株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」に、“香り”でマーケティングやブランディングを支援するプロジェクトが登場する。発行者は、アロマの香りを用いたBtoBサービス「AUSCENT CLAN(オウセントクラン)を展開する株式会社リーモ・トロージェン。目標募集金額1200万円、上限応募額5千万円。申し込み期間は10月6日午前9時~10月8日。
オウセントクランは香りを使って企業のブランド戦略の実践をサポートするサービス。香りを用いて顧客にブランドイメージや価値を提供する「セントマーケティング」と、100%天然アロマが持つ天然由来の薬理効果を掛け合わせ、香りにもとづいた企業のブランディング構築や、リピーター獲得に活用することを実現するとしている。
セントマーケティングは、香りによって顧客に自社のブランドイメージや価値を提供する手法で、同社は定額制で提供する。100%天然のエッセンシャルオイル(精油)を、社内の調香師がブレンド。精油のセレクト、調香、クオリティコントロール、提供までを一貫して内製化しているのが特徴。
合成香料は香りが強く、化学物質のため体内に蓄積される危険性やアレルギー症状などが危惧される。天然精油なら「香害」の心配もなく、また薬理作用を活用し、「室内の汗の臭いを消したい」「従業員がリラックスできるように」など、BtoB領域のニーズに広く活用できる。
現在はパナソニック福岡ショールーム、Balcom BMWなど、約150社が導入。天然アロマの薬理作用を使い、子どもの知性と感性を育むことを目的として、キッズパーク「PuChu!(プチュウ)」(横浜市)に導入されるなど、用途は広がっている。
また、同社は3年前から「バースデイアロマ」という誕生日の贈り物を目的としたアロマの通販サービスを個人向けに行っており、自社ブレンドの100%天然の精油は評価が高い。「個人向け通販で培った顧客基盤に適用させ、より一層の天然志向ユーザーへの自社商品の浸透、シェア拡大が見込める」としている。
今年7月から香りを拡散させる「ディフューザー」の無料配布サービスを開始し、全国規模で認知度向上を図っている。使用する天然精油は、現在まで約140種類。仕入れは全て、オーストラリアの商社経由で多品種小ロットで行い、安定した仕入れが可能。ディフューザーの製造は中国・深センの工場と提携して安定供給できる体制も強み。2018年4月以降、契約件数150件中2件で、解約率は1.3%を誇る。2020年には一般家庭向けのBtoC向けサービスをローンチする計画だ。
今回、リーモ・トロージェン社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の23億4213万円(2019年10月4日現在)。
投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。
応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。
審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。
ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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