投資初心者にも使いやすい資産運用アプリは?それぞれのメリット・デメリットも

スマホで投資ができるアプリが登場したおかげで、資産運用を取り巻く環境はますます便利になっています。なかには、投資の経験がなくても簡単に資産運用できるアプリもあり、投資に対するハードルも下がってきています。今回は、投資初心者の方でも使いやすい資産運用アプリを紹介したいと思います。

※2020年9月時点の情報です。最新情報は各社サイト上でご確認ください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 資産運用アプリは大きく2種類ある
    1-1.自分で投資先を選ぶタイプ
    1-2.AIが資産運用を支援してくれるタイプ
  2. 投資初心者にも使いやすい資産運用アプリ
    2-1.One Tap BUY
    2-2.ネオモバ株アプリ
    2-3.ウェルスナビ
    2-4.THEO+ docomo
    2-5.LINEスマート投資
    2-6.クラウドバンク
  3. まとめ

1.資産運用アプリは大きく2種類ある

資産運用ができるスマートフォンアプリにはさまざまなものがありますが、これらは以下の2種類に分類することができます。

  1. 自分で投資先を選ぶタイプ
  2. AIが資産運用を支援してくれるタイプ

それぞれ特徴が異なりますので、詳しく見ていきましょう。

1-1.自分で投資先を選ぶタイプ

自分で投資先を選んで資産運用を進める場合、株式や投資信託などの金融商品を吟味して売買注文を出すことになります。資産運用アプリの場合、より少ない操作で直感的に投資ができるなど、ハードルが下げられているものも多くなっています。

例えば、対面証券などで国内株の取引を行う場合、購入する単元数が決まっているため、投資を始めるためにはある程度の資金(数万円~数百万円程度)が必要になります。

ですが、資産運用アプリでは数百円~数千円といった少額から投資が可能なものも多くあります。また、数タップするだけで投資ができたり、ポイントを使って投資ができたりするなど、簡単に投資ができるような工夫がされていることも多いといえます。

このように、投資をするハードルが下げられているアプリが多いため、そうしたアプリを利用することで初心者の方でも投資にチャレンジしやすくなります。

1-2.AIが資産運用を支援してくれるタイプ

資産運用アプリには、AIによって資産運用を支援・一部自動化してくれるタイプのものがあります。アプリをダウンロードして設定を行えば、ロボアドバイザーと呼ばれるAIが自動で投資する資産を選び、運用のサポートを行ってくれます。

そのため、投資をするために金融商品について勉強したり、投資先を選定したりする手間をほとんどかけなくても資産運用を行うことができます。

また、こちらのタイプのアプリでも少額投資が可能なものが多いため、気軽に投資を始めやすいといえます。

2.投資初心者にも使いやすい資産運用アプリ

それでは、投資初心者の方にも使いやすい資産運用アプリを紹介したいと思います。今回紹介するのは、以下の6つのアプリです。

  • One Tap BUY
  • ネオモバ株アプリ
  • WealthNavi
  • THEO+ docomo
  • LINEスマート投資
  • クラウドバンク

それぞれのアプリの特徴やメリット・デメリットを解説しますので、参考にしてみてください。

2-1.One Tap BUY

One Tap BUYは、スマートフォンから簡単に少額で株式投資ができる資産運用アプリです。

本来、単元株数単位での取引しかできないところ、One Tap BUYでは金額単位での取引が可能になっており、1,000円から株式取引を始めることができます。また、アプリから3タップで株式を購入できる手軽さも特徴の1つです。

さらに、日本株や米国株といった株式取引のほかに、1,000円から始められる積立投資「つみたてロボ貯蓄」や、1万円からデイトレードができる「One Tap BUY10倍CFD」、1株からIPO投資ができる「誰でもIPO」など、さまざまなサービスを提供しています。

デメリットとしては、手数料が比較的高いことや、購入できる株式銘柄が限られていることが挙げられます。

少額から日本株や米国株、IPO株などに投資がしたい方に向いている資産運用アプリといえます。

2-2.ネオモバ株アプリ

ネオモバ株アプリは、SBIネオモバイル証券が提供している株式取引アプリです。

ネオモバの特徴は、Tポイントを使って株式を購入できることです。広く認知されているTポイントを使って投資信託や株に投資ができるのは、2020年9月時点においてはSBI証券とネオモバだけです。

株式を1株単位(単元未満株)で購入できるのもメリットといえます。通常であればまとまった資金がなければ購入できない株式銘柄も、SBIネオモバイル証券なら500円程度から購入可能です。

