高校生でもクレジットカードを利用する手順は?クレカの代替手段も

クレジットカードには、年齢に関する申込条件も定められています。高校生はクレジットカードを原則利用できません。ただし、指定の条件を満たすことで、家族カードを利用できるケースもあります。

そこでこの記事では、高校生でもクレジットカードを利用する方法とカード発行の手順、代替手段を紹介していきます。現在、高校生の方やクレジットカードの年齢に関する条件を知りたい方などは、参考にしてみてください。

※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 高校生は原則クレジットカードを利用できない
  2. 高校生がクレジットカードを利用するための手順
    2-1.家族カードが発行可能か確認
    2-2.申込手続き
    2-3.家族カードの発行
  3. クレジットカードの代替手段
    3-1.デビットカードを発行
    3-2.プリペイドカードを発行
  4. 高校生を卒業した後はクレジットカードを申し込むことが可能
    4-1.高校生を除く18歳以上を対象にしたクレジットカードが多い
    4-2.学生向けカードは大学生などを対象
  5. まとめ

1.高校生は原則クレジットカードを利用できない

クレジットカード会社は、カードの申込条件に「高校生を除く18歳以上」や「26歳以上」などの年齢制限を定めています。そのため、高校生の場合は原則クレジットカードの発行申込を行うことはできません。

ただし、家族カードの中には、中学生を除く15歳~18歳も申込可能なカードもあります。家族カードとは、クレジットカードの本会員と生計を共にしている配偶者や子供などが発行できるクレジットカードのことです。

家族カードを発行しているクレジットカード会社は、海外留学の予定がある高校生などにかぎり、家族カードの申込手続きを認めている場合もあります。つまり高校生は、親御さんの契約しているクレジットカードの家族カードから発行を検討できるというわけです。

2.高校生がクレジットカードを利用するための手順

家族カードの申込は、本会員の申込と同時もしくは本会員カード発行後に可能です。

それでは、家族カードの発行手順について確認していきましょう。

2-1.家族カードが発行可能か確認

クレジットカードの多くは、家族カードも発行可能な仕様です。ただし、中には家族カードの発行を行うことができないタイプもあります。たとえば、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードなどのビジネス用カードは、家族カード非対応です。また、一般向けカードのイオンカード「JQ SUGOCA」なども、家族カード非対応となっています。

まず親御さんの利用しているクレジットカードが、家族カードに対応しているか確認してみてください。

2-2.申込手続き

これからクレジットカードの本会員カードを発行する場合は、家族カードも同時に申し込むことができます。また、本会員カードを既に発行している時は、クレジットカード会社のサイトへアクセスし、別途家族カードの申込手続きを進めることが可能です。

本会員カードでは、本人情報の入力に加えて本人確認書類の提出も必要です。一方、家族カードは、本人確認書類の提出不要としているケースが一般的です。ただし、親権者の同意確認は必要なので、忘れないよう注意が必要です。具体的には、電話にて親権者から同意を確認、もしくは親権者による自筆の署名付き同意確認書類を提出します。

同意確認の詳細な方法は、各クレジットカード会社のQ&Aページやカードの紹介ページなどで確認可能です。万が一確認できない場合は、サポートセンターへ問い合わせてみる方法もあります。

2-3.家族カードの発行

家族カードの申込手続きが完了したあとは、カードの発行を待ちます。カードの発行時期は、クレジットカード会社によって変わりますが、1週間~10日程度で届きます。

家族カードのクレジット番号に関しては、本会員カードと異なります。また、カード到着後は、クレジット番号やカードの種類などにミスがないか確認しておくのも大切です。クレジット番号に間違いがある場合、利用できないため注意も必要です。

万が一カード内容が間違っている時は、速やかにサポートセンターへ問い合わせて事情を説明し、再発行手続きを申し込みます。

3.クレジットカードの代替手段

家族カードを作ることができない時は、クレジットカード以外のカードを検討してみてはいかがでしょうか。ショッピングや公共料金などの支払いには、デビットカードやプリペイドでも対応できます。

それでは、クレジットカードの代替手段を確認していきましょう。

3-1.デビットカードを発行

デビットカードは、社会人だけでなく高校生なども申し込むことができます。国際ブランド付きカードとJ-Debit付きカードに分かれていて、どれも各加盟店で利用できるのが特徴です。

クレジットカードとは異なり、カード利用と同時に口座から利用額分を引き落としされます。後払いではありませんので、利用可能枠=預金口座残高といえます。

デビットカードは銀行などで取り扱っており、店頭もしくはインターネット、郵送で手続きを進めることができます。手続きの流れは、一般的に以下の通りです。

  1. 店頭もしくはインターネットなどで申込手続き
  2. 氏名や住所などの記入(入力)
  3. 本人確認書類の提出
  4. デビットカードの発行

申込手続きの際は、氏名や住所、電話番号などといった個人情報を提出します。記入ミスのないよう、丁寧に手続きを進めるのが大切です。

カードの入会審査は、基本的にありません。なお、申込手続きの際は、発行会社指定の口座開設も必要な場合があります。たとえば、セブン銀行でデビットカードを発行する際は、セブン銀行の口座開設も必要です。

