株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」を運営する株式会社日本クラウドキャピタルは1月13日、ファンディーノの登録ユーザー数が2万人を超えたと発表した。サービス提供開始(2017年4月)から2年8ヶ月での達成。
また、ベンチャー企業への投資者に税制上の優遇を行う「エンジェル税制」で、全国の申請数の68%がファンディーノを利用していることも公表。ユーザーがエンジェル税制の普及をけん引している実態を示した。
ファンディーノは日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォーム。1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資が可能で、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。株主としての配当はもちろん、未来あるベンチャー企業の事業成長を一緒に確認できるのも新しい投資体験だ。
また、利回り・返礼などの具体的内容ではなく、企業価値の上昇による利益を長期的に狙えるのも、他のサービスと一線を画している。2万人突破にあたり、同社は「『誰もが起業できる世界を創りたい』をビジョンに掲げ、引き続き投資家とスタートアップ企業のマッチングに邁進していく」としている。
また、エンジェル税制については、スタートアップに投資した個人が税制の優遇を受けられるよう、経済産業省と財務省が制度の拡充を2020年度の税制改正大綱に盛り込んだことを受け、「個人がエンジェル投資をより一層行いやすくなる環境が整うことで、ベンチャー企業に必要なリスクマネーが供給されることが期待される。2020年は『エンジェル投資元年』となる」と期待を寄せた。
そのうえで「日本でのベンチャー企業への投資は、世界と比べると大変小さな規模。資金の欠如により革新的な技術やアイディアを持つベンチャー企業が埋没していく状況では、我々は世界から取り残されてしまう。だれもチャレンジすることができて、だれもが企業を応援できる世界を創り、日本から世界時価総額上位に入る企業が輩出される土壌を創出していく」と、ファンディーノのミッションを力強く打ち出した。
【関連サイト】FUNDINNO(ファンディーノ)
【関連ページ】ファンディーノの評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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