また、国内の株式をはじめ、FXや1株単位のIPO取引も可能ですし、iDeCoにも対応しています。そして、取引手数料は月額制になっており、月間の約定代金が50万円までなら、月額220円(税込)で取引し放題となっています。さらに毎月200Tポイントが付与されるメリットがあります。一方、取引しない場合でも220円の月額料金が発生する点はデメリットといえます。

2-3.ウェルスナビ

WealthNavi(ウェルスナビ)は、ロボアドバイザーの支援によって長期・積立・分散投資をお任せで行ってくれる資産運用アプリです。簡単な運用スタイルを選ぶだけで、ロボアドバイザーが選定した株式や債券、金、不動産など、世界約50ヶ国の11,000銘柄に分散投資が行われるため、簡単に投資リスクを軽減することができます。また、長期運用を継続することを前提に、それに見合った金融商品を厳選しているため、長い目で見た資産運用を可能にしています。

一方、投資金額は10万円からとなっており、他の投資サービスと比較すると、やや高めに設定されているのがデメリットです。他の投資サービスと同様に元本保証はなく、下落相場になった場合は損失が発生する可能性もあるため、注意が必要です。

2-4.THEO+ docomo

THEO+docomoTHEO+ docomoもロボアドバイザーによってお任せで資産運用ができるサービスです。口座を開設して入金するだけで、あとは投資をする人の資産運用方針(リスク許容度)に合わせて資金が運用されます。そのため、金融商品を選択したり、タイミングを見て売買したりする必要はありません。

運用方法は、資産運用のプロフェッショナルが監修した231通りの方法から選択されます。また、各ポートフォリオは最大30種以上のETF(上場投資信託)から構成されており、投資先も86の国と地域にわたるため、高度な分散投資が可能です。また最低投資額は1万円からと、他のロボアドバイザーに比べて少額から投資ができる点や運用額に応じてdocomoのdポイントがもらえる点などもメリットです。

一方で、長期的な視点に立って資産運用を行うため、短期的に利益を上げることには向いていない点は多くのロボアドバイザーや投資信託運用と同様です。また、NISAやiDeCoには対応していませんので、これらによる節税メリットを享受することはできません。

2-5.LINEスマート投資 ワンコイン投資

LINEスマート投資 ワンコイン投資は、スマートフォンアプリ「LINE」から資産運用ができるロボアドバイザーのサービスです。

ワンコイン投資は、週500円から投資が可能で、目標金額と週の積立金額を設定するだけで投資がスタートし、自動で資産運用される仕組みとなっています。

デメリットとしては、運用をお任せできるぶん、運用の自由度は低いことが挙げられます。また、ワンコイン投資では預かり資産の1%(年率・税抜・運用額3,000万円まで)が手数料となります。

すでにLINEアプリを持っている方なら簡単に始めることができますので、気になる方はチェックしてみてください。

2-6.クラウドバンク

クラウドバンククラウドバンクは、サイト上で募集されているさまざまなファンドを選択して、プロが行う融資による資産運用に参加できるソーシャルレンディングサービスです。インターネット上で多くの投資家が少しずつ資金を出し合い、それをファンド企業から事業会社に融資して運用される仕組みで、最低投資額1万円から始めることができます。

ファンドを選んだあとは特に手間はかからず、毎月分配金が支払われ、運用期間の終了とともに投資した資金も還元されます。

利回り水準が5%~7%程度と比較的高いことや、募集企業やプロジェクトに関する厳しい審査を行うなどリスク対策が行われているといった特徴があります。

一方で、運用期間中は原則として解約できない点や、運営会社や事業会社の経営状況などにより支払い遅延や元本割れ、貸し倒れが起きる可能性がある点、逆に予定よりも早く資金が償還されることがあり、運用益が目減りする可能性がある点がデメリットといえます。

まとめ

今回は、投資初心者でも使いやすい資産運用アプリを紹介しました。現在では、少額投資や自動運用など、さまざまな特徴があるアプリがリリースされており、投資を始めやすくなっています。

ただし、利用すれば簡単に儲かるということではありませんので、それぞれのメリットとデメリットを慎重に比較して、利用の是非を判断することが大切です。これから資産運用を始めたいという方は、本記事を参考に資産運用アプリの検討を進めてみて下さい。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。マーケティング、金融、就職・転職、スポーツ、インテリア、ペットなど、幅広いジャンルの記事を執筆。それぞれテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識と情報の収集に奮闘中。