学生がクレジットカードを持つメリットや注意点は?審査や学生向けカードの紹介も

クレジットカードは実店舗やオンラインショップでの買い物、公共料金などの支払いにも利用できる便利な決済手段です。ポイント還元などの様々な特典も用意されており、学生の方もクレジットカードを身近な決済手段として選択する場面が増えています。

そこでこの記事では、学生の方がクレジットカードを持つメリット・デメリット、注意点、学生の方に向いたカードについて詳しくご紹介します。クレジットカードの申し込みを考えている方や、すでにカードを持っている方も参考にしてみてください。

※記事内の情報は2021年1月時点のものです。最新情報についてはご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。

目次

  1. クレジットカードの特徴
    1-1.支払いを後払いにできる
    1-2.様々なサービス・特典がある
  2. 学生がクレジットカードを持つメリット
    2-1.利用特典がある
    2-2.生活が便利になる
    2-3.留学や海外旅行の際にも使える
  3. 学生がクレジットカードを持つデメリット・注意点
    3-1.計画的な利用が大切
    3-2.支払方法によっては手数料がかかる
    3-3.審査
    3-4.限度額とキャッシング枠
  4. 学生に向いたクレジットカード
    4-1.楽天カード アカデミー
    4-2.JCB CARD W
    4-3.三井住友カード デビュープラス(学生)
  5. まとめ

1 クレジットカードの特徴

クレジットカードとは、カードを持っている人の信用を基に買い物した代金などを後払いにできる決済手段です。デパート、家電量販店、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの実店舗での買い物だけでなく、オンラインショッピングや電気・水道・ガス料金などの公共料金の支払いにも利用でき、税金などもクレジットカードで払うことが可能です。

このように様々な支払い手段として活用できるクレジットカードの特徴は以下の2点です。

1-1 支払いを後払いにできる

クレジットカードで買い物代金やサービスを受けた料金を支払う場合、利用者が実際にお金を払うタイミングはカード会社が定めた支払日です。通常、クレジットカードは締め日や支払日などの条件が定められており、締め日までに利用した金額を支払日に銀行口座からの引き落としなどによって支払う仕組みとなっています。

例えば、「月末締めの翌月25日払い」という条件のカードでは、該当月の1日から月末までに利用したカード代金を翌月の25日にまとめて支払います。これによって多額の現金を持ち歩かなくても突発的な支払いなどにも対応することができます。

しかし、カードを利用した日から実際に利用者が代金を支払うまでの時差が発生するため、クレジットカードの発行会社は、利用者が後払いとなる代金を支払う能力(信用力)があるかどうかを事前に調査します。これがカード審査と呼ばれるものです。

カード会社は申請者に対して審査を行うことで、「支払い能力があるか?」「いくらまでなら支払えるか?」などを見極め、利用者ごとにカードの利用限度額などを決定しています。

1-2 様々なサービス・特典がある

クレジットカードはカードの利用や保有によって様々な特典が用意されている点も特徴の一つです。最もポピュラーな特典はカードの利用額に応じてポイントやマイルが貯まるなどの内容で、これらの特典を利用することで普段の買い物代金や公共料金などの支払が便利になります。

クレジットカードによってはカードを提示するだけで割引が受けられるサービスなどもあり、現金などの他の決済手段と比べてお得に買い物やサービスの利用をすることも可能です。

また、付帯サービスとして海外旅行傷害保険やショッピング保険などが利用できるクレジットカードもあり、旅行やショッピングのトラブルに備えながらクレジットカードを利用できる点も大きな特徴となっています。

最近は学生のうちからクレジットカードを持つ方も多くなっており、日本クレジット協会の調査では、大学生のうち6割以上がクレジットカードを持っていると回答しています。そのうちの約8割の方が家族名義の家族カードではなく自分名義のクレジットカードを持っていると回答しています。

学生生活でクレジットカードが必要になる場面も増えており、「現金がなくても買い物できる」「オンラインショップでの決済が簡単」「海外旅行の際に必要」「ポイントや割引制度がお得」などがクレジットカードを持つ理由となっています。

2 学生がクレジットカードを持つメリット

では、学生の方がクレジットカードを持つメリットについて詳しく見ていきましょう。

2-1 利用特典がある

社会人の申し込むクレジットカードは入会時やカードの利用などによって様々な特典が設けられていますが、学生や若年層の方を対象に発行されるクレジットカードも同様に多くの特典が用意されています。

特典内容はクレジットカード会社によっても異なりますが、学生の間、年会費無料になるタイプは学生専用カードのみの特典です。他にも、カードの申し込みをするとポイントや商品券を貰えるものや、カード発行後に初めて利用することでポイントやマイルを貰えるなどの特典もあり、クレジットカードの申し込みや利用によってお得に買い物などをすることもできます。

2-2 生活が便利になる

クレジットカードは色々な場面で決済に利用することができます。例えば、毎月発生する携帯料金や電気・水道などの公共料金は、コンビニや郵便局などに支払いに行く必要がなく、ポイントを貯めながらカードの自動引き落としで支払うことが可能です。

オンラインショッピングでは、クレジットカードの即時決済を利用できるようになり、振り込みに行く手間が省けるだけでなく、振り込み確認などを待たずに商品を発送して貰える点などもメリットです。

2-3 留学や海外旅行の際も使える

留学や海外旅行などで海外に滞在する場合、クレジットカードがあると買い物なども便利になります。現地で使う通貨を持ち歩くと盗難や紛失などのリスクを伴いますが、海外でも広く利用できるVISAやMASTERなどのブランドのクレジットカードを1枚持っていれば、必要最低限の現金を持ち歩くだけで済みます。

また、海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードでは、現地で病気やケガをしたときの費用などを補償してもらうこともできます。