年会費は、デビットカードの種類によって異なります。三井住友銀行のSMBCデビットは年会費無料ですが、楽天銀行のシルバーデビットカードは年会費2,200円(税込)がかかります。年会費を抑えたい場合は、年会費無料のデビットカードから比較検討してみるのも大切です。

デビットカードは、利用可能枠を抑えながら慎重に利用したい方や銀行口座開設も検討している高校生などにメリットのあるカードといえます。

3-2.プリペイドカードを発行

チャージ型のプリペイドカードは、カードへチャージした金額まで利用できるのが特徴です。高校生でも発行することができ、基本的に年会費無料で利用できます。ただし、発行手数料のかかるプリペイドカードもあるので、各発行会社のサイトから発行手数料や年会費の有無を確認しておくのが基本です。

申込手続きは、一般的にインターネットで行います。まず、発行会社のサイトへアクセスし、発行手続きの画面へ移動します。続いて、メールアドレス、登録者の氏名や住所などといった個人情報を入力すると手続き完了です。

申込手続きから1週間~10日程度で、プリペイドカードが届きます。デビットカードと同様に入会審査はありませんので、クレジットカードよりも比較的発行しやすいといえます。

そして、プリペイドカードには、以下の種類があります。

国際ブランド付きカード VISAなどの国際ブランドが付いたプリペイドカード
・国際ブランド加盟店で利用できる
・チャージ金額をATMで引き出すことができる
交通系プリペイドカード SuicaやPASMOなど、公共交通機関の発行するプリペイドカード
・加盟店や公共交通機関で利用できる
流通系プリペイドカード WAONやnanacoといった流通系企業が発行しているプリペイドカード
・主にスーパーやコンビニなどで利用できる

各種類のプリペイドカードには、ポイント特典を活用できるタイプもあります。たとえば、流通系プリペイドカードは、加盟店のスーパーで利用するとポイントを獲得できます。

他にも交通系プリペイドカードは、バスや電車、地下鉄を利用している高校生にとって利用しやすさという点でメリットがあります。

そして、国際ブランド付きプリペイドカードは、加盟店数の多さといった点でもメリットのあるカードといえます。

4.高校生を卒業した後はクレジットカードを申し込むことが可能

高校卒業後は、クレジットカードを発行できますが、必ずしも全てのカード会社に申し込めるわけではありません。クレジットカードの特徴を理解した上で、今後のカード利用について考えるのが大切です。

それでは、高校卒業後のカード利用について押さえておくべきポイントを紹介します。

4-1.高校生を除く18歳以上を対象にしたクレジットカードが多い

クレジットカードの多くは、高校生を除く18歳以上であれば本会員カードを申し込むことができます。つまり高校卒業後に就職予定の方は、18歳や19歳でクレジットカードを利用できる可能性もあります。
以下に高校生を除く18歳以上も申込可能のクレジットカードを、いくつか紹介します。

クレジットカードの申込条件は、基本的に各発行会社のサイト内で確認できます。ただし、中には申込条件について詳細に明記していないサイトもあるので、注意が必要です。

他には、26歳以上の安定した収入源を持っている方を対象にしたクレジットカードがあるので、発行会社のサイトや問い合わせで年齢条件を確認してみるのも大切です。

4-2.学生向けカードは大学生などを対象

学生向けカードは、高校生を除く学生を対象にしたクレジットカードです。主に18歳以上の大学生や専門学校生、高専生(4年、5年)などを対象にしているのが特徴的です。

たとえばJALカード naviは、18歳以上30歳未満の学生「大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生」のみ利用できるクレジットカードです。

他にも三井住友カード デビュープラス(学生)は、満18歳~25歳までの学生が利用可能です。専門学校生に関しては、「研究生、聴講生、科目履修生、語学学校生、予備学校生、認可校の専門学校生」と定められています。

高等専門学校に通っている高校4年生や5年生や大学進学予定の方などは、学生向けカードも比較検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

高校生は、原則クレジットカードを発行できません。ただし、海外留学目的の発行を認めている家族カードは、高校生も発行できる可能性があります。また、現在高専4、5年生であれば、学生向けカードを申し込める場合もあります。

キャッシュレス決済でショッピングしたい高校生や大学進学予定の方などは、クレジットカードの家族カードやデビットカード、プリペイドカードも検討してみてはいかがでしょうか。

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菊地 祥

菊地 祥

FP3級技能士、投資信託4年目、株式投資8年目。2018年からフリーランスとしてwebライティングやメディア運営を行っています。また、webライターとしては株式投資や投資信託などをやさしく解説。