0968%(税込)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の主要企業500社の銘柄を投資対象とするインデックス型の投資信託です。米国の株価指数S&P500の値動きと連動する投資成果を目指して運用されます。

購入時手数料と信託財産留保額は無料ですが、年0.0968%(税込)以内の信託報酬が発生します。なお、純資産総額のうち500億円未満の部分は年0.0968%(税込)、500億円以上1,000億円未満の部分は年0.09625%(税込)、1,000億円以上の部分は年0.0957%(税込)となります。

2022年に入ってからの基準価額は18,000~19,000円で推移しています。

2-5 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 日本を除く先進国・新興国の株式
運用会社 三菱UFJ国際投信
設定日 2018年3月19日
基準価額 16,887円
純資産総額 1,579.44億円
信託報酬 年0.1144%(税込)

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は、日本を除く先進国と新興国の株式市場と連動する投資成果を目指して運用されているインデックス型の投資信託です。ファンドの運用の基準指数は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)となっています。

信託報酬率は、年0.1144%(税込)以内で、内訳は純資産総額のうち500億円未満の部分は年0.1144%(税込)、500億円以上1,000億円未満の部分は年0.11385%(税込)、1,000億円以上の部分は年0.1133%(税込)となっています。一方、ファンドを購入したり、解約したりする際、購入時手数料や信託財産留保額の手数料はありません。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の基準価額は、おおよそ15,400円〜17,500円の幅で推移しています。

2-6 ニッセイ外国株式インデックスファンド

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 日本を除く先進国の株式
運用会社 ニッセイアセットマネジメント
設定日 2013年12月10日
基準価額 26,323円
純資産総額 4,095.62億円
信託報酬 年0.1023%(税込)

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、運用の基準指数であるMSCIコクサイ・インデックスと連動する投資成果を目指して運用されているインデックス型の投資信託で、投資先は日本を除く先進国の株式になります。

信託報酬率は年0.1023%(税込)と低コストとなっているほか、購入時手数料や信託財産留保額も無料です。2022年に入ってからの基準価額は、26,000円前後を推移しています。

2-7 SBI・V・S&P500インデックスファンド

銘柄タイプ インデックス型
投資対象地域・資産内容 米国株式
運用会社 SBIアセットマネジメント
設定日 2019年9月26日
基準価額 17,656円
純資産総額 6,302.21億円
信託報酬 年0.0938%(税込)

SBI・V・S&P500インデックスファンドは、上場投資信託の「バンガードS&P500ETF」へ実質的に投資を行って運用されているインデックス型の投資信託で、基準指数は米国の株価指数であるS&P500になります。

信託報酬は年0.0938%(税込)程度と、非常に低コストです。また、購入時手数料や信託財産留保額もかかりません。基準価額は、2022年以降、15,000円~17,000円を推移しています。

2-8 シェール関連株オープン

銘柄タイプ アクティブ型
投資対象地域・資産内容 北米の株式
運用会社 岡三アセットマネジメント
設定日 2013年4月25日
基準価額 11,870円
純資産総額 36.77億円
信託報酬 年1.705%(税込)

シェール関連株オープンは、オイル生産拡大による成長が期待されたり、エネルギーコストが下がることで恩恵を受けたりする米国、カナダ、メキシコのシェール関連企業の銘柄へ投資して運用を行うアクティブ型の投資信託です。

運用時には年1.705%(税込)と高めの信託報酬が発生します。一方、解約時に負担する信託財産留保額や購入時手数料は無料です。

基準価額は、2022年初めは9,000円台でしたが、原油価格の高騰を受けて6月には13,000円台に上がり、その後は落ち着きを見せて11,000円前後を推移しています。

2-9 SBI日本株4.3ブル

銘柄タイプ ブル・ベア型
投資対象地域・資産内容 国内株式(株価指数先物)・公社債
運用会社 SBIアセットマネジメント
設定日 2017年12月19日
基準価額 8,241円
純資産総額 266.57億円
信託報酬 年0.968%(税込)

SBI日本株4.3ブルは、国内の株式市場全体の値動きに対して、ファンドの基準価額が4.3倍程度となることを目指して運用されるブル・ベア型の投資信託です。購入時手数料と信託財産留保額は発生しませんが、年0.968%(税込)の信託報酬を負担する必要があります。

SBI日本株4.3ブルの基準価額は、2022年初頭時点で10,000円前後ありましたが、7月時点では、6,000~8,000円前後を推移しています。

2-10 SBI日本株3.8ベア

銘柄タイプ ブル・ベア型
投資対象地域・資産内容 国内株式(株価指数先物)・公社債
運用会社 SBIアセットマネジメント
設定日 2020年3月17日
基準価額 404円
純資産総額 120.12億円
信託報酬 年0.913%(税込)

SBI日本株3.8ベアは、ファンドの基準価額が国内の株式市場全体の値動きに対して3.8倍程度逆の方向へ動くことを目指して運用されるブル・ベア型の投資信託です。

信託報酬は年0.913%(税込)とやや高めですが、購入時手数料と信託財産留保額の負担はありません。2022年以降の基準価額は、400~600円を推移しています。

3 投資信託の注意点

投資信託を選ぶ際は、ファンドの純資産総額や資金流入出状況をチェックすることも大切です。純資産総額が少ないとファンドの維持が難しくなるほか、繰り上げ償還(=信託期間が終了する前に運用が終わること)の可能性もあります。

一方、資金流入が堅調で資金流出の少ない投資信託は、今後、純資産総額の増加を期待できるため、資金流入出状況を確認しておくと、将来性のある投信銘柄を選ぶことができます。

また、投資信託の運用は、リスク許容度の範囲内で行うことも重要です。リスク許容度とは、受け入れられる運用損失額の度合いのことです。リスク許容度を考えないで投資信託の運用を行うと、その期間中に発生する一時的な含み損に耐えられなくなり、狼狽売りをして損失を出すケースもあるため、事前にしっかり検討しましょう。

まとめ

岡三オンラインの投資信託は種類も豊富で、全ファンドを手数料無料で積立購入することも可能なため、長期運用や短期運用など様々な投資スタイルに対応できます。一方、投資信託は元本の保証された金融商品ではないため、リスクに応じて損失が大きくなることも留意しておかなければなりません。

岡三オンラインで銘柄を探す際は、純資産総額やリターンの大きさだけでなく、目論見書で運用リスクなどの特徴もしっかり把握するようにしてみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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