3 学生がクレジットカードを持つデメリット・注意点

クレジットカードを持つことによって多くのメリットもありますが、同様にデメリットもある点には注意が必要です。特に学生の場合、社会人と違って大きな買い物などを経験する機会も少なく、クレジットカードの計画的な利用ができないと支払いに困る可能性もあります。

3-1 計画的な利用が大切

クレジットカードの特徴は買い物などの代金が全て後払いとなる点です。そのため、現金を持っていなくても買い物をすることができますが、最終的にはクレジットカードの支払日には支払うための現金が必要になります。そのため、計画的に利用しないと支払日が来るたびにお金に困ることになるため、注意が必要です。

また、支払日に引き落とし口座のお金が足りなかった場合には、速やかに入金を行って引き落としが行われるようにしなければ、信用情報に傷がつく可能性もあります。その場合、賃貸住宅の入居審査に落ちたり、将来住宅ローンなどの融資審査に落ちたりするリスクが高まるため、支払いが滞らないように管理をしなければなりません。

3-2 支払方法によっては手数料がかかる

クレジットカードには様々な支払い方法があり、高額な買い物でも分割してカード利用代金を支払うことができます。

ただし、1回払い(一括払い)と2回払い(注)以外の支払い方法は原則分割手数料がかかる点はデメリットです。特に、毎月カードの利用残高に応じて定額を支払うリボ払いなどはお金に余裕のない学生の方にとっては便利な一方、毎月利用残高に応じた手数料を支払わなければならないため、手数料を含めた支払い総額が増えることになります。

3-3 審査

学生の方がクレジットカードを申し込む場合にも審査が行われます。申し込みの際は学校名や卒業予定年月、住所、電話番号、年収などの記載が必要です。また、未成年者の方などは申し込みの際に親権者の同意が必要になることもあります。

そのため、事前にクレジットカードを申し込むことをご両親などに伝えておかなければ手続きが進まないこともあるため注意が必要です。

さらに、過去にクレジットカードの支払いに遅れたことや携帯電話料金の未納などがあると審査が通らない場合もあります。

3-4 限度額とキャッシング枠

クレジットカードの審査に通過すると利用限度額が定められることが通常です。学生カードの場合、月額10万円〜30万円ほどで設定されることが多く、申し込みをしたばかりの段階では10万円などの低い限度額となる可能性があります。

また、クレジットカードには買い物などで利用できるショッピング枠とは別にキャッシング枠という直接お金を借りることのできる機能がついているカードもあります。なお、キャッシング枠を利用してお金を借りると金利手数料もかかります。

最初からキャッシング利用枠を0円としてクレジットカードを申し込むことも可能なので、キャッシング機能を必要としない場合、キャッシング枠を設けないなどの工夫も大切です。

4 学生に向いたクレジットカード

学生の方がクレジットカードを選ぶ場合、よく利用する店舗やサービス、特典内容などを確認し、ご自身の目的に合ったカードを選択することが重要です。学生が利用するのに便利なクレジットカードは以下の通りです。

4-1 楽天カード アカデミー

楽天カード アカデミーは楽天市場などを運営する楽天グループが発行している学生カードです。18歳以上28歳未満の方が申し込めるカードで、利用額の1%がポイントとして還元されます。毎週水曜日に楽天市場を利用するとポイントが10倍付与されるお得な特典や、入会特典として最大5,555円相当のポイントが貰えるキャンペーンを常時開催しています。

海外旅行傷害保険も付帯されており、カードで支払った旅行代金について補償を受けることが可能です。なお、年会費は永年無料で、卒業後は自動的に楽天カードへと切り替わりポイントなどもそのまま引き継ぐことができます。

4-2 JCB CARD W

JCB CARD Wは大手クレジットカード会社のJCBが発行する18歳〜39歳までの方が申し込めるカードで、39歳までに申し込みをするとその後の年会費は一切かかりません。

通常のJCBカードはポイント還元率が0.5%となっていますが、このカードは常に2倍の1%が還元されるため、通常のJCBカードよりも還元率の高いカードです。セブンイレブンやスターバックス、Amazonなど普段から利用する機会の多い店舗でポイントが更に2倍となるため、これらの店舗を利用する場合はさらに貯まりやすくなります。

海外旅行傷害保険も旅行代金をカード決済などで支払うと2,000万円まで補償されるため、海外旅行の際などに持っていくのにも向いたクレジットカードです。

4-3 三井住友カード デビュープラス(学生)

三井住友カード デビュープラス(学生)はメガバンクの三井住友銀行を筆頭とする三井住友フィナンシャルグループが発行している18歳〜25歳までの学生の方が申し込めるクレジットカードです。初年度の年会費は無料で2年目以降は税込1,375円となっていますが、年に1回カードを利用するだけで無料になります。

ポイント還元率は1%で、利用する機会の多いセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ3社とマクドナルドでポイントが更に2%加算される実用性の高いカードです。

海外旅行傷害保険はついていませんが、ショッピング保険なども付帯されており、大手金融機関の充実したサービスを期待できるクレジットカードとなっています。

5 まとめ

学生がクレジットカードを持つメリットや注意点などについてご紹介しました。学生の方がクレジットカードを選ぶ際は、どのような場面で利用するかを検討し、目的や用途に合ったカードを選択することが大切です。メリットや注意点なども踏まえた上で、ご自身に最も合ったクレジットカードを選んでみてください。

The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 クレジットカードチーム

HEDGE GUIDE 編集部 クレジットカードチーム

HEDGE GUIDEでは、クレジットカードに関する最新ニュース、クレジットカード選びに役立つ知識や、各カードのポイント還元率・年会費・評判、おすすめの活用法などについてわかりやすく解説しています。