松井証券株式会社はスマートフォン向け株式取引用アプリ「松井証券 株アプリ」で、5月15日「貸株サービス」の機能を追加した。スマートフォンでいつでも手軽に保有株式の貸株設定ができるようになる。構築は金融ITソーリューションサービスのシンプレクス株式会社。
同アプリは今年3月に提供開始。松井証券に口座を持っていればアプリをダウンロードするだけで各種機能をすべて無料で利用できる。特徴は①「マイページ」で資産状況や市況など、すぐに知りたい情報を一目で確認②「銘柄検索」では株主優待やテーマなど多彩な切り口を提供③「銘柄情報」が充実、サマリー・チャート・株価分析・決算情報などをスムーズに確認できる④「市況」で指数・為替、ランキング、ニュースの情報をまとめてチェック⑤「シンプル注文」でスピーディーな発注、「詳細注文」で高機能な取引を実現⑥「株価ボード」を使えば最大2500銘柄をお気に入り登録可能⑦貸株サービス対象銘柄や貸出状況をチェックできる――といった機能だ。
このうち、株価ボードは1グループ50銘柄×50グループの銘柄登録が可能。インポート機能・エクスポート機能により、松井証券の他の取引ツールからの銘柄移行や、登録銘柄のバックアップもできる。
証券会社各社がアプリ開発に注力する中、松井証券は「シンプルで操作しやすい画面に銘柄検索機能や銘柄情報を拡充し、情報収集から取引まで、このアプリ一つで完結できる」とうたう。口座がなくても一部の画面・情報を閲覧できる。
シンプレクス社は同アプリ開発において、Webとネイティブ、双方の利点を活かしたクラウドベースのハイブリッドアプリとして構築した。「他システム連携に代表されるオープンイノベーションへの対応や開発期間の短縮に寄与するWebと、発注機能やチャート画面において優れた操作性を実現するネイティブとを適材適所で組み合わせてクラウド上に構築することで、スピード感のある開発とスマートフォンアプリとしての優れた操作性を両立した」(シンプレクス)という。
ほかに、自動ログインや生体認証の設定や、ネットリンク入金、らくらく振替入金、出金依頼がアプリ上で可能。画面のメインカラーは、ホワイトがメインカラーのライトモードと、黒がメインカラーのダークモードに切り替えができる。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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