AIスマートディスプレイ開発のiXOS、FUNDINNOで資金調達。2/2募集開始

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インテリジェントAIスマートディスプレイの開発・製造を手掛けるiXOS(イーコス)株式会社は2月2日、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」で投資申込受付を開始する。募集期間は2月4日まで、目標募集額1500万円、上限応募額4000万円(1口 10万、1人 5口まで)。ディスプレイ付きスマートスピーカー「スマコン」の市場投入と認知拡大を目指す。

同社は音響機器メーカーのアイワ株式会社、ソフト開発の株式会社クナイ、通信技術のCubic Micro株式会社が「世界に通用する未来型デバイス」の開発のため2018年に設立したベンチャー企業。同社が開発したディスプレイ付きスマートスピーカー「Smart-Com(スマコン)」初の製品化となるBGMディスプレイスピーカーが、今年3月に大手音楽会社、4月にアイワにOEM供給を開始する。

スマコンの最大の特徴はBtoB向けにセミカスタマイズできる点。例えば、アイワが開拓を見込む医療・介護市場では、動体監視や呼吸監視機能の付加や、警備会社との連携による火災、ガス、不審者等のアラーム機能や、高齢者のアルツハイマー予防につながる「声掛け機能」の付加などを候補に挙げる。

今後は5Gの普及を踏まえた通信環境を整え、様々な製品、サービス、スマートフォンと連携し、最終的にはAI を搭載した次世代版「AIスマコン」を開発し、さらに、様々なコンテンツやサービスとの連携を行うことで課金モデルやSaaSモデルの導入を目指す。

募集にあたり、中島幸一社長は、海外での勤務や起業経験から「世界のモノ作りの開発競争力において、日本が衰退している」と警鐘を鳴らす。「バブル崩壊後は低コストな生産大国の台頭や、グローバル化の中で世界的な開発競争に対応できず、海外製品にシェアを奪われている。

インターネットやITが社会基盤になっていなかった時代の発想から脱却できていない」と日本のモノづくりの弱点を指摘し、「モノ作り系企業が持続的に成長していくためには、通信や組み込みなどの先端技術の知見や市場開発に長けた企業連携が欠かせない」と訴える。

スマートスピーカーの開発・普及で後れを取る日本だが、同社はOEM供給に徹し、市場の動向をにらみながらAI機能の付加などアップデートに備え、国内外でシェア獲得を目指す。2021年にAIを搭載したスマコンを開発し海外展開を開始、22年にスマコン向けにコンテンツを作成、サービス事業にマネタイズを拡大させ、25年7月以降に売上を約9.7億円まで伸ばし、その後IPOを目指す計画だ。目標募集額以上で約定を迎えた場合、今年度中にエンジェル税制優遇措置Aの申請を予定している。

今回、イーコス社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の27億9216万円(2020年1月現在)。

投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。

応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。

審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。

ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。

現在、ファンディーノでは、1月27日~2月29日まで新春キャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着1000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。アカウントのアクティベート期限は2020年3月31日まで有効。ギフト券は4月上旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。

FUNDINNO・新春キャンペーン

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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