楽天証券、生成AI活用のチャットサービス「投資AIアシスタント(β版)」提供開始

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楽天証券株式会社は7月19日、米国OpenAI社の「ChatGPT」を導入したチャットサービス「投資AIアシスタント(β版)」の提供を開始した。9月(予定)までを試験運用として、先着順・利用者上限数限定。1日の利用上限に達し次第、当日のサービス利用は終了となるが、翌日から利用できる。試験運用期間に検証を行い、正式版公開の検討を進めていくという。

投資AIアシスタント(β版)は、楽天証券と楽天グループ株式会社が共同開発した新しいAIチャットサービス。楽天が独自に開発したAIモデル(特許取得済み)に、OpenAI社のChatGPTを組み合わせオリジナルのAIを搭載。AIに質問すると、投資の基礎知識のほか、自身のレベルにあった投資方法や、楽天証券のオウンドメディア「トウシル」で発信しているおすすめの記事などを自動的に表示する。

ChatGPT APIの導入にあたっては、Microsoft Azure上の Azure OpenAI Serviceを利用し、楽天のセキュリティ基準のもとで運用していく。楽天が独自に開発したAIモデルを活用し、より高いレベルでの情報の正確性の担保と、顧客情報の安全性を確保する。

楽天証券はこれまでも原則24時間AIが自動応答する「AIチャット」やAI技術を搭載したFAQサイトの提供などを行ってきた。「日経平均株価指数が3万円を超え、円安の状況も続く中、新NISA制度を活用した資産づくりについても注目が高まるなど、投資を始める人が増加している」(同社)中、学びや生成AIを活用したチャットをサービスメニューに加えることで、顧客満足度の向上を図る。同社によると、生成AIを活用した顧客向けサービスの提供は、業界で初めて。

チャットの利用は①「投資AIアシスタント(β版)」利用規約および利用にあたっての注意事項に了承し、「利用開始」ボタンをクリックし、チャット画面を開く②チャット入力画面に、「初心者におすすめの投資方法は?」「新NISAで何を買う?」など、投資に関する質問や「NISAの始め方を教えて」など、楽天証券の使い方に関する質問を入力③質問を入力すると、AIが回答文を生成する④新しい質問をする場合は、「はじめから」ボタンをクリックして新しい質問を入力する。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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