1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は11月1日、会社設立から5周年を迎えたことを記念し「数字で振り返るFunds」を公開した。2019年1月からの業績の推移をグラフなどで視覚化している。月次募集額の推移は2021年10月募集額に16.9億円、前年同月比3.25倍に急成長。累積募集額135億円、会員登録数4万4000人超(10月18日現在)となっている。
同社は株式会社クラウドポートとして設立。オンライン貸付投資サービスFundsは2019年に提供開始。個人が1円から企業への貸付投資ができるプラットフォームとして、これまで上場企業を中心とした47社が組成する139のファンドを募集、分配遅延・貸し倒れは0件(2021年10月末日現在)。
今年も、福岡銀行に貸付、地方創生ができるファンドを公開(6月)、ESG評価付きの貸付ファンドの取扱い開始準備(8月)、三菱UFJ銀行と資産形成総合サポートサービス「Money Canvas」の連携準備(9月)など、国内初(同社調べ)の取り組みで注目された。
ラインナップされているファンドの利回りは1~3%台が中心。また、ファンド募集時に予定利回り・運用期間が決められた金融商品なので、直接相場の影響をうけず、安定的に資産形成をしていきたい層に寄り添ったミドルリスク・ミドルリターンな商品設計。資金調達を行う企業は、いずれも同社の定めた財務状況や事業計画などについての審査を通過した企業に限定される。
昨年から「Funds優待」を投資家に付与し、割引サービスや投資家限定の試食イベントなどを開催。投資家との関係構築の取り組みを「FinCommunity Marketing(フィンコミュニティマーケティング)」と呼び、「個人投資家と企業がお金を介して相互理解を深めていく新しいつながりの場」を創出、新しい価値を生み出していくとしている。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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