マネックス証券株式会社は9月21日から米国株国内店頭取引のサービスを開始する。国内店頭取引は、現地の証券取引所へ注文を取り次ぐ「委託取引」とは異なり、 同社が相手方となり売買を成立させる取引。これまでの米国株取引は、米国現地取引時間に取引をする委託取引のみを提供していたが、米国株国内店頭取引では、日本時間の日中(正午~午後5時予定)は時差を気にせず米国株式の取引が行える。
例えば、月曜日の現地市場の取引開始前に週末のニュースを見て取引をするなど、取引の幅が広がり、取引するために夜間まで待つといったことなく取引が可能だ。
マネックス証券が提示する価格で注文すれば、原則として即時に約定が成立する。取扱銘柄はNYダウ30工業株指数構成銘柄やETFなどを中心に、開始時点では30銘柄。随時追加、入れ替えを行っていく。 価格はウェブ画面上で表示され、同社の他のサービス同様、インターネットで取引が可能。米国株国内店頭取引のサービス提供は主要ネット証券で初めて。
同社は米国を拠点とするグループ会社で金融商品取引業のTradeStation Group, Inc.(トレードステーショングループ)と連携し、関連サービスを拡充してきた。2019年7月には業界に先駆けて最低取引手数料を引き下げている。